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2Dデザインのための3Dツール Adobe Projact Neo ベータ版

CGソフト

Adobe Projact Neo ベータ版 の紹介です。

Adobe Projact Neo ベータ版

2023年の Adobe Max Sneak で紹介された Projact Neo は、2024年3月5日からプライベートベータとして利用可能になり、現在誰でも試してみることができるようになっているようです。

Projact Neo は、デザイナーが従来の3D制作ツールや手法を学ぶことなく、3D形状を使用して2Dコンテンツを作成することを可能にし、インフォグラフィックス、ポスター、ロゴ、ウェブサイトなどの2Dデザインに簡単に3Dの要素を取り入れることができるようになります。また、最近ベータ機能として発表された Adobe Firefly の構成参照にも活用できます。

最初のプライベートベータリリースは、ロゴ、インフォグラフィックス、ブランドアイコン、イラストレーションアートワークなどのデザイン作業を、フラットベクターファイルではなく、ボリュームベクターとしてシェイプを構築するパワーで強化することを目的としているとのことです。

Projact Neoでできること

現在、Projact Neoでできることは以下の通りです。

立体感のある図形を簡単にデザイン

Project Neo(Beta)は、使い慣れたコントロールを使用して素早く作業を開始できるため、遠近法とライトを調整して、3D 図形を簡単に結合および描画して、無限のバリエーションを作成できます。

テキストに立体感を加える

Project Neo(Beta)で美しい 3D テキストを作成して、深みのあるテキスト編集を行いましょう。Adobe Fonts ライブラリから 30,000 種類以上のフォントにアクセスできるため、自分のデザインのアイデアに最適なフォントを見つけることができます。

2D アートワークを 3D に変換

Project Neo(Beta)で SVG ファイルを書き出しおよび読み込みして、2D デザインを編集可能な 3D アートワークに変換できます。これにより、プロフェッショナルなグラフィックデザインワークフローに必要な柔軟性と精度が達成できます。

Neo アートワークを Adobe Illustrator に送信

Project Neo(Beta)で 3D デザインを作成し、Illustrator に送信して、立体的なデザイン、グラフィック、イラストを作成できます。アートワークを編集可能なベクターとして Illustrator に書き出して、調整およびカスタマイズし、際立ったデザインスタイルを追加できます。

スタイルを素早く適用して調整

Project Neo(Beta)では、アートワークのルックアンドフィールを簡単に変更できます。リアル、ベクターアート、イラスト、ピクセルアートなど、複数のスタイルフィルターを試し、数回のクリックでアートワークを一変させることができます。

チームでリアルタイムにファイルを表示

Project Neo(Beta)アートワークへのリンクを共同編集者と共有できます。共同作業者として web ブラウザーからアートワークにアクセス、表示、レビューし、デザイナーとフィードバックを共有できます。

コンセプトを素早く視覚化

Adobe Firefly の技術を活用したシーンから画像生成機能では、テキストプロンプトを使用して画像を生成し、独自の構図に合ったビジュアルを視覚化できます。

履歴スライダーを使って 3D デザインを学ぶ

Project Neo(Beta)のパブリックコミュニティギャラリーで任意のアートワークを開き、履歴スライダーをスクロールすると、デザイナーが構図を作成した方法を経時的に確認することができます。

(以下は2024年5月6日時点)

  • 注目のNeoクリエイションを見て、どんなことができるかを確認:どんなファイルでも開いて、インスピレーションを得たり、そこにあるものをベースにしたりできます。
  • デザインをワークフローに組み込む。
  • SVGファイルをAdobe Illustratorで開くと、他のIllustratorファイルと同じように、すべてのベクターが編集可能な状態になります。
  • PNG、JPG、またはSVGファイルとして作品をダウンロードできます。
  • 1つのデザインから無限のバリエーションを生成。
  • パラメトリックなプリミティブ図形を使ってデザインを構築。シェイプをブレンドして、カスタムメイドの作品を作成
  • 色、影、照明で遊んだり、好きな角度を設定したり、スタイルを調整して、同じ作品からまったく異なるルックを作り出せます。
  • コラボレーション:共有ボタンをクリックすると、チームメンバーに送信できるリンクが作成されます。あなたの作品へのリンクを持つ人は誰でも、あなたが作品を編集している様子をリアルタイムで見ることができます。あなたの共同作業者もファイルを編集することができます。ただし現在のところ、共有相手の編集内容は保存されません。

開発中の機能と制限(2024年5月6日時点)

  • シェイプのグループ化は現在サポートされていませんが、近日対応予定。
  • 共有オプションは今のところ制限されていますが、近い将来予定されているものを見ることができます。
  • スナップは現在、バウンディング・ボックスのエッジと面にスナップします。
  • 現在、各プロジェクトは合計64オブジェクトに制限されています。

Adobe Projact Neo ベータ版 ウェブサイトへ

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