2026年4月16日(現地時間)- PlayCanvas CEO Will Eastcott氏は、3D Gaussian Splatting編集・共有プラットフォーム「SuperSplat.at」の最新アップデートを発表しました。
先月実装された「Walk Mode(ウォークモード)」、「Streamed LOD(LODストリーミング)」、「Easy Upload(簡単アップロード)」に続き、今回は3D Gaussian Splattingコミュニティの利便性向上と、クリエイターの作品共有・権利保護を支援する新たな機能群が追加されています。
Splatのダウンロード機能
今回のアップデートにより、Splat の作成者は、自身の公開シーンを他のユーザーがダウンロードできるよう設定できるようになりました。
操作はシンプルで、各 Splat の「Manage(管理)」ページでトグルスイッチをオンにするだけで、閲覧者はシーンページから直接データを取得できます。
ダウンロード形式は、SuperSplat 上にホストされているソースファイルと、他の DCC ツールとの互換性が高い PLY 形式の 2 種類から選択可能です。また、各シーンにはダウンロード数が記録されるため、作成者は自身の作品がどれだけ利用されているかを客観的な数値として把握できます。
ダウンロードを許可する利点
作品をダウンロード可能に設定することで、より多くのユーザーの目に触れる機会が広がります。ダウンロードを許可したシーンはフィルタリング検索にも表示されるようになり、ブログ記事や研究論文、さまざまなアプリケーションで活用される可能性が高まります。
利用時には作成者へのクレジット表記が求められる仕様のため、作品が使われれば使われるほど作成者の認知度向上につながり、コミュニティを通じた強力なプロモーション効果も期待できます。
ダウンロード可能なSplatを探す場合は、Exploreページからフィルタリングを活用して閲覧することができます。
ダウンロードした Splat データは、ユーザー独自のアプリケーション開発や研究プロジェクト、映像制作ツールなど、さまざまな用途で活用できます。
PlayCanvas チームは、PlayCanvas Engine や PlayCanvas Editor を利用してプロジェクトに組み込む方法を推奨しており、必要に応じて柔軟にワークフローへ取り入れることができます。
クリエイティブ コモンズ ライセンスの設定
作品の共有に伴い、作成者が自身のデータの利用条件を明示できる機能が追加されました。
ダウンロード可能なSplatに対し、以下の6種類のクリエイティブ・コモンズ・ライセンス(Creative Commons Licenses 4.0)から適切なものを設定できます。
- CC BY — 表示(クレジット表記を条件に利用可能)
- CC BY-ND — 表示 – 改変禁止
- CC BY-SA — 表示 – 継承
- CC BY-NC — 表示 – 非営利
- CC BY-NC-ND — 表示 – 非営利 – 改変禁止
- CC BY-NC-SA — 表示 – 非営利 – 継承
ダウンロード時のダイアログには公式のCCアイコンが表示されるとともに、ワンクリックでコピー可能な「クレジット表記文」が提供されるため、利用者が正しく帰属情報を記載しやすい設計になっています。
また、公開されたシーンには機械可読なライセンスリンクがデータとして埋め込まれており、外部のツールや検索エンジンがライセンス情報を自動で取得・認識できるようになっています。
プロフィールへのソーシャルリンク追加
クリエイター自身の情報発信をサポートするため、プロフィールに各種ソーシャルリンクを追加できるようになりました。PlayCanvasのアカウント設定画面から、Webサイト、X (旧Twitter)、LinkedIn、YouTubeのプラットフォームのリンクを登録できます。
登録されたソーシャルアイコンは、SuperSplatのユーザーページ上に公開済みのSplatと並んで表示されます。これにより、作品を閲覧したユーザーがクリエイターの他プラットフォームでの活動にアクセスしやすくなります。
リソース
SuperSplat、SplatTransform、およびPlayCanvas Engineは、引き続きMITライセンスの下で無料かつオープンソースとして提供されています。
Splatを活用したアプリケーション開発に興味がある開発者向けに、以下のGitHubリポジトリが公開されています。
New in SuperSplat: Downloadable Splats, Licenses and Social Links
























コメント