によって公開されている無料の Blenderアドオン Capsule 1.3 の紹介です。
Capsule 1.3
Capsule は2016年にはじめてリリースされている無料のBlenderアドオンで、このたびアップデートされました。Capsuleの目標は、多くの人が使用できるようにファイルフォーマットにとらわれず、3Dファイルフォーマットの状況が変化しても、より適切な対応ができるようにすることということです。
このアドオンを使用すると、Blenderにあるエクスポート形式を利用して、ワンクリックで数百のアセットを複数の形式にエクスポートできます。エクスポート設定のプリセットを作成することができるので素早いエクスポートが可能です。
最新リリースでは、Blender2.92以降に対応し、USD形式のエクスポートをサポートしています。
Capsuleの機能リスト
- Batch Exports – シーン内の何百ものオブジェクトやコレクションをエクスポート用にマークし、ワンクリックですべてをエクスポートすることができます。シーン内のアセットに変更を加えて再エクスポートする必要がある場合も、もう1回クリックするだけで簡単に行えます。
- Export Lists – エクスポート用に用意されたすべてのオブジェクトの概要を把握し、リストメニューから素早く設定を変更できます。
- Export Presets – Alembic、Collada、FBX、GLTF、OBJ、STL、USDのエクスポートフォーマットをサポートし、エクスポート設定の詳細なプリセットを作成することができます。
- Origin Point Export – エクスポート内の原点を決めることができ、エクスポート前に手動でオブジェクトを移動する必要がありません。
- Automated Folder Structures – Capsuleでは、エクスポート用のフォルダを自動的に生成することができ、複雑なエクスポート設定を整理するのに役立ちます。
より詳しい使用方法はこちらから確認することができます。
注意
Capsuleがシーンからアセットをエクスポートできないケースがいくつかあります。以下のようなケースではうまくエクスポートできないかもしれません。
- Armature Bonesにアタッチされていないアニメーション:アセットがエクスポートにオブジェクトオリジンポイントを使用しているときにこれを実行しようとすると、失敗する可能性が高いので、シーンオリジンポイントを使用するようにしてください。
- Bone Constraints:Export PresetsメニューのArmatureタブにある「Preserve Armature Constraints」ボタンは、ボーンコンストレイントのあるアーマチュアをエクスポートする必要がある場合に役立ちます。しかし、これは現在実験的な機能であるため、結果は様々です。
アドオンに問題やバグを発見した際は、GitHubリポジトリやメールなどから連絡することができます。
無料のBlenderアドオン Capsule 1.3 のダウンロードはこちらから
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