Rokoko、テキストから3Dアニメーションを生成する「Text-to-Motion」を発表!

CGソフト

2025年10月23日(現地時間)- モーションキャプチャ(mocap)ソリューションで知られるRokokoは、同社のプラットフォームでテキストから3Dアニメーションを生成する「Text-to-Motion」を発表しました。

Rokoko Studio Preview に「Text-to-Motion」が追加

Rokokoのソフトウェア「Rokoko Studio Preview」に、AIを活用した新機能「Text-to-Motion」が搭載されました。

「Rokoko Studio Preview」は、従来の「Rokoko Studio」を刷新し、パフォーマンスとユーザーエクスペリエンスを大幅に向上させた次世代プラットフォームです。新しい技術基盤への移行により、CPU負荷の低減とスムーズなUI操作を実現し、今回発表された「Text-to-Motion」のようなAI機能をはじめとする、将来の強力なアップデートの基盤となっています。

この度発表された「Text-to-Motion」は、自然言語のプロンプト(指示文)から直接キャラクターアニメーションを生成するもので、有料プランの全ユーザー向けに提供が開始されています。

制作の「ミッシングリンク」を埋め、「実用性」を重視

Rokokoによれば、この機能はクリエイターがモーションを扱う際の、より直感的で高速な手法を提供するために開発されました。従来、アニメーション制作の入り口は、mocapツールでの録画か、既存のクリップアセットを利用する方法が主でした。どちらも演技、感情、タイミングを捉えるのに最適な方法ですが、時にはシンプルなものが必要な場合もあります。

「Text-to-Motion」は、その中間に位置する「失われた環(ミッシングリンク)」を追加するものだと同社は説明します。「A character walks slowly (キャラクターがゆっくり歩く)」や「A person squats down and looks around(人がしゃがんで周りを見渡す)」といった簡単なテキストを入力するだけで、数秒のうちに物理的に破綻のないモーションシーケンスが生成されます。

このツールの初回リリース版は、あらゆるプロジェクトの基礎となる「基本的な移動(ロコモーション)や待機アニメーション」に焦点を当てています。

Rokokoは、映画的な長い説明文を入力させる他のAIツールとは一線を画すと強調しています。そうしたアプローチは「印象的だが最終的に役に立たない技術デモ」になりがちで、テキストで複雑な演技やタイミングを表現しようとすると予測不能な結果になりがちですが、Rokokoのアプローチは意図的にシンプルに保たれており、「一度に一つのモーション」「短く明確なプロンプト」「素早い反復作業」を重視しているとのことです。

この機能はmocapの完全な代替ではなく、アイデアの試作(プロトタイピング)や、アニメーションの小さな隙間を効率的に埋めるための「制作のパートナー」として位置づけられています。

仕組みと今後の展開

この機能は、Rokokoが保有する高品質なモーション録画データセットでトレーニングされた独自のモデルによって動作します。

プロンプトが入力されると、実際の人間らしい動きのパターンに基づいたシーケンスが生成されますが、トレーニング元のどのアセットとも正確には一致しない新しいモーションが作られます。生成されたクリップはすべて、Studio Preview内の他のアニメーションと同様にプレビューおよびエクスポートできます。現在のリリースでは、単一キャラクターの全身出力をサポートしており、継続的なトレーニングを通じて、その範囲とリアリティを継続的に向上させています。 

機能はまだ実験段階であり、同社はユーザーからのフィードバックを積極的に求めています。今後のリリースでは、指の動き(フィンガーデータ)の生成、生成されたクリップを微調整するための編集・ブレンドツールの強化、さらに広範なモーションへの対応が予定されています。

Rokoko's Text-to-Motion is HERE 💥 | Rokoko Tutorial

今すぐ試用可能

「Text-to-Motion」機能は、Rokoko Studio Previewの最新バージョン(有料プラン)で利用可能です。AI Toolsタブからアクセスできます。


Introducing Text-to-Motion in Rokoko Studio Preview

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