2022年8月9日(現地時間)- NVIDIA は、本物そっくりのバーチャルアシスタントやデジタルヒューマンを容易に作成してカスタマイズできるようにするための
これらのモデルやサービスはクラウドで展開することで、ACE は複数の言語を理解し、音声プロンプトに対応し、
ACEは、NVIDIA の Unified Compute Framework をベースに構築されており、非常にリアルで完全にインタラクティブなアバターに必要な幅広いスキルを活用するために必要な豊富なソフトウェアツールやAPIへのアクセスを提供します。これには、音声 AI アプリケーションの開発に役立つ NVIDIA Riva や、コンピューター ビジョンとインテリジェント ビデオ解析用の NVIDIA Metropolis、高性能レコメンダー システム用の NVIDIA Merlin™、自然言語理解に基づく大規模言語モデル用の NVIDIA NeMo Megatron、そして AI によるアニメーション作成機能を搭載した NVIDIA Omniverse が含まれます。
Nvidiaは、ACEが可能にするアシスタントやアバターは、ゲーム、エンターテインメント、銀行、交通、ホスピタリティにおけるインタラクションを一変させるとしており、NVIDIA の Omniverse およびシミュレーションテクノロジ担当バイスプレジデントである Rev Lebaredian氏 は次のように述べています。
「当業界は、
人間が当然のように期待するコミュニケーションや複雑なタスクを コンピューターが容易に遂行できるよう学習させることに、 数十年にわたり取り組んできました。NVIDIA ACE によって、この目標に手が届くようになります。高度な AI テクノロジが多数統合された ACE を利用することで、チューリングテスト合格水準のデジタル アシスタントの開発が可能になるでしょう」
ACE をベースとするアプリケーションには、NVIDIA の Project Maxine と Project Tokkio の 2 つがあります。
- Project Maxine は、
仮想コラボレーションおよびコンテンツ制作アプリケーションに最 先端のビデオと音声機能を提供します。 - Project Tokkio は、インテリジェントに顧客を認識して理解し、会話することや、
レコメンデーションを提供することで、 レストランなどでの顧客サービスを向上させることができる、 インタラクティブなアバターを実現します。
■開発者の声
多くのバーチャルアシスタントやデジタルヒューマンの開発者は、ACE を活用してアバター開発を加速させることができます。
Reallusion, Inc. のイノベーション開発部門でイノベーション担当責任者を務めるElvis Huang 氏は次ように述べています。
「Reallusion の開発者は説得力のあるキャラクターをすばやく簡単に作成するこ
とができます。そこに AI とリアルタイム レンダリングにおける最新の技術進歩が加わることで、 さらに前進できます。当社の Character Creator および iClone ツールと NVIDIA の Omniverse Avatar Cloud Engine の組み合わせは、エンド ユーザーとリアルにやりとりする本物そっくりのアバターの素晴ら しい作成手段となるでしょう」
また、TIRIAS Research のプリンシパルアナリストであるKevin Krewell 氏は次のように説明します。
「デジタル ヒューマンとバーチャル アシスタントの需要があらゆる業界で急成長を遂げているのに対し
、 これらを作成して拡張する方法は複雑化の一途をたどっています。 NVIDIA のOmniverse Avatar Cloud Engine には、 本物そっくりのインタラクティブなアバターの大規模な作成と提供 を容易にするために必要な、クラウドベースの AI マイクロサービスがすべて統合されています」
詳細については、Omniverse Avatar Cloud Engine のサイトを参照してください。
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