2022年8月30日(現地時間)- KitBash3Dは、同社の3Dアセットコレクションの最新アップデート Kits 5.0 を発表しました。現在開催されているアニバーサリーセール情報と合わせて紹介したいと思います。
Kits 5.0 新機能ハイライト
2020年8月、 KitBash3Dは、UnrealとUnityのサポート、PBRマテリアルなどの大きくアップデートされた Kits 4.0 をリリースされましたが、今回のアップデートでは、キットの配信の改善、新しいダウンロードオプションとファイルフォーマット、多くのDCC固有の改良が行われています。
今現在、コレクションにある全てのKitsは、以下のような新機能を備えて無料でアップデートされています。
新しいファイルフォーマット
Kitbash3D.comからダウンロードできるすべてのアクティブなキットは、以下のファイルフォーマットをサポートするようになりました。
- Maya + Arnold
- 3DsMax + Arnold
- C4D + Redshift
※Mayaと3Ds MaxのArnoldレンダラをサポートするようになったので、ダウンロードオプションから「Native」レンダリングオプションが削除されています。
2k と 4k のテクスチャ解像度
ディテールとクオリティを維持するために必要なキットのサイズの増加に対応するため、複数のテクスチャ解像度とファイルダウンロードオプションから選択できるようになりました
3Ds Max | Blender | Cinema 4D | FBX + OBJ | Houdini | Maya | Unity | Unreal |
2k PNG 4k PNG | アセットとテクスチャを別々にダウンロードする必要はありません。 Unreal用キットは1つのプロジェクトとして提供されます。 1k、2k、4k の uasset テクスチャサイズは、1k、2k、4k の 3 つのパッケージで提供されます。各パッケージには、Unreal プロジェクトの一部として、すべてのアセットと、特定の解像度のテクスチャが含まれています。 |
ダウンロードオプションの追加
- ファイルとテクスチャ (標準ダウンロード)
- ファイルのみ
- テクスチャのみ
※ファイルおよびテクスチャを一緒にダウンロードする場合は、ブラウザで複数のダウンロードを許可していることを確認してください。ダウンロード速度を向上させるために、これらは2つの別々のzipファイルになっています。
各フォーマットに対するDCC特有の改善
■3ds Max
- FIXED:3Ds Max ファイルの未使用のサブマテリアルを削除。
■Blender
- FIXED:Blender マテリアルのデフォルトのスペキュラが変更。
■C4D
- NEW:C4D ファイルのデフォルトのテクスチャ圧縮を追加。
- FIXED:C4Dマテリアルのデフォルトカラースペースが “Raw “に変更されました。
■FBX/OBJ
- FIXED:FBX/OBJにおけるテクスチャリンクの問題を解決しました。
■Unreal
- IMPROVED:Unreal ファイルの提供方法が変更され、UProject ファイルが再導入されました。
- IMPROVED:Unreal マスター マテリアルの更新。
- FIXED:アンリアルで自動生成された LOD の動作の更新。
■Maya + 3DS Max
- IMPROVED:Maya + 3Ds Max 用の Redshift ファイル フォーマットのデフォルト カラー スペースの更新
より詳しいアップデート情報はこちらから
アニバーサリーセール
KitBash3Dが5周年を迎え、アニバーサリーセールが開催されています。このセールでは、コードを使用することで、3キットを2キットの価格で、6キットを3キットの価格で購入できます。
コード 3for2 または 6for3 をチェックアウト時に使用してください。
期間は、2022年9月14日9:00(現地時間)までです。
すべてのキットの確認はこちらから
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