Maxon One 2025年6月アップデートがリリース!Cinema 4Dの液体シミュレーション、Maxon Studioの作成ページの追加などなど

CGソフト

2025年6月18日(現地時間) – Maxon は、Cinema 4D、Redshift、Red Giantの新機能を含むMaxon One製品群の2025年6月アップデートをリリースしました。

ここでは、各ソフトウェアのアップデートの概要をまとめて紹介したいと思います。

Maxon One 2025年6月アップデートまとめ

Cinema 4D

Cinema 4D 2025.3では、統合シミュレーションシステム内に完全に統合された新しい液体シミュレーション、UDIMワークフローを完全サポートしたUVツールの強化、AIを活用した革新的なアセット検索機能、そして高品質な3D植物モデル「Laubwerk」のネイティブ統合などの新機能が追加されました。

⭐新機能ハイライト

  • 新しい液体シミュレーション:GPU上で実行されるパワフルな液体シミュレーションが搭載されました。Liquid Fill Emitter、Liquify Modifier、Liquid Meshといった専用コンポーネントにより、水や溶岩など様々な液体を効率的に生成し、他のシミュレーション要素とリアルに相互作用させることが可能です。
  • 進化したUVツールとUDIMワークフロー :UDIMワークフローが完全にサポートされ、業界標準のパイプラインに対応しました。UVエディタの機能が大幅に向上し、強化されたUVパッキング、テクセル密度ツールセットなど、テクスチャリング作業を効率化するツールが多数追加されています。
  • AI検索とアセットブラウザの強化:アセットブラウザにAIを活用した検索機能が搭載されました。キーワードだけでなく、アセットのプレビュー画像をAIが視覚的に認識して検索するため、より直感的で効果的なアセット発見が可能になります。この処理はすべてローカルで完結し、プライバシーも保護されます。
  • Laubwerkのネイティブ統合:高品質な3D植物モデルで知られるLaubwerkが、パラメトリックな「Plantオブジェクト」としてネイティブに統合されました。Maxonカプセルライブラリに追加された豊富なライブラリから、樹齢や季節を調整可能なリアルな植生をすぐに利用できます。

より詳しい情報は以下の記事をご覧ください。

RedGiant

Red Giant 2025.5.0では、Maxon Studioに新機能「作成(Create)」ページが追加され、ユーザーが自身のAfter Effectsプロジェクトを再利用可能な「Capsule」として保存・共有できるようになりました。これにより、ワークフローの劇的な効率化が図れます。また、すべてのプラグインがブラジルポルトガル語に完全対応しました。

⭐新機能ハイライト

  • 「作成(Create)」ページの登場:Maxon Studioに新しく追加された機能で、ユーザーがAfter Effectsプロジェクトから独自のCapsuleを作成、管理、共有できるようになります。
  • ブラジルポルトガル語のフルサポート:すべてのRed Giantプラグインがブラジルポルトガル語に完全対応しました。

より詳しい情報は以下の記事をご覧ください。

Red Giant 2025.5 がリリース!Maxon Studioに独自のテンプレートを作成できる「作成(Create)」ページが追加!
2025年6月18日(現地時間) - Maxon は、Cinema 4D、Redshift、Red Giantの新機能を含むMaxon One製品群の2025...

Redshift

Redshift 2025.5では、NVIDIAの最新GPU「Blackwell」への対応、標準ボリュームの品質向上、USDZサポートなど、パフォーマンスとレンダリング品質を向上させる機能が多数追加されました。Cinema 4Dも連携が強化され、ビューポート上でのUDIMプレビューやマテリアル表現が改善されています。

