2025年10月30日(現地時間)- Boris FX は、ビジュアルエフェクトプラグインコレクションの最新アップデート 「Continuum 2026」をリリースしました。
新機能ハイライト
今回のアップデートには、AIによる顔セグメンテーション、自動顔検出、改良されたクロマキー、2つの新しいAI駆動トランジションなど、ポストプロダクションの効率を高める新機能が含まれています。
Pixel ChooserによるAIマスキング
手動マスキングや分離作業の日常的な手間を削減する、Continuumの最新AIマスキングツールが追加されました。
PixelChooserにワンクリック顔セグメンテーション、Mochaによる自動顔検出、簡単なマット調整機能が追加されました。
- Face ML (AI): ワンクリックで顔の領域をセグメンテーションし、ビューティーワークや合成に利用できます。
- Face Detection via Mocha (AI): ショット全体の個々の顔を自動的に検出し、追跡、管理し、Continuumエフェクトを簡単に適用できます。
- Matte Refine ML (AI): 既存のマスクやマットを修正し、細かいディテールを抽出します。
- 6つの新しいマット/マスクモード: Pre, Post, Both, Stacked Composite, Alpha Masked, Alpha Compositeが追加されました。
Face ML – ワンクリックでの顔マスク
BCC+ Face MLは、AIの精度を利用して、ビューティーワークや複雑な合成作業を効率的に行うことができるようになりました。
このツールは、顔の領域(目、唇、口など)を自動的に検出し、選択、正確なマスク作成、トラッキングを行います。
- 特定の顔セグメントを選択するだけで、手動のロトスコープ作業は不要です。
- 新しいAI駆動のMatte Refine MLを使用して結果を微調整し、髪の毛などの詳細を簡単に抽出できます。
- 白黒マットまたはアルファチャンネルに出力可能です。
Face MLは、Beauty StudioやPixelChooser内で使用できるほか、Key & Blendカテゴリの個別フィルターとしても利用可能です。
Primatte Studio – 次世代のキーイング
BCC+ Primatte Studioには、最新の3Dアルゴリズムや統合Mochaトラッキングに加え、新たに統合AIデノイズ、新しいライトラップおよびスピルサプレッション制御、効率化されたカスタムツールバーが追加され、これまで以上に精度の高いキー作成が可能になりました。
- AI Denoise: 不要なノイズを数秒で除去し、より良いキーを作成します。
- Light Wrap & Spill Suppression コントロール: よりリアルな合成を作成します。
- Color Link: キーイングされた前景の色を背景入力に簡単に一致させます。
- 効率化されたカスタムツールバー: 主要なキーイング機能への迅速なアクセスで、最も効率的に作業できます。
新しいAIトランジション
Jump Cut Fixer ML – ジャンプカット修正
BCC+ Jump Cut Fixer MLは、AI駆動のオプティカルフローを使用して、間(ポーズ)やジャンプカットを自然に繋ぎ、2つのショット間をシームレスにディゾルブします。
- オンスクリーンの制御ウィジェットを使用して、ディゾルブやエフェクトアニメーションを調整できます。
- ビルトインのカラー調整ツールが含まれます。
Depth Wipe ML – 深度トランジション
BCC+ Depth Wipe MLは、AIが生成した深度マップを使用し、前景から背景へ(またはその逆へ)ダイナミックなワイプを作成することができます。
- オンスクリーンの制御ウィジェットを使用して、ディゾルブやエフェクトアニメーションを調整できます。
- ビルトインのカラー調整ツールが含まれます。
- 15種類以上のプロがデザインしたドラッグ&ドロップ対応プリセットが含まれます
主要エフェクトとツールの機能向上
Scanline、Lens Blur、Color Link、Particle Illusion、Lens Flare、Title Studioといった主要なエフェクトとツールがアップデートされ、新しいクリエイティブオプションが追加されました。章氏は以下の通りです。
- Scanline: ローリングRGBスキャンラインでレトロなリアリズムを演出し、ノイズ、ビネット、グローなどのオプションが含まれます。
- Lens Blur: デフォーカス/ラックフォーカスエフェクトによるシネマティックな深度表現、HDRワークフローの完全サポート、統合されたDepth Mask ML機能。
- Color Link: ContinuumのColor Linkは、あるクリップから別のクリップへ色の値をリンクさせることができる便利なエフェクトです。新しい「Diffuse Color Displacement」テクスチャマッピングオプションと強化された統合機能により、よりフォトリアルな合成の生成が可能になります。
- Particle Illusion: より滑らかなアニメーションパス、リバースアニメーション、新しいエミッターライブラリが追加されました。
- Lens Flare: パフォーマンスが向上し、以前のバージョンより最大4倍高速に動作します。
- Title Studio: フォント処理が改善され、追加のフォントファミリーをサポートするようになりました。
AIパフォーマンスの向上
Retimer ML、UpRes ML、Depth Map ML、Motion Blur ML、Frame Fixer MLといったAIツール群において、ワークフローの高速化、機能強化、および、より正確な結果を実現されています。
- Retimer ML: After Effectsで混合フレームレートを処理できるようになりました。
- UpRes ML: NVIDIA Super Scaleを含む新しいスケーリングモデルが追加されました。
- Depth Map ML: 合成、グレーディング、ブラー用のよりクリアで安定したマットを生成します。
- Motion Blur ML: アダプティブサンプリングとBeat Reactor同期機能が追加されました。
- Frame Fixer ML: Avidでのトリムされたフレームの処理が改善されました。
その他
- 100以上の追加プリセット: 人気のエフェクトカテゴリに、キュレーションされたドラッグ&ドロップ対応のプリセットが追加されました。
価格とシステム要件
Continuumは、Mac OS Catalina 10.15以降、Windows 10 とWindows 11で動作する以下のホストアプリケーションで利用可能です。
- Adobe After Effects and Premiere Pro
- Apple Final Cut Pro and Motion
- Avid Media Composer
- Blackmagic DaVinci Resolve
- Foundry Nuke
- VEGAS Pro
価格は以下の通りです。
| 月間サブスクリプション | 年間サブスクリプション | 永久ライセンス | |
| Adobe After Effects と Premiere Pro | 48ドル | 325ドル | 1,095ドル |
| Avid Media Composer | 80ドル | 545ドル | 1,865ドル |
| DaVinci Resolve、VEGAS Pro、その他のOFXホスト | 48ドル | 325ドル | 1,095ドル |
| Apple Final Cut Pro | 32ドル | 215ドル | 365ドル |
| マルチホスト | 112ドル | 765ドル | 2,195ドル |
またContinuumは、BorisFXのすべてのツールが含まれるBoris FX Suite の一部としても利用できます。


























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