Mifth(Pavel Geraskin氏)による Bengine For Unity 0.1の紹介です。
Bengine For Unity とは
BEngine for Unity は、Blenderでセットアップしたジオメトリノードの.blendファイルをUnityに取り込んで、メッシュやインスタンスをプロシージャルに生成することができるツールです。
以下の動画で使用している様子を確認することができます。
■機能
- プロシージャルメッシュの生成
- プロシージャルインスタンスの生成(be_instance attribute)
- Unityマテリアルのサポート(be_material attribute)
- UVサポート(uv_map, uv_map2, uv_map3 … uv_map8 attributes)
- 頂点カラーのサポート(be_color attribute)
- Unity UI内での入力サポート(Tabs, Foldouts, Separators, Labels, Objects, Floats, Integers, Strings, Textures)
Unity 2021 HDRP用のサンプルも含まれています。
BEngineのセットアップ手順
- BEngine-PyとBEngine-Unityのフォルダをプロジェクトにコピーします。基本的にはAssetsフォルダで問題ありません。
- Edit->ProjectSettings->BEngineで、Blenderの実行パスを設定。
BEngineコンポーネントのセットアップ手順
- Blenderでジオメトリノードジェネレータを作成します。ブレンドファイルをAssetsフォルダのどこかに保存します。
- 空のGameObjectを作成し、BEngine Componentを追加します。
- ブレンドファイルを “Blend File “コンテナにドラッグ&ドロップします。
- Blenderと同じようにジオメトリのNodes Nameを設定します。
- Update Nodesボタンを押します。ブレンドファイルの横に、新しいjsonファイルが作成されます。このファイルには、Geometry Nodes Inputsの値が含まれています。jsonファイルは削除しないでください。また、UI Inputsを微調整できるようになります。
ルールについて
Unity内でジオメトリノードを取り込むための簡単なルールがいくつか存在します。
例えば、ジオメトリを入力として取得するには、デフォルトのジオメトリ入力ではなくObject Infoノードを追加する必要があります。
他にもマテリアルやインスタンス、UVなどの簡単な設定ルールがあり、以下の動画で確認することができます。
■Instances
■Materials
■UVs
すべての設定に関する詳細情報はこちらのドキュメントページから確認することが可能です。
価格とシステム要件
Bengine For Unity 0.1は、Blender3.2で利用することができます。
価格は45ドルとなっています。
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