Premium Beat による無料の映像制作向けアセットの紹介です。
2021年10月末頃、Premium Beat が毎年行っている Free Week 2021 が終了しました。この催しでは、PremiumBeatはFilm Bodegaと提携し、動画制作の役に立つのオーバーレイやカスタマイズ可能なテンプレートを無料で提供しています。
以下で紹介するコンテンツは、商用・個人用を問わず、すべて無料で利用することができます。ダウンロードすることで、これらの無料素材を再販または再配布しないことに同意したことになります。
また、ダウンロードフォルダには、各パックのトレーニングや、特別なオファーのクーポンコード含まれています。(コードは、2022年5月末まで使用可能)
45種類の無料の手描きアニメーションシンボルとシンボル
タイムラインにドラッグ&ドロップして使用することができる45種類の無料の手描きアニメーションです。
ビデオエレメントは、250以上のアニメーション文字、記号、図形からなる Hand Drawn | Animated Fonts and Symbols から提供されています。
各アニメーションにはキーが設定されており、Premiere Pro、Final Cut Pro、DaVinci Resolveをはじめとする主要な編集ソフトにドラッグ&ドロップすることができます。以下のチュートリアルでは、3つの編集ソフトでの使い方が紹介されています。
- ビデオをプロジェクトに読み込む。
- エフェクトコントロール(Effects Control)パネルで位置とスケールを調整する。
- アニメーションの色を変更するには、クリップに「Tint」エフェクトを適用します。
- ビデオをプロジェクトに読み込む。
- インスペクタ(Inspector)で位置とスケールを調整する。
- アニメーションの色を変更するには、クリップに 「Colorize」 エフェクトを適用します。
- ビデオをプロジェクトに読み込む。
- インスペクタでで位置とスケールを調整する。
- アニメーションの色を変更するには、クリップに「Color Generator」エフェクトを適用します。
上記のチュートリアルで使われているフォントは無料でダウンロードすることができます。無料フォントのダウンロードはこちらから
45種類の手描きアニメーションの無料ダウンロードはこちらから
18種類の氷のエフェクトと雪のオーバーレイ
氷点下の寒さを表現したり雪を降らせたりして、冬の雰囲気を演出することができる18種類の氷と雪のオーバーレイです。
マスクを使ったり、複数の要素を重ね合わせたりすることで、ユニークな表現が可能になります。
また次の動画では、Premiere Pro、After Effects、Final Cut Pro、DaVinci Resolveでオーバーレイビデオエレメントを使用する方法が紹介されています。
- ダウンロードフォルダまたはお好みのクリップをプロジェクトに読み込みます。
- 氷や雪のオーバーレイの映像をタイムラインの上にレイアウトした後、オーバーレイを映像の上のビデオレイヤーにドラッグします。
- 「エフェクトコントロール(Effect Controls)」タブをクリックすると、「エフェクトコントロール」タブの不透明度のエリアに、ブレンドモードのオプションが表示されます。ここでは、自分の好きなものを自由に使うことができます。しかし、より自然な雪の効果を得るためには、「スクリーン(Screen)」を使用することをお勧めします。
- 色を変更したり、オーバーレイの明るさやコントラストをカスタマイズしたい場合は、「Lumetri Color」エフェクトを使います。ここでは、「カーブ(Curves)」ドロップダウンを使って色を変更したり、コントラストをカスタマイズしたりできます。
- オーバーレイのフォルダをインポートします。
- 雪や氷のオーバーレイを追加したいコンポジションにお好みのクリップをドラッグします。
- 次に、シーンやデザインに合わせてブレンドモードを選択します。おすすめは「Add」か「 Screen」モードです。オーバーレイ(overlay)やハードライト(hard light)を使うと、面白い結果が得られることもあります。
- オーバーレイの色やコントラストをカスタマイズしたい場合は、カーブエフェクトを使ってコントラストを調整することをお勧めします。また、色を変えたい場合は、「色相/彩度」エフェクトがおすすめです。この2つは、エフェクトのドロップダウンにある「色調補正( Color Correction)」のセクションにあります。
