2021年12月6日(現地時間)Blender foundation は、Decentraland が Blender Development Fundに2年間、パトロンメンバーとして参加することを発表しました。
Decentralandとは
とは、90,601区画の土地で構成されるで構成される分散型3Dバーチャルリアリティプラットフォームです。ユーザーが所有する仮想世界で、作成、探索、取引を行うことができます。
ユーザーはビルダーツールを使ってシーン、アートワーク、チャレンジなどを作成したり、他のユーザーが所有する土地を探索したりすることができます。土地や不動産、アバターウェアラブルなどのデジタルアセットは、Ethereum ブロックチェーンに基づくNFTとなっており、暗号通貨MANAで売買することができます。
Decentraland が Blender Development Fundに参加
Decentralandの背後にあるDAO(Decentralized Autonomous Organization)は、最近行われたコミュニティのタウンホールミーティングで、Blender Development Fundに2年間、パトロンメンバーとして参加することを決定しました。
Decentralandは、Blender Developer Fundに参加する最初の暗号通貨ネイティブプロジェクトとなり、パトロンメンバーとしてFacebook、AWS、Unity、Epic、Nvidia、AMDなどと肩を並べることとなります。
Decentralandの創立メンバーJin氏は次のように述べています。
コミュニティはDecentralandがBlender Development Fundの一部となることに賛成票を投じ、歴史が作られました。オープンソース・プロジェクトがオープンソース・プロジェクトを支援することほど健全なことはありません。
提案書では5年間のコーポレート・ゴールドに言及しましたが、もし1年間のパトロン・レベルのサポートにアップグレードすれば、巨大なソーシャルメディア・カバレッジ(様々なフォーラムやハッカー・ニュース、記事などに広がる)を得ることができ、なおかつ利用可能な資金の約0.2%のコストで済みます。例えば、Appleがパトロン会員になったというニュースに世間がどう反応したかを見てみましょう。
オープンなメタバースのための戦いは2020年代を定義するものであり、Blenderは3Dクリエイターのエコシステムにおいて最も重要なオープンソースプロジェクトの一つです。”A rising tide lifts all boats.”
Jin, founding Decentraland member
原文はこちらから
Blender FoundationはDevelopment Fundを使って、Blender.orgのコントリビューター・コミュニティで広く支持されているトピックである、中核的な開発作業を行う開発者を支援し、資金を提供していくこととなります。
最近のロードマップの提案については以下の記事をご覧ください。
New Patron member: DecentralandDecentraland Joins Blender Developer Fund
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