2026年5月の NVIDIA Studio Driver アップデートがリリース!

CGソフト

2026年5月26日(現地時間)NVIDIAより、クリエイター向けの最新グラフィックスドライバー「5月版 NVIDIA Studio Driver」がリリースされました。

NVIDIA Studio ドライバーは、アーティストやクリエイター、3D 開発者がクリエイティブアプリケーションを使用する際に、最適なパフォーマンスと高い信頼性を得られるよう設計されています。高い信頼性を確保するために、Studio ドライバーは複数のクリエイティブアプリケーションを組み合わせたワークフローや、Adobe や Autodesk をはじめとする主要アプリケーションの複数バージョンを対象に、広範なテストが実施されています。

今月の NVIDIA Studio Driver アップデート

5月の NVIDIA Studio Driver では、ComfyUI や Llama.cpp を含む最新のクリエイティブアプリケーションとアップデートに対して、最適なサポートが提供されています。

ComfyUIおよびLlama.cppの最適化

ComfyUI では、モデルのロード/アンロード時間を改善するアップデートが行われ、大規模なワークロードでのパフォーマンスが向上しています。

v0.21 アップデートでは、以下のようなアップデートによりロード/オフロードのボトルネックが低減されています。

関連する ComfyUI v0.21.0 の変更点
Implement block prefetch + LoRA Async load + adopt in LTX (CORE-111)
ブロックプリフェッチと LoRA 非同期ロードを実装し LTX に適用。モデルロード・オフロード時間を大幅短縮。
#13618 @rattus128
dynamicVRAM + –cache-ram 2 (CORE-117)
Dynamic VRAM 管理の強化と RAM キャッシュオプションを追加。大規模ワークロードでの安定性とパフォーマンスを改善。
#13603 @rattus128
comfy-aimdo(AI Model Dynamic Offloader)v0.3.0
メモリ管理・ディスパッチコアライブラリのバージョンアップ。ブロックプリフェッチ実装の基盤。
#13604 @rattus128
Reduce video tiny VAE peak VRAM and decode time (CORE-127)
動画処理における Tiny VAE のピーク VRAM 使用量とデコード時間を削減。
#13617 @kijai

また、詳細は分かりませんが、大規模言語モデル(LLM)のローカル推論環境である「Llama.cpp」向けにも最適化が行われているようです。

修正リスト

本ドライバでは、映像制作ソフトや各ゲームタイトルで報告されていた以下の不具合が修正されています。

アプリケーションの不具合修正

これまでに報告されていた、各3DCG・クリエイティブアプリケーションおよびゲームエンジン等における以下の不具合が修正されました。

  • Autodesk Forma:カメラ操作中に発生していた OpenGL ドライバーのメモリリークの修正。
  • Foundry Mari 7.0v2:ビューポートがちらつく問題の修正。
  • 龍が如く8(Infinite Wealth):ドライバー更新後に発生していた影/光のちらつきの修正。
  • Enshrouded:ドライバー更新後に地形が表示されない問題の修正。
  • Godot エンジン使用タイトル:一部ゲームで発生していた描画の乱れの修正。

一般的な不具合修正

アプリケーション固有のバグに加え、ディスプレイ表示や動作に関する以下の一般的な不具合も改善されています。

  • Apple Studio Display XDR:ドライバー更新後に 480p でしか表示されない問題の修正。
  • Samsung The Frame:ディスプレイのゲームモード使用時に一部機能が無効になる問題の修正。
  • マルチモニター環境でのゲームプレイ:V-SYNC 使用時の安定性が改善。
  • DLSS フレーム生成 + V-SYNC:組み合わせ使用時の動作がより滑らかに改善。

ダウンロード

以上の最新アップデートをサポートする新しいNVIDIA Studioドライバ(610.47)が利用可能です。

ドライバはNVIDIA アプリまたはこちらのドライバのダウンロードページからダウンロードすることができます。

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