- フォルダまたは必要な特定のクリップをプロジェクトに読み込みます。
- オーバーレイを、雪や氷を追加したいビデオレイヤーの上に置きます。
- 右上には合成オプションタブがあります。ここでは、ドロップダウンからオーバーレイモードを選択します。ほとんどの場合、「Screen または「Add」が最適なブレンドモードとなります。自由に試してみてください。
- 色やコントラストを変更したい場合は、「エフェクト(Effects)」パネルにある「カラーライズ(Colorize)」などの様々な色補正ツールをご利用ください。
- ダウンロードフォルダまたは任意のクリップをプロジェクトにインポートします。
- オーバーレイをタイムラインにドラッグします。
- 「ビデオ設定(Video Settings)」メニューの「コンポジット(Composite)」タブを開き、ブレンドモードを確認します。
- ブレンドモードを「Screen」またはその他のお好みのモードに設定します。
18種類の氷と雪のオーバーレイの無料ダウンロードはこちらから
13種類のPremiere Pro用トランジションテンプレート
このPremiere Proトランジションテンプレートは、複数のクリップをドラッグしたり、エフェクトを追加したりすることなく、Premiere Proでトランジションを使えるようになります。
次の動画では、Premiere Proでこの無料のトランジションテンプレートを使用する方法が紹介されています。
- Adobe Premiere Pro CCを起動し、Essential Graphicsパネルを開きます。Window > Essential Graphicsで見つけることができます。
- Essential Graphics パネルの右下にある「インポート」ボタンをクリックします。ダウンロードしたmogrtファイルに移動して、選択し、「開く」をクリックします。これで、Premiere ProのEssential Graphicsライブラリにmogrtが入りました。
- ライブラリにインストールしたEasy Transition Liteのmogrtを、Premiere Proのタイムライン上で、トランジションさせたい2つの映像クリップの上にドラッグします。
- Essential GraphicsパネルのEditタブを開くと、カスタマイズ可能なオプションが表示されます。
このテンプレートは、最新のAdobe Premiere Pro CCにのみ対応しており、スタンドアロン版やPremiere Rushでは使用できません。また、無料の13種類のトランジションは1つのmogrtファイルで提供されます。
13種類のPremiere Pro用トランジションテンプレートの無料ダウンロードはこちらから
15種類のゴッドレイ(天使の梯子)ライトオーバーレイ
スタジオで撮影された15種類の4K解像度ゴッドレイオーバーレイパックです。
これらのエレメントは使いやすく、お好みの編集・合成アプリに持ち込んで、映像に重ね、ブレンドモードを調整して使用できます。色を変えたり、マスクを使ったり、複数のエレメントを重ねることで、映画のような視覚効果を生み出すことができます。
オーバーレイの使用方法は、すでに紹介した18種類の氷と雪のオーバーレイをご覧ください。
15種類のゴッドレイ(天使の梯子)ライトオーバーレイの無料ダウンロードはこちらから
Premiere Pro用コンピュータースクリーンジェネレータ
このスクリーンジェネレーターは、After Effectsを使用せずに、Premiere Pro上でリアルでカスタマイズ可能なスクリーンの反射や動きを追加することができます。
こういった表現を簡単に作成したい方や、動きのある画面を再現したいが、After Effectsのスキルがなく、自分でモーショングラフィックスをデザインできないという方に適しています。
次の動画では、Adobe Premiere Proにスクリーンジェネレーターをインストールし、使用を開始する方法を紹介されています。
このテンプレートは、最新のAdobe Premiere Pro CCを必要とし、Premiere Rushには対応していません。
Premiere Pro用コンピュータースクリーンジェネレータの無料ダウンロードはこちらから
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