2022年12月15日(現地時間)- Escape Motions は、リアルペイントソフトウェアの最新アップデート Rebelle 6 をリリースしました。
主な新機能
このリリースでは、Liquifyツール、ワープツール、クリッピングマスク、レイヤーマスクなど多くの新機能が搭載されています。また、Rebelle には、スタンダードと Pro版の2つのエディションが用意されており、Pro版には新しく機械学習を使用したフラクタル画像処理技術が搭載されています。
Liquifyツール
画像の任意の領域を押す、引く、ねじる、つまむ、拡大することができる新ツールが搭載されました。レイヤーの内容を見ながら直接操作でき、デフォルトやユーザー作成のさまざまなブラシと組み合わせて、特別な効果を得ることができます。
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Rebelle 6 Proでは、このツールは 最高の画質を出力するためにフラクタル画像処理を使用しています。
ワープツール
アートワークの要素の形状や比率を、何度も塗り直すことなく調整できます。ワープ(Warp)ツールは、ツールパネルのトランスフォームツール、または編集メニューからアクセスすることができます。
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Rebelle 6 Proでは、このツールはLiquifyツールと同様に最高の画質で出力するためにフラクタル画像処理を使用しています。
高度な変形とキャンバスサイズツール
ほとんどの場合、画像を拡大またはサイズ変更すると、品質が損なわれ、大きくなるにつれて、細部のシャープネスが失われ、ぼやけることがあります。Rebelle 6では、レイヤー、選択範囲、およびキャンバスのサイズ変更を変換するための新しいオプションが追加され、Nearest neighbor、Bilinear 、 Fractalの3 つの異なるアルゴリズムから選択できます。
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フラクタル画像処理
上記で紹介した、Liquify、Transform、Warp、Canvas Sizeツールは、最高品質の出力とシャープなディテールを得るために画像認識機械学習アルゴリズムが使用されるようになりました。この機能は、Rebelle 6 Proで利用可能です。
クリッピングマスク
Rebelle 6には、「Clipping Mask」を含むレイヤーの透明度をコントロールするための新しいオプションが搭載されています。
この方法では、あるレイヤーのコンテンツと透明度を使用して、別のレイヤーの可視性を制御することができます。
レイヤーマスク
Rebelle 6 では、「Layer Mask」を含む、より多くのマスキングオプションがレイヤーパネルに追加されました。Layer Mask の大きな利点は、レイヤーの異なる領域の透明度を独立して調整することができることです。例えば、レイヤーをブレンドしてシームレスな遷移をさせる場合に最適です。
グリッドとガイド
グリッドは実際のペイントやドローイングでよく使われる方法です。Rebelle 6では、カスタマイズ可能なグリッドとガイドを使うための新しいオプションが追加されました。
リファレンスイメージガイド
リファレンスイメージパネルで開いたリファレンスイメージのガイドも実装されました。これらの追加ガイドは、キャンバス上だけでなく、参照イメージにも表示され、描画オブジェクトの正しい比率を設定する際に役立ちます。
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ブラシクリエーターのアップグレード
ここ数年で多くのオプションとスライダーがブラシ クリエーターに追加されたため、ブラシ クリエーターは扱いにくいパネルになっていました。Rebelle 6 では、ブラシクリエーターが再設計され、パネルのコントロールとオプションは、ストローク、シェイプ & グレイン、ペイントの 3 つのセクションに割り当てられるようになりました。
また、ブラシクリエーターのアップグレードに加えて、ブラシエンジンも大幅にアップグレードされ、新しいブラシタイプを作成できるようになりました。
新しいブラシタイプ
ブラシクリエーターに新しく追加されたオプションにより、グランジ、テクスチャー、グラニュレーションなど、Rebelle 6で利用できる新しいオリジナルブラシの作成が可能になりました。
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ストロークの長さ
プロパティパネルに新しい「Length」スライダが追加されました。このスライダでストロークの長さを設定することで、絵の具を「使い切る」ブラシを作成することが可能になります。
Paint & Mix モードを使えば、好みの長さのストロークを描いて、あとは混ぜるだけでOKです。プロパティパネルメニュー > Sliders > Lengthからスライダーを有効にすることができます。
その他
お気に入りブラシ
:よく使うブラシをお気に入りブラシに追加することができるようになりました。あらゆる種類のペイントツール(オイル&アクリル、水彩画など)のブラシをリストアップすることができます。
240以上のブラシ:多くのブラシがRebelle 6に搭載され、その多くは一新されています。
エフェクトブラシ:新しいペイントブレンディングオプションを使用すると、例えば「Linear Dodge」で絵画を明るくしたり、「Linear Burn」で絵画を暗くしたりすることができます。また、色付け、オーバーレイ、Saturate、または画像の一部の色相を変更するために、より多くのブラシプリセットが用意されています。
新しい画像フィルタ:Rebelleのフィルタメニューにガウスブラー、レンズブラー、シャープといって新しいフィルタとフィルタマスクが追加されました。これらにより、他のソフトウェアに切り替えることなく、アートワークに最適な外観を実現することができます。
カラーフィルタのカラーレンジ:すべてのカラーフィルタ(色相/彩度/明度、カラーライズなど)に実装された新しいオプションを使用して、色相に基づいた色の範囲を変更できるようになりました。
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ライトとダークのインターフェーステーマ
:Rebelle 6の環境設定パネルから、ダークまたはライトのインターフェースに切り替えることができるようになりました。
その他アップデートの詳細はブログで確認することができます。
価格とシステム要件
Rebelle 6は、Windows 10 (64-bit or 32-bit) or Mac OS X 10.14で利用できます。
Rebelle 6は、スタンダード版と、Pro版の2つのエディションがあります。今回のアップデートの機能比較は以下のようになります。
Rebelle 6の通常価格は89.99ドル、Rebelle 6 Proの通常価格は149.99ドルです。既存ユーザーは50%のアップグレード割引が適用され、Rebelle 5の通常のアップグレード価格は、スタンダード版が44.99ドル、Pro版が104.99ドルとなります。Rebelle 5 Proユーザーのアップグレード価格は、74.99ドルです。
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