『ゴジラ−1.0(Godzilla Minus One)』の VFX Breakdown の紹介です。
ゴジラ−1.0(Godzilla Minus One)
概要
『ゴジラ−1.0(Godzilla Minus One)』は2023年11月3日公開のTOHOスタジオ・ROBOT制作による日本映画。戦後間もない日本を舞台に描かれる、山崎貴VFX・脚本・監督による怪獣映画です。
『ゴジラ』シリーズでは37作目であり、国産の実写作品としては通算30作目。『シン・ゴジラ』以来7年ぶりとなり、ゴジラ生誕70周年記念作品と位置付けられています。
この作品は、その視覚効果、演出、ストーリー、キャラクター、音楽、社会的コメントが海外で批評家から高く評価され、2023年の最高の映画の1つ、およびゴジラシリーズの最高の映画の1つとして高く評価されました。また、第 47 回日本アカデミー賞で主要 12 部門にノミネートされ、第96 回アカデミー賞では視覚効果賞にノミネートされるなど、数多くの賞を受賞しています。
あらすじ
第二次世界大戦末期の1945年(昭和20年)。敷島浩一は特攻へ向かう途中で零戦が故障したと偽り、小笠原諸島に位置する大戸島の守備隊基地に着陸する。その日の夜、基地を全長15メートルほどの恐竜のような島の伝説で語り継がれる生物「ゴジラ」が襲撃する…
トレイラー
VFX Breakdown
『ゴジラ−1.0(Godzilla Minus One)』の VFX ショット610点すべて、白組が手掛け、山崎氏がスーパーバイザー、渋谷紀代子氏がディレクターを務めています。デザイン作業にはHoudiniとMayaが、合成作業にはNukeがそれぞれ使用されています。
次の動画では、海を舞台にしたシーンについて触れられています。海のシーンは当初、映画の中でそれほど多くなる予定ではありませんでしたが、趣味でCGによる水の合成を行っている野島氏の作成したシーンが優れていたことから増やされました。水のシミュレーションを使用したシーンは、非常に膨大なデータ量となり、すべてを合わせるとペタバイトを軽く超えていたとのことです。
また、ゴジラのモデリングには、MaxonのZbrushが使用されました。次のMaxonの記事でその舞台裏が紹介されています。
他にも東宝の公式やテレビなどでも舞台裏が紹介されています。
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