⭐新機能ハイライト

  • NVIDIA Blackwell GPUへの正式対応:NVIDIAの最新世代GPUアーキテクチャ「Blackwell」に正式対応し、最新ハードウェアの性能を最大限に活用してレンダリング時間を劇的に短縮します。
  • 標準ボリュームの品質向上:高密度の雲や煙などをアーティファクトなくレンダリングできるようになり、VFX制作における表現力が向上しました。
  • よりシンプルなアンビエントオクルージョンAOV:新しいAO AOVを有効にするだけで、レンダリング結果に簡単かつ迅速に深みと立体感を加えることができます。
  • USDZサポートによるパフォーマンス向上:Houdini/SolarisおよびHydraでUSDZ形式をプロシージャルとしてサポート。読み込み時間を短縮し、ARコンテンツ制作などUSDエコシステムとの連携をスムーズにします。
  • Cinema 4Dでのワークフロー大幅改善:ヘアーのプロパティサンプリング、ビューポートでのUDIMプレビュー、金属的な質感の表現などが強化され、C4D内での作業効率が大きく向上しました。
  • BlenderのPointCloudオブジェクト対応:Blenderのジオメトリノードで作成されたPointCloudオブジェクトをネイティブにレンダリング可能になりました。

より詳しい情報は以下の記事をご覧ください。

Redshift 2025.5 がリリース!NVIDIA Blackwell GPU対応、UDIMプレビュー、BlenderのPointCloudオブジェクトサポートなど
2025年6月18日(現地時間) - Maxon は、Cinema 4D、Redshift、Red Giantの新機能を含むMaxon One製品群の2025...

ZBrush

ZBrush 2025.3 & ZBrush for iPad 2025.4.0がリリースされました。

このアップデートは、ブラジルポルトガル語の言語サポートと小規模な修正点改善が行われています。

修正内容を見る
  • Reconstruct Subdiv が利用できない問題が修正
  • サブツールのマージに関する問題が修正
  • Keyshotがインストールされていない場合に外部レンダリングとしてKeyshotを使用してレンダリングする際の安定性の問題が修正されました。

Cineware

Cineware for Unreal Engine 2025.3がリリースされ、前回リリースで追加されたInterchange経由での「キャラクターアニメーション」のインポートの機能が強化されました。

  • キャラクターに複数のメッシュ(アクセサリーなど)が含まれている場合、インポートされた階層を自動的に検出し、個別のスケルトンに分割する機能が追加されました。
  • タイムゼロのバインドポーズに対応し、複数のバインドポーズを持つジョイントを含むスケルタルメッシュのインポートが可能になりました。

Redshiftを活用した新しい建築ビジュアライゼーションツールが開発中

2025年5月に公開された情報ですが、Maxon は、Cinema 4D と Redshift をベースにした新たなリアルタイム・ビジュアライゼーションツールを公開予定です。このツールは、Vectorworks などの CAD ワークフローとのシームレスな統合により、建築設計からビジュアル表現まで効率化します。

この新ツールは、GPU ベースのリアルタイムプレビュー、スマートなオブジェクト配置、豊富なマテリアル&アセットライブラリを備え、設計者が既存の環境の中で臨場感あふれるウォークスルーや高品質なビジュアルを手軽に実現できるようになります。

主な特長とメリット

  • リアルタイムレンダリングと即時プレビュー:GPU ベースのリアルタイムレイトレーシングにより、設計中でも直感的にビジュアルを確認・調整可能。
  • ネイティブ統合された使いやすい UI:Vectorworks に完全統合されたプラグインにより、単一環境での設計とビジュアライゼーションが実現。
  • 映画クオリティのビジュアル:Maxon の映画・VFX 制作向けレンダリング技術を建築向けに最適化。
  • ワンクリックで Cinema 4D にエクスポート:高度なライティング、シミュレーション、プロシージャルアニメーションに拡張可能。
  • クロスプラットフォーム対応:Mac / Windows 両方でフルサポート、環境を問わず利用可能。
  • アセットライブラリとスマート配置:建築リアリズムを高める豊富なマテリアル・オブジェクトと、効率的な配置支援機能を搭載。
Visualization for Architects powered by Redshift

価格とシステム要件

MAXON ONEでは、Cinema 4D 、Redshift 、ZBrush、RedGiant、 Forger などMaxonの製品が全て利用できます。

価格はサブスクリプションで29,480円/月または220,660円/年となります。それぞれの製品は個別にも購入可能です。

最新の価格の確認はこちらから

まもなく終了ですがセールが開催中(国内代理店含む)です。


Maxon 公式ウェブサイトへ

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