Maxwell Render 5.2 がリリース、ノイズ除去の改善、GPUエンジンでのマルチライトのサポートなど

プラグイン

2021年3月8日(現地時間)Next Limit は、同社が開発する3Dレンダリングアプリケーションの最新アップデート Maxwell 5.2 をリリースしました。

Maxwell 5.2の新機能

このリリースでは、新しいデノイザーの実装、GPUエンジンでのマルチライトのサポート、Substance Designerアシスタントなどがされています。

新しいデノイザーの実装

Maxwell 5.2では、Maxwell内部でのDenoiserの動作方法を作り直されました。Maxwellは2回のパスを実行する必要がなくなり、Denoiserの情報はmxiファイルに保持されます。さらに、必要なメモリは最小限に削減され、新しい微調整オプションが追加されました。

これらの変更により、しっかりとした快適で簡単なDenoiserになったとされています。

クラウドでのレンダリング

新しいクラウドレンダーサービスは、Maxwell Studioとサポートされているプラグインに統合されています。ボタンを1回クリックするだけで、Maxwellシーンがクラウド上の最速のマシンによってレンダリングされます。

GPUエンジン用のマルチライト

MXIファイルはすべてのライト情報を保持しており、レンダリング中またはレンダリング終了後に、異なる光の強さを変更できます。

Substance Painter & Designer

既存のSubstance Painterアシスタントに加えて、Substance Designerアシスタントが追加されました。Substance Sourceライブラリからダウンロードした.sbsarファイルをSubstance Designerアシスタントに直接ロードすると、自動的にMaxwellマテリアルに変換されます。マテリアルは、Maxwellの中からパラメータをカスタマイズすることができます。

すべてのアップデート内容の確認はこちらから

価格とシステム要件

Maxwell 5.2 は、64bit Windows 7以降、MacOS 10.11(El Capitan)以降などで使用できます。詳しいシステム要件はこちらから確認できます。

MaxwellRenderは、3ds Max、ARCHICAD、Cinema 4D、FormZ、Maya、Rhinoceros、SketchUpの統合ブラグインとして使用することができます。また、現在プラグインを提供していない3D、CADアプリケーションでも使用できるスタドアロン版 Maxwell Studio も提供しています。

価格はそれぞれ永久ライセンスで495ユーロ(約64000円)からとなっています。

価格の確認はこちらから


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