Unreal EngineからUnity/Godotへシーン全体を転送するためのプラグイン「Cross Engine Optimizer (CEO)」

プラグイン

Leartes Studiosより、Unreal Engine 5のシーン全体をUnityおよびGodotへ直接転送することを可能にする高度なエディタプラグイン「Cross Engine Optimizer (CEO)」が発表され、オープンベータ版として提供が開始されました。

Cross Engine Optimizer (CEO)とは

Cross Engine Optimizer (CEO)は、ジオメトリ、テクスチャ、マテリアル、トランスフォーム(変換情報)、ランドスケープ(地形)データ、フォリッジ(植生)、カメラ、ライトなど、変換パイプライン全体を自動的に処理してくれるプラグインです。

これまで手作業で行っていたアセットの移行、座標の修正、マテリアルの再構築といった膨大な手間を省き、数日かかっていた作業を数分で完了させることができます。変換されたデータはUnityやGodotのプロジェクトとして直接開くことができる構造化されたフォルダに出力されます。

Cross Engine Optimizer – CEO Tool (Unreal to Unity & Godot) | Official Trailer

こんな方におすすめです

  • アセットクリエイター: Unreal Engineで一度環境を構築すれば、CEOを使って数分でUnityやGodot向けのパッケージを作成でき、複数のマーケットプレイスでの収益機会を拡大できます。
  • インディー開発者: データ入力やアセットの移行設定にかかる数週間分の手作業を省略し、ゲーム自体の制作に時間を集中させることができます。
  • ゲームスタジオ: 開発途中の予期せぬエンジンの変更など、不測の事態に備えられます。特定のエンジンへの「ロックイン」を防ぎ、パイプラインの将来性を確保します。

主な機能

CEOは単なるファイル形式の変換ツールではなく、移行先でのパフォーマンスや使い勝手を考慮した「最適化」が行われる点が特徴です。

エンジンに依存しない単一のハブ

Unreal Engine のインターフェースから、Unity(URP・HDRP・Built‑in)や Godot(3.x/4.x)へ直接エクスポートできるようになり、プロジェクトに応じて複数のエンジンを柔軟に使い分けられます。

Naniteのフォールバック最適化

数百万ポリゴン規模の Nanite メッシュをそのままエクスポートして移行先エンジンがクラッシュするのを防ぐため、CEO は Nanite メッシュからフォールバック用の粗い LOD を自動生成します。これにより、パフォーマンスを維持したまま安全に移行できます。

パフォーマンスを維持したFoliage(植生)の変換

Unreal Engine の「InstancedFoliageActor」と同様に、ターゲットエンジン側でもフォリッジを GPU インスタンス化されたグループとして配置します。これにより、密度の高い森のようなシーンでも描画負荷を抑えたまま再現できます。

編集可能なランドスケープ(地形)の生成

地形を扱いづらいスタティックメッシュとして書き出すのではなく、正確なハイトマップをエクスポートし、Unity や Godot 上で編集可能な Terrain として自動的に再構築します。これにより、移行後も地形をそのまま調整できます。

座標系の自動変換

Unreal Engine の左手座標系(Z‑up)を、Unity や Godot が採用する Y‑up 座標系へ自動的に変換し、スケルトンやアニメーション、カメラの回転なども調整なしでそのまま正しく動作します。

マテリアルとレンダーパイプラインのスマートマッピング

PBR パラメータを自動的に変換し、移行先で選択したレンダーパイプライン(URP/HDRP/Standard など)に最適化されたネイティブのマテリアルアセットを生成します。

今後のロードマップ

開発元はユーザーのレビューや要望に基づいてツールをアップデートしていく計画を発表しています。なお、ツールの価格はアップデートが行われるごとに上昇する予定とのことです。

開発元はユーザーのレビューや要望に基づいてツールをアップデートしていく計画を発表しています。なお、ツールの価格はアップデートが行われるごとに上昇する予定とのことです。

  • Milestone 05Project Cleaner: 未使用のアセットを自動的に削除し、エクスポート容量を軽量化します。
  • Milestone 10Material Baking: 複雑なマルチレイヤーマテリアルのエクスポートをサポートします。
  • Milestone 15Live Preview: ターゲットエンジンにおけるシーンの状態を素早く確認できるプレビュー機能を実装します。
  • Milestone 20World Partition: 大規模なオープンワールドシーンの移行を完全にサポートします。
  • Milestone 25Cinematic Bridge: UnrealのSequencerデータをUnityのTimelineへエクスポート可能にします。

提供ストアとローンチセール情報

CEOは現在、Cosmos、Fab、Unity Asset Storeにてオープンベータ版が販売されています。

※現在macOS対応は開発中であり、今後のリリースで利用可能になる予定とのことです。

現在リリースを記念して、Cosmosで30%オフ、Unity Asset Storeで50%オフのローンチセールが実施中です。

※ Cosmosのアカウント作成はこちらから行えます。

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