2024年6月18日(現地時間)- Adobe は動画編集ソフトウェアの最新アップデート Premiere Pro 24.5 をリリースしました。
新機能ハイライト
このリリースでは、プロキシにカスタム透かしが追加され、より多くの Canon および RED カメラファイルをネイティブに操作できるようになりました。また、ProRes プリセットと書き出しパフォーマンスのアップデート、および AI を活用したスピーチを強調機能の改善が行われています。
プロキシファイル用のカスタム透かし
フッテージにカスタム透かしを追加して、Premiere Pro 内のプロキシワークフローを向上できるようになりました。透かしを使用すると、フッテージを保護し、間違ったビデオファイルが公開されないようにすることができます。プロキシを作成するプロセス中に透かしを追加することが可能です。
ProRes 書き出し速度が 3 倍に向上
ProRes 書き出しが最大 3 倍高速になりました。さらに、ProRes 書き出しプリセットは、ProRes 出力の最新のニーズに合わせて、デフォルトで最大ビット深度でレンダリングされる 16 ビットにアップデートされました。これらのアップデートは、デフォルトで有効になっています。
スピーチを強調機能の向上
スピーチを強調機能は、AI を使用して音声録音を改善し、プロのスタジオで録音したかのようなサウンドにするものです。この機能がアップデートされ、静かな録音のオーディオレベルを向上するために正規化プロセスが追加され、様々なオーディオレベルの録音でより適切に機能するようになりました。
Canon と RED のサポートの拡張
Canon EOS C400 および RED V-RAPTOR [X] カメラファイルをネイティブに操作できるようになりました。ファイルを読み込んですぐに編集を開始できます。トランスコードは必要ありません。
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ベータ版の機能
現在利用できるベータ版では以下の追加の機能が利用できます。
Premiere Pro 内での無料のストックオーディオへのアクセス
11,000 を超える Adobe Stock サウンドエフェクトに無料でアクセスできるようになりました。 無料版とプレミアム版でフィルタリングしてキューをプレビューし、最適なトラックを選択してオーディオを追加できます。
Premiere Pro の新しい Spectrum UI
Premiere Pro には現在、最もダーク、ダーク、ライトの 3 つのテーマが含まれています。また、視認性を容易にする高コントラストモードと、コンテンツに重点を置く低コントラストモードを切り替えることもできます。
価格とシステム要件
Premiere Pro 24.5は、Windows 10(64 ビット)V20H2 以降、macOS Monterey(バージョン 12)以降で利用できます。より詳しい最新のシステム要件はこちらから
単体プランの価格は以下の通りです。
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