Redshift 3.5.19 がリリース、マットキャップシェーダーの改善、Blenderジッターノードのサポートなど

プラグイン

2023年9月13日(現地時間) – Maxonは、2023年9月のMaxon製品のアップデートを発表しました。

今回は、Cinema 4D 2024、Red Giant 2024、RedshiftとMaxon カプセルのアップデートが行われています。ここでは、Redshiftの新機能を紹介したいと思います。

新機能ハイライト

Redshift 3.5.19では、マテリアルキャプチャシェーダーにいくつかの入力画像調整機能が追加されました。他にも、歪みシェーダーはMaxonノイズの3Dディストーションとバンプマップの2Dディストーションに対応、12スレッド以上のCPUスレッドを持つシステムにおけるRedshiftのCPUパフォーマンスが改善されています。

新しいマットキャップシェーダーコントロール

マテリアルキャプチャシェーダーに調整パラメータが追加され、ユーザーは自分のデジタルスケッチから美しいイラストレンダリングを作成できるようになりました。シンプルでスタイル化されたレンダリングを素早く作成するのに最適です。

歪みノードがMaxon ノイズを使った3Dディストーションに対応

歪みノードがMaxon ノイズを使った3Dディストーションに対応しました。これは、歪みがカラーテクスチャ入力に限定されなくなり、人気のあるMaxon ノイズノードの3Dディストーションとバンプマップのディストーションが可能になったことを意味します。他のシェーダーパラメータを歪ませることなく、メッシュ上のサーフェイスエフェクトを歪ませるために、両方のオプションを独立して使用できます。

12スレッド以上のCPUスレッドを持つシステムにおけるRedshiftのCPUパフォーマンス改善

12スレッド以上のCPUを搭載したシステムでは、レンダーバケットが自動的に同時実行されるようになりました。これにより、マルチコアCPUのパフォーマンスが向上し、レンダリングが高速化されます。バケット分割は12スレッド未満のCPUでは効果がないため、これらのCPUではこの機能は自動的にオフになります。

Blenderジッターノードのサポート

BlenderのRedshiftに基本的なジッターノードのサポートが追加されました。ジッターノードを使って、多数のアセットでシェーダーのアトリビュートを素早く変化させることができます。

その他

  • Blenderのユーザーデータサポート
  • Packed AlembicプリミティブをRedshift Alembicプロシージャルとしてレンダリングできるように
  • Cinema 4D 2024サポート

その他すべてのアップデート内容の確認はこちらから

価格とシステム要件

動作環境の確認はこちらから

Redshift の価格は、6,050円/月 または39,600円/年 です。

また、Cinema 4D 、Redshift 、RedGiant Complete などMaxonの製品が全て利用できる178,200円/年のサブスクリプション『MAXON ONE』の一部としても利用できます。

その他詳しい価格の確認はこちらから


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