D5 Render 2.1 がリリース、GIの改善、滑らかさの向上、D5 Widget、カスタマイズ可能なアセットの追加など

CGソフト

2022年1月12日(現地時間)- Dimension 5 は、建築ビジュアライゼーション向けリアルタイムレンダラーの最新アップデート D5 Render 2.1 をリリースしました。

新機能ハイライト

このリリースでは、D5 GI、D5 Widget、滑らかさの向上、カスタマイズ可能なアセットの追加など32の新機能と最適化があります。

GIの精度向上

グローバルイルミネーションの精度が向上しました。レイトレーシングと効率的なライトキャッシングを組み合わせ、さまざまなシーンに合わせてアルゴリズムが最適化されています。

■バウンス回数が増加:リアルタイムプレビューとレンダー出力におけるBrute Forceライトのバウンス回数をさらに増やし、GIの精度を効果的に高めることによって、画像のリアル感がさらに向上しました。。

■植生GIの最適化:シーン内のライトプローブの総数が決まっているため、大きなシーンではライトプローブが散乱しすぎてGI精度が十分でない場合があります。この問題は、大きなシーンの植生でより顕著になり、植物の影が明るすぎて「浮いて」しまうことがあります。この問題に対処するため、植物のGIサンプリングを特に調整して浮遊感をなくし、影をよりリアルに、植物をより地に足のついたものにしました。

■GIサンプリングアルゴリズムの最適化:前バージョンのリアルタイムレンダリング体験はまだ十分ではなく、一部の複雑なシーンではノイズが多く、ノイズ除去後に画面にジッターのような斑点が発生すると考えました。そこで、リアルタイムプレビューの性能をさらに向上させるために、より効率の高いアルゴリズムを開発しました。

新しいD5のGIは、前のフレームや隣接する位置のサンプルを再利用するRestirGI技術を活用し、特定の領域で少量のGIしか拾えない問題を解決し、特に平坦な領域でのサンプリングノイズを低減しています。この最適化により、GIサンプリングの効率は従来比約4倍に向上しています。

■ノイズ除去:D5 Renderでは、3つのシーン – リアルタイムプレビュー、スチルフレームレンダリング、ビデオレンダリングにおいて、最適な結果を得るために、異なるノイズ除去技術を使用しています。

  • リアルタイムプレビュー:高品質なリアルタイムプレビューでは、D5はSSD(Screen Space Denoising)アルゴリズムを使用し、1920×1080フレームのノイズ除去のオーバーヘッドは約1-2msです。
  • スチルフレームのレンダリング:静止画には Intel Open Image Denoiserを使用されています。ノイズ除去の前に、各ピクセルに対して数百の天空光サンプルと数十のGIサンプルが収集されます。
  • ビデオフレームシーケンスレンダリング:Open Image Denoiserの結果は、フレーム間の一貫性に欠けるため、ノイズ除去後のビデオフレームにジッターやフリッカーが発生します。一方、SSD(Screen Space Denoiser)の結果は、画像の高周波のディテールが失われる可能性があります。これを解決するために、デノイザーがサンプルをピックアップする方法を変更したWSD(World Space Denoiser)が導入されています。シーンの空間情報に応じてノイズ除去の強度を調整することで、より高い周波数のディテールを保持することができます。

新しいアルゴリズムと最適化を継続的に行うことで、今後もGIの改良を続けられる予定です。次のステップでは、より良い結果とパフォーマンスを得るために、Ray Guidingとキャッシング、その後はNeural Radiance Cachingを検討するとのことです。

GIの改善についてより詳しい説明はこちらから

滑らかさの向上

モデルローディングの最適化、マテリアルテクスチャの最適化、多くのライトがあるシーンの最適化、GIアルゴリズムの最適化により、D5のGIと反射の効率が2-4倍向上、複雑な大規模シーンのFPSが100~200%向上しました。

滑らかさの向上についての詳細はこちらから

D5 Widget

D5 Widgetは、D5 Renderをカスタマイズした拡張モジュールで、シンプルさを保ちながら高度な機能を提供することを目的としています。インストールなどの複雑な手順を踏まず、クリックするだけでウィジェットをインターフェイスに追加できます。

メニュー>環境設定>ウィジェットで、インストールしたウィジェットの確認、ON/OFFの切り替えがワンクリックで行え、ウィジェットの管理ができます。

将来的には、ユーザーがデザインしたウィジェットをアップロードし、共有することが可能になる予定です。

カスタマイズ可能なアセット

次のようなカスタマイズ可能なアセットが追加されました。

  • 乗り物の塗装色、ライトの点灯・消灯、ドライバーを選択できるようになりました。
  • 静的キャラクターモデルの服装変更をサポート。
  • パーティクルの拡大縮小、速度調整、集中をサポート。

その他すべてのアップデート内容の確認はこちらから

価格とシステム要件

D5 Render 2.1 は、DXRをサポートするWindows v1809以降で利用できます。少なくともNVIDIA GeForce GTX 1060 6GBが必要となります。

価格は、38ドル/月または360ドル/年 となっています。購入はクレジットカード決済でできるようです。無料のコミュニティエディションも利用可能です。

価格の確認はこちらから


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