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Apple ObjectCapture を使用した最初のアプリ 「PhotoCatch」

CGソフト

Ethan Saadia氏(EOS Innovations LLC)によって開発されたApple ObjectCapture の最初のアプリ 「PhotoCatch」の紹介です。

開発者について

PhotoCatchを開発している Ethan Saadia氏 は、ハードウェアとソフトウェアの開発者で、ソフトウェア面では、AR(拡張現実)、機械学習、Flutter、iOS開発などのプロジェクト、ハードウェアでは、Raspberry Pi、回路設計、3Dモデリングとプロトタイピングの経験があります。2019年にはAppleからWWDCスカラシップを授与され、WWDC2020にはApple Swift Student Challengeで優勝しています。

PhotoCatch

Object Capture APIを使用した最初のアプリ

PhotoCatchは、Apple WWDCの基調講演からわずか3日後に発表されており、Appleの新しいフォトグラメトリー技術「Object Capture」のために設計された最初のアプリとされています。

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フォトグラメトリーは、2D画像をつなぎ合わせてシームレスな3Dモデルを作成するコンピュータビジョン技術です。PhotoCatchは無料で提供されており、誰でもこの技術を使用することができます。

Ethan Saadia氏によるとPhotoCatchは、わずか2週間で、50カ国以上で何千回もダウンロードされているとのことです。

特徴

PhotoCatchは、ワンクリックでリアルな物体の3Dモデルを簡単に作成できるMacOS用のアプリで、現在 macOS 12 Monterey Beta で使用できます。

■簡単ワンクリック

対象物をスキャンするには、対象物のビデオまたは写真を数枚撮影し、PhotoCatchにインポートして、”Create Model “をクリックするだけです。

ビデオインポート機能を使用すると、対象物の周りを移動しながら動画を撮影するだけで、PhotoCatchが自動的に埋め込み画像を抽出することができるので、スキャンの作成時間を大幅に短縮することが可能です。

■オプションによる3Dモデルの調整

5つの品質オプションと高度なパラメータを設定することができ、モデル調整することが可能となっています。

■エクスポート

現時点では、OBJファイルとUSDZエクスポートが可能で、PhotoCatchのスキャンデータは、ARKitアプリ、Web上のAR Quick Lookや、好きな3Dソフトウェアでバーチャルリアリティや拡張現実、ビデオゲーム制作、アニメーションなどに利用できます。

■Sketchfab統合

PhotoCatchは、3Dコンテンツを共有するためのオンラインプラットフォームであるSketchfabと直接統合されているため、SketchfabのアカウントとPhotoCatchを接続すると、数回クリックするだけで公開できます。

Made with PhotoCatch
by PhotoCatch
on Sketchfab

Mac以外でも利用可能なPhotoCatch Cloud

PhotoCatch Cloudは、どのデバイスからでも自分の写真やビデオをアップロードでき、24時間以内に3Dモデルを受け取ることができるオンラインサービスです。

PhotoCatchCloudでは、MacやiPhoneを使用する必要はありませんが、有料となります。

■手順

  1. ウェブ上に画像をアップロード。HEIC、JPEG、PNGをサポートしています。
  2. 支払い。
  3. 24時間以内に電子メールで.USDZファイルを受信します。

料金体系

価格は、1モデル1.99ドルからで、写真の枚数と作成する3Dモデルのクオリティによって追加料金が必要となります。

  • Preview: 0.04ドル /image
  • Reduced: 0.06ドル /image
  • Medium: 0.10ドル /image
  • Full: 0.15ドル /image

■アップロードする写真のポイント

  • あらゆる角度から、70%以上の重なりがあるように被写体を撮影してください。最低でも20枚の写真をお勧めします。
  • 背景には、他のものが写っていない無地のものを使用してください。
  • 対象物に十分な質感や特徴があることを確認して撮影してください。
  • 全方向から光が当たるようにし、影ができないようにする。

PhotoCatch Cloud ページへ

iOSアプリがリリース(7/14更新)

上記の PhotoCatch Cloud に直接アクセスできるiOSアプリがリリースされました。iPhone、iPadでPhotoCatchの機能が利用できます。

ウェブ版の PhotoCatch Cloud と同様に4つの3Dモデルのクオリティが選べます。20枚の写真を使用したときの実際の価格は、以下のようになりました。

  • Preview: 2.79ドル
  • Reduced: 3.19ドル
  • Medium: 3.99ドル
  • Full: 4.99ドル

iOSアプリページへ

価格とシステム要件

PhotoCatch の使用は、現在、macOS 12 Monterey Beta である必要があるので注意してください。詳しいシステム要件はこちらから

Creative Commons BY-NC-SA licence のもとで無料で提供されており、個人使用は無料です。商用目的で使用したい場合はお問い合わせが必要なようです。


無料のPhotoCatchアプリのダウンロードはこちらから

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