2026年4月14日(現地時間)- Blackmagic Design は、同社の動画編集ソフトウェアの最新アップデート DaVinci Resolve 21 のベータ版のリリースを発表しました。
DaVinci Resolve 21では、新たにフォトページが搭載され、高度なカラーツールをスチル写真にも適用できるようになりました。
新世代のAIツール群により、コンテンツに基づくメディア検索、スレートデータの読み取り、顔の年齢や形状の調整などが可能に。エディットページとカットページではキーフレーミング機能が向上し、より幅広いグラフィックフォーマットに対応。カラーページはMultiMasterトリムパスなどでワークフローが最適化され、FusionにはKrokodoveツールセットが追加されました。Fairlightのフォルダー機能によるオーディオ管理や、イマーシブ・VRワークフローのサポート強化など、全般的なアップデートが行われています。
以下、主な新機能となります。
AIツール
新世代のAIツール群により、コンテンツに基づくメディア検索、スレートデータの読み取り、顔の年齢や形状の調整などが可能になっています。

AI IntelliSearchでコンテンツを検索
AI IntelliSearchは、メディアを分析し、特定のオブジェクトや会話内のキーワードを見つけ出す機能です。個々の顔での検索も可能で、結果はメディアプールにクリップとして表示されるため、素材の管理・編集が効率化されます。

高度なAI音声ジェネレーター
AI音声ジェネレーターは、Blackmagicのボイスモデルや独自のサンプルを使用し、テキストから音声を生成することができるようになりました。約10秒のクリップからでも独自の音声を生成でき、速度、ピッチ、抑揚を調整して様々なナレーションを作成できます。

AI CineFocusでフォーカスを調整
AI CineFocusは、撮影後にショットの焦点を変更できるツールです。画面の特定エリアをクリックして焦点を合わせ、アパーチャー(絞り)や焦点距離を調整して被写界深度を変更できます。ボケなどのレンズ効果の追加や、キーフレームを用いたラックフォーカスにも対応しています。

AIフェイス年齢変換
AIを用いて出演者の見かけの年齢を変更することができるようになりました。顔を解析し、年齢のオフセットスライダーを調整することで、しわや顔の丸みなどの加齢による特徴を追加または除去できます。回想シーンなどでの年齢の整合性維持に利用できます。

AIフェイス形状調整
動く被写体の顔のパーツの形状や位置を変更できる機能が追加されました。顔を検出・トラッキングし、目、鼻、口、眉、さらに顔全体の形状をパラメーターで調整可能です。手動での微調整もサポートしています。

AIシミ除去
肌の自然な質感を維持しつつ、ニキビ、色むら、シミ、毛穴などの気になる部分を目立たなくする機能が追加されました。被写体に合わせてスライダーで適用強度を調整できます。

AIスレートIDと同期
フレーム内のスレート(カチンコ)情報を自動検出することができるようになりました。暗い映像やピントが合っていないクリップでもメタデータを抽出できるため、手動での入力や同期作業にかかる時間を削減できます。

高品質のAI UltraSharpen
高度なシャープニングによりクリアな動画を生成可能に。アップスケールしたビデオを高解像度でシャープにしたり、わずかなピントのズレを補正したりすることができるようになりました。

AIモーションブラー除去
ストリークやぼやけなどのモーションブラーを低減するAIモーションブラー除去機能が追加されました。ソースメディアを分析してブラーを抑えた新しいレンダーを生成するため、スローモーションやフリーズフレームの処理に適しています。
新しいフォトページ

ハリウッドのグレーディングツールをスチル写真に
新設されたフォトページにより、スチル写真のインポートや管理、カラーページと連携したノードベースのグレーディングが可能になりました。映像制作で培われたプロ品質のカラーツールを、写真編集にもそのまま応用できます。

DaVinciカラーツールをサポート
プライマリーカラーコレクション、カーブ、クオリファイアー、Power Windowといったお馴染みのカラーツールがスチル写真でも利用可能です。また、DaVinciカラーパネルを用いた複数パラメーターの同時調整にも対応し、直感的な操作を実現しています。

ノードエディターによる非破壊的な編集
ノードを直列や並列に追加して複雑なグレードを構築したり、画像の複数箇所に異なる補正を適用したりと、非破壊での柔軟な編集が行えます。共有ノードを使って特定のルックをアルバム全体に一括適用することも可能です。

クロッピングとリフレーミング
元の解像度およびアスペクト比を完全に維持したまま、イメージのクロッピングやリフレーミングが行えるようになりました。元ファイルの品質を損なうことなく、いつでも安全に構図を再調整できます。

LightBoxビュー
グレーディング適用後のアルバム全体を一覧で確認できるビューモードです。個々の画像への変更がコレクション全体にリアルタイムで反映され、星評価やフラグを用いて目的の写真を素早く絞り込むことができます。

画像をアルバムで管理
撮影日やカメラモデルといった条件でコレクションを作成・管理する機能が備わりました。タグ付けやRAW設定のバッチ処理を一括で行えるほか、作成したアルバムは各編集ページにタイムラインとして表示され、アクセスも容易です。

ライブラリ全体を瞬時に検索
AI IntelliSearchの導入により、手動でタグ付けすることなく、特定の人物やオブジェクト、動物などの被写体をプレーンテキストで瞬時に検索できるようになりました。人物にラベルを付けて名前で探すことも可能です。

画像を直接キャプチャー
SonyまたはCanonのカメラをテザリング接続し、ライブビューでモニタリングしながら直接画像をキャプチャーする機能が追加されました。ISOや露出などのカメラ設定の変更や、キャプチャープリセットの保存もソフトウェア上から行えます。

ResolveFXを完全サポート
スチル写真に対してもResolveFXおよびOpenFXプラグインがフルサポートされ、エフェクトや変形、DCTLを自在に適用できます。LUTを使用したルックの直接適用や、生成したLUTの書き出し機能も備えています。

DaVinci AIツールセット
フォトページ内でもDaVinci Resolveの強力なネイティブAIツールにアクセス可能です。AI Magic Maskでのワンクリック選択や要素ごとの個別グレーディング、AI UltraSharpenを使った画像のアップスケールなど、高度な処理を簡単に実行できます。

Blackmagic Cloudコラボレーション
マルチユーザー・コラボレーション・ワークフローに統合されており、Blackmagic Cloud経由でアルバムを共有できます。メタデータやタグ、グレード情報などを、離れた場所にいるチームメンバーとリアルタイムでやり取りすることが可能です。
カットと編集ページ

キーフレームとカーブエディターがアップデート
ループ、ピンポン、相対モードといった新しいイーズアニメーションが追加されたほか、複数クリップの同時調整が可能になりました。カーブエディターのズームモードでは、表示スペースに合わせてカーブが自動的にスケーリングされます。

Fusionエフェクトをアニメート
カットページとエディットページのキーフレーム/カーブエディターから、Fusionエフェクトを直接操作できるようになりました。ページを切り替えることなく、テキストやモーショングラフィックスのアニメーションをシームレスに調整できます。

HTMLグラフィックとLottieのサポート
OGraf HTMLグラフィックとLottieアニメーションへのネイティブ対応が実現しました。.jsonや.lottieファイルを直接メディアプールに読み込み、透明度を保持したレンダリング済みクリップとしてビデオトラックに手軽に配置できます。

テキスト+およびMultiTextツールが改善
多言語スペルチェックやフォントブラウザでのプレビュー、絵文字の使用が新たにサポートされました。また、一つのテキストボックス内でフォントサイズやカラーなどの属性を文字単位で細かく設定できるようになり、タイトル制作がより快適になります。

カットページのスマートビンビュー
カットページのビンリストメニューに、スマートビンおよび新規ビン作成用のボタンが追加されました。特定フラグの付いたクリップのみを表示するなど、ルールに基づいたメディアプールの絞り込み検索へ素早くアクセスできます。
カラーページ

MultiMasterトリムマネージャー
1つのタイムラインから複数のHDR/SDRトリムデータを同時に生成できる機能です。ノードエディターにトリム処理用のレイヤーが表示され、出力フォーマットごとにカラー管理を行って全バージョンを一括でレンダリングできます。

Magic Maskをレンダリングして置き換え
トラッキング済みのマスクをトラベリングマットノードとしてキャッシュする新機能が追加されました。生成されたマットはアクティブノードにリンクされるため、PCへの処理負荷を大幅に軽減しつつ、リアルタイムでのグレーディング操作を継続できます。

ノードエディターのレイヤーリストビュー
ノードエディターがレイヤービューに対応し、ノードを番号順にリスト形式で表示できるようになりました。インターフェースがすっきりと整理され、ノードの追加やバイパスなどの操作がより直感的に行えます。

カラーグレードのバージョンをグループ化
グループ使用時に複数のグレードバージョンを作成・管理できる機能が備わりました。プリクリップやポストクリップのグループバージョンを変更することで、グループ内の全クリップに対してグレーディングを一律で適用・切り替えできます。
Fusion

Krokodove VFXライブラリ
強力な合成ツールライブラリであるKrokodoveが標準で搭載されました。ユーティリティツールから基本的なベクトル/データツール、2D/3Dグラフィックテンプレートまで、幅広い機能にすぐにアクセスできます。

マクロエディターのインスペクタビュー
マクロエディターがアップデートされ、カスタムツールの作成プロセスがより直感的になりました。新対応のインスペクタビューを活用することで、マクロのセットアップや公開をスムーズかつ効率的に行うことができます。

オーディオで動くFusionアニメーション
Fairlightのアニメーターモディファイアにより、オーディオ分析に基づいた自動アニメーションが可能になりました。クリップのオーディオレベルの変化に合わせて、目や唇などの各種パラメーターをダイナミックに制御できるようになりました。

アップグレードされたUSDツールセット
USDツールセットがStormレンダラー向けHydra 2.0 APIを含むUSD SDK 25.11にアップデートされました。3DマットオブジェクトやUSD Texture Projectorなどに対応し、より高度で強化された3D環境を利用できるようになりました。
Fairlight

オーディオトラックをフォルダーで管理
オーディオトラックをフォルダーに割り当てて、コンパクトに折り畳むことが可能になりました。折り畳み状態でもクリップの数や長さを視覚的に確認でき、限られたタイムラインスペースを有効に活用できます。

6バンドのクリップEQ
各ページのクリップEQが6バンドに対応し、ミキサーのトラックEQと同等の精細な音色調整が可能になりました。設定のコピー&ペーストも容易になり、プロジェクト全体で一貫性のあるコントロールを実現します。

EQとレベルマッチャー
任意のクリップのオーディオを、参照クリップのレベルや音色に自動で合わせる機能です。EQマッチの自動オートメーション化により、面倒な手動調整を行うことなく、異なるクリップ同士をシームレスに繋ぐことができます。

チェインFX
複数のプラグイン設定をひとつの「チェイン」としてプリセット保存できる機能が追加されました。1つのチェインに最大6つのエフェクトを含めることができ、プラグインを結合してさらに長いチェインを構築することも可能です。
次世代のエンジニアリング

Apple Immersiveフォービエイテッド レンダリング
視線の向いている部分の高解像度レンダリングを優先する中心窩(フォービエイテッド)レンダリングをサポートしました。周辺視野のGPU負荷を賢く軽減することで、再生パフォーマンスと視聴体験を飛躍的に向上させます。

MainConcept H.265およびMV-HEVCエンコード
レンダー設定に、H.265およびMV-HEVC(4:2:0/4:2:2)に対応した新しいMainConceptレンダーオプションが追加されました。これにより、高品質な2Dおよび3Dビデオコンテンツのレンダリングがより高速に行えるようになります。

VR180/VR360イマーシブワークフロー
包括的なイマーシブツールのサポートにより、Meta QuestやYouTube VRなどのプラットフォーム配信に向けた、あらゆる対応イマーシブフォーマットでの制作環境が整いました。

Panomapイマーシブ回転およびILPDリターゲティング
球面のPanomap回転を使用することで、イマーシブメディアの向き(ピッチ、チルト、パンなど)を直感的に調整できるようになりました。また、FusionページでのILPDリターゲティング適用により、ステレオスコピック合成の高度な処理をサポートします。
コンテンツクリエイター用のツール

Lottieアニメーションをネイティブサポート
.lottieファイルのドラッグ&ドロップによる直接インポートをサポートしました。透明情報を保持したアニメーションとして扱われるため、動画のタイトルやトランジションとして即座に活用できます。

ピクチャー・イン・ピクチャーを素早く作成
新しいピクチャー・イン・ピクチャー(PiP)エフェクトを用いると、クリップのサイズ調整や別クリップへのオーバーレイ配置を素早く完了できます。サイズやドロップシャドウの調整も簡単で、レビュー動画などの制作に最適です。

SNS用の縦長解像度
プロジェクト設定およびタイムライン設定に、TikTokやYouTubeショートなどのSNS向けを想定した正方形および縦長解像度の設定項目が追加されました。スマートリフレーム機能と組み合わせることで、スマホ向け動画のセットアップを迅速化できます。

SNSに直接アップロード
各種SNSアカウントをリンクさせることで、DaVinci ResolveからYouTube、TikTok、Vimeo、Xへ動画を直接アップロードできるようになりました。各プラットフォームの推奨に基づく圧縮設定により、画質と再生速度が自動的に最適化されます。

ATEM Miniプロジェクトの読み込み
ATEM Mini ISOシリーズのプロジェクトをタイムラインとして開き、同期ビンを利用してカットの微調整やショットの置き換えを行えるようになりました。BRAWファイルに再リンクしての高画質仕上げもシームレスに実行できます。

高度なノイズ除去
ディテールを維持したまま処理を行う時間的ノイズ除去と、残ったパターンを解析して取り除く空間的ノイズ除去ツールを組み合わせることで、低照明などで撮影されたノイズの多いフッテージを美しく復元します。

オプティカルフローの速度変更
高度なリタイムアルゴリズムにより、既存の視覚データから新しいフレームをインテリジェントに構築します。単純なフレームの繰り返しやブレンドを回避し、滑らかで自然なスローモーション映像を作成できます。

オブジェクトの追跡
トラッカーパレットを使用して、被写体に配置したウィンドウを3D空間内で正確に追跡させることができます。マスクを素早く作成できるため、特定の人物や物体に対するセカンダリーグレーディングやエフェクトの適用が非常に簡単になります。
その他のアップデート
上記の主要なハイライト機能に加えて、システム全般から各ページに至るまで多数の機能強化が行われています。
以下は、公式のBeta 1リリースノートに基づく、各ソフトウェア(無償版・有償版・スタンドアロン版)のより詳細なアップデート項目です。
DaVinci Resolve 21 / Studio 21 共通
全般・システム関連
- 設定の検索機能: 環境設定およびプロジェクト設定内で設定項目の検索が可能になりました。
- クラウド同期の高速化: Blackmagic Cloudへのファイル同期パフォーマンスが最大3倍に向上しました。
- ダイナミック・プロジェクト・スイッチング: マルチユーザープロジェクトにおいて、プロジェクト間の動的な切り替えをサポートします。
- データバーンインの強化: データバーンインウィンドウがより強力で柔軟に拡張されました。
メディアプールとメタデータ
- タブ付きレイアウト: メディアプールでタブレイアウトがサポートされました。
- ビンごとの表示設定: ビンごとにサムネイル、リスト、メタデータ表示の個別設定が可能になりました。
- リストビューでの文字起こし列: リストビューに文字起こしデータを表示する列が追加されました。
- PDFエクスポート: メディアビンのサムネイルをPDFとしてエクスポートする機能が追加されました。
- カスタムメタデータの拡張: スマートビン、フィルター、データバーンインなどにカスタムメタデータが使用可能になりました。
エディットおよびリプレイ機能の追加強化
- Affinityファイルのサポート: Affinityの
.afファイルをサポート(グループおよび個別レイヤーの制御を含む)。 - サブフレームのサポート: キーフレームとマーカーにおけるサブフレーム対応。
- タイムコードオプションの拡充: フレーム、サブフレーム、オーディオサンプルの選択や、クリップ選択時のデュレーション表示が可能に。
- 字幕の検索と置換: 字幕インスペクタで「検索と置換」、およびフェードイン・フェードアウトをサポート。
- リプレイ機能の拡張: 「過去5分間」への表示制限、検索ダイヤルからのタイムライン選択、独立したスティンガーの設定などが追加されました。
カラーページ
- ノードスタックの拡張: ノードスタックが最大8レイヤーまでサポートされました。
- スコープのカスタマイズ: HDRおよびNit(輝度)スコープの範囲をカスタマイズ可能に。
- Adobe RGBのサポート: Adobe RGBのカラースペースおよびガンマをサポート。
- OpenFX 1.5対応: カラースペース対応エフェクト用のOpenFX 1.5カラーマネジメントAPIをサポート。
Fusionページ(DaVinci Resolve内)
- 100以上の新エフェクト: Krokodoveに加え、100種類以上の新しいモーショングラフィックスエフェクトが追加されました。
- Relief Mapsのネイティブサポート: レリーフマップ作成をネイティブでサポート。
- インスペクタの一括変更: 複数のツールを選択した際、インスペクタの共通プロパティをすべて同時に変更可能に。
- メタデータ変数の利用: パス、エクスプレッション、スクリプトでユーザー定義のメタデータ変数が使用可能になりました。
- インターフェースの改善: キーフレームとスプラインを新しいウィンドウとして開ける機能が追加され、ガイドやルーラーの永続化、MediaInノードでのクリップ名表示がサポートされました。
Fairlightページ
- マウスポインターへの移動: Cキーを使用して、マウスポインターの位置へすばやく移動する機能が追加されました。
コーデックとI/O
- 追加RAWフォーマットのデコード: Canon CR3、Fujifilm RAF、Apple ProRAW、Sony A7V以降の圧縮ARWなどをサポート。
- 静止画フォーマットの強化: HEIC、JPEG、PNG、TIFF画像のHDRデコードおよびエンコードをサポート。macOS/WindowsでのHEICエンコードにも対応。
- ハードウェア・アクセラレーション: Intel QuickSync AV1 4:4:4のエンコード/デコード、Windows ARM環境でのH.265 10-bit 4:2:2デコードをサポート。
- 出力のオーバーライド: レンダリングジョブごとに、RCM または ACES の出力をオーバーライド(上書き)するオプションが追加されました。
- MXF OP1Aエンコードオプション: MPEG2ビットレートおよびその他のエンコードオプションをサポート。
Fusion Studio 21
※以下は、スタンドアロン版であるFusion Studio 21に特化して明記されているアップデート項目です。
3Dおよびマルチレイヤーの強化
- Cryptomatteサポート: 3DレンダラーでのCryptomatteサポートが追加されました。
- ディープイメージ対応: ステレオスコピック3Dクリップおよびディープイメージのマルチレイヤー対応、ならびにディープイメージのカラーコレクション機能が追加されました。
- ベクトルチャンネルサポート: マルチレイヤーワークフローにおいてベクトルチャンネルがサポートされました。
テキストおよびアニメーションの向上
- テキスト操作の向上: MultiTextにおいて、ダブルクリックやトリプルクリックによる選択およびドラッグ操作がサポートされました。
- フォントブラウザ機能: フォントをプレビューして選択するためのフォントブラウザを直接呼び出せるようになりました。
パフォーマンスとネイティブ対応
- Windows ARM64対応: Windows ARM64システムにおけるFusionのネイティブサポートが実現しました。
- 各ツールの高速化: Fusion StudioネイティブのSpeed Warpが高速化されたほか、RelightとDepth Mapツールが最大6倍、macOSのAI Speed Warp(Metal)オプションが最大2倍に高速化されました。
NABアップデート発表動画を見る
NAB Showに合わせて公開された発表動画では、DaVinci Resolveソフトウェアと合わせてハードウェアの発表も行われています。
DaVinci Resolveソフトウェアと連携するように設計された編集キーボード、グレーディングパネル、オーディオコンソールを使用して、ワークフローを合理化できます。ハリウッドで使用される専用パネルにより、複数のパラメーターを直感的に同時調整することが可能です。
Blackmagic Design Presentation
NAB 2026 アップデート完全ガイド
インストールと互換性について
DaVinci Resolve 21では、プロジェクトライブラリをバージョン19.1.4と互換性を保つように設計されています。しかし、バージョン21で作成または開いた個別のプロジェクトは、19.1.4では開けなくなります。バージョン21でプロジェクトを開く前に、プロジェクトライブラリ全体および個別プロジェクトのバックアップが強く推奨されています。
インストーラーには、本体ソフトウェアのほか、リモートモニタリング用ソフトウェア、ハードウェアコントロールパネル設定用のユーティリティ、Blackmagic RAW Player、およびBlackmagic Proxy Generatorが含まれています。
価格とシステム要件
DaVinci Resolve 21 は、macOS 15 Sequoia 以降、Windows 10 Creators Update以降、Windows 11 for ARM、Rocky Linux 8.6以降で利用することができます。
価格は以下の通りです。
DaVinci Resolve 21 (無償版)
無料
ハリウッドで最も支持されている、編集、VFX、モーショングラフィックス、カラーコレクション、オーディオポストプロダクション用のソリューションです。Mac、Windows、Linuxをサポートし、Blackmagic Cloudを用いたコラボレーションにも対応しています。
DaVinci Resolve Studio 21 (有償版)
¥51,980 (税込価格)
無償版の全機能に加え、自動AI領域トラッキングなどに対応したDaVinci Neural Engine、ステレオスコピック3Dツール、多数の追加ResolveFXフィルターおよびFairlightFXオーディオプラグイン、高度なHDRグレーディングなどをサポートする最上位バージョンです。
DaVinci Resolve 21のダウンロードや詳細なシステム要件については、公式ウェブサイトをご確認ください。























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