Blender Foundationが、Khronos Groupの公式アソシエイトメンバーに

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Blender Foundationは、3Dグラフィックスのオープンスタンダード団体であるKhronosGroupに参加しました。

Khronos Membershipについて

2000年に設立されたKhronos Groupは、様々なプラットフォームやデバイスでの3Dグラフィックス、仮想現実、拡張現実、並列コンピューティング、ニューラルネットワーク、画像処理のためのロイヤリティーフリーのオープンスタンダードを作成することに焦点を当てた、非営利、会員出資のコンソーシアムです。Khronosのワーキンググループによって作成された標準の多くは、Vulkan、OpenGL、OpenGL ES、WebGL、glTF、OpenