AIシェーダージェネレータ
Unity japan の高橋 啓治郎氏が公開した ChatGPT API を利用した AIシェーダージェネレータの紹介です。
高橋氏は、Unity用のAIシェーダージェネレータを proof-of-concept として公開しました。次の動画では、デモや仕組みの説明などがされています。
AI の出力する shader は、良くコンパイルエラーになり、複雑なものは実装を諦めてしまうようです。高橋氏は、現段階ではとっても使えるレベルではないと述べていますが、「自然言語を使って記述したものがコードになって出てくるというのは驚きで、AI とコミュニケーションしながら協力してシェーダーを組み上げていく、という工程には、今までにない開発体験があった。」とも述べています。
今回のサンプルは Unity の editor 機能として ChatGPT を組み込むものでしたが、ゲームやアプリの内部に組み込むこともできます。ゲームのストーリーを自動生成させたり、自然言語で NPC を操作できるようにしたりということも可能になりそうです。
Unity用のAIシェーダージェネレータ Githubページへ
AICommand
さらに高橋氏は、ChatGPTのUnity Editorへの統合を proof-of-concept として公開しました。AI Commandでは、自然言語によるプロンプトでEditorを操作することができます。
高橋氏は、このプロジェクトの主な目的は、これらの成功や失敗からいくつかのアイデアを得ることで、AI Shaderと同様にAI Commandも間違いなく実用的レベルではないとしています。うまくいくことも失敗することもあるのでご留意ください。
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