Nvidiaは、12月15日(現地時間)12月のNVIDIA Studio Driverをリリースしました。
このリリースでは、フラッグシッププロフェッショナルNVIDIA RTX A6000 GPU、NVIDIA Omniverseオープンベータ、12月にリリースされたのクリエイターアプリをサポートしています。だいたいは記事にしたソフトですが、改めて紹介したいと思います。
12月のNVIDIA Studio Driver アップデート
NVIDIA RTX A6000
NVIDIA Ampereアーキテクチャ上に構築されたRTX A6000は、次世代RTコア、Tensorコア、CUDA®コアと48GBのグラフィックスメモリを搭載しています。
詳しくは以下の記事を確認してください。

NVIDIA Omniverseオープンベータ版
NVIDIA Omniverseは、コラボレーションとシミュレーションのためのオープンなプラットフォームで、クリエイターやデザイナーは、リモートワークフローをリアルタイムで加速させることができます。
Chaos Vantage
Chaos Vantageは、リアルタイムのレイトレーシングを使って複雑な3Dプロダクションシーンを探索することができる、新しいアプリケーションです。V-RayシーンをVantageにドラッグ&ドロップするだけで、ジオメトリの最適化、UVのアンラップ、ライティングのベイクなどの作業をすることなく、探索を開始することができます。Vantageは、リアルタイムのRTコアアクセラレーションレンダリングにMicrosoft DXR APIを利用し、数十億ポリゴンのシーンを処理します。

「デザイナーが操作する3Dの世界は、リアルタイムに向かっています。Vantageで実現している作業は、リアルタイムのレイトレーシングアクセラレーションを提供するNVIDIA RTX GPUの機能のおかげで可能になっています。」
– ChaosのCTO、共同創業者であるVlado Koylazov氏
OctaneRender 2020.2
OctaneRender 2020.1で導入されたRTXアクセラレーションによって、OctaneRenderでNVIDIA RTX GPUの専用RTコアを使用したレイトレースレンダリングが高速化しました。
OctaneRender 2020.2では、それをベースとして、複雑な制作シーンを最大1.6倍速でレンダリングするRT Coreレイトレーシング性能をさらに向上させ、NVIDIA Ampere GPU用に完全に最適化されたOctane AI Spectral denoiserを新たに搭載しています。
V-Ray 5 ベンチマーク
V-Ray Benchmarkは、使っているハードウェアがV-Ray 5でどれだけ速くレンダリングできるかをテストする無料の新しいスタンドアロンアプリケーションです。CPUのみ、CUDAを実行しているNVIDIA GPU、OptiX 7を使用し、RT Coreレイトレーシングで加速されたNVIDIA RTX GPUを比較することができます。
Sapphire 2021
エミー賞を受賞したビジュアルエフェクトツールとプラグインのSapphireスイートには、UltraGlowやUltraZapなどの新しいエフェクト、Sapphire LensFlareデザイナーの改良、ネイティブCUDA GPUアクセラレーションへの継続的なパフォーマンス向上が含まれています。

Unreal Engine 4.26 が利用可能に

ダウンロード
12月のStudioドライバ(リリース460.89)を GeForce Experience、またはこちらからダウンロードすることができます。
December NVIDIA Studio Driver Brings Support For NVIDIA Omniverse Open Beta And RTX A6000 GPUs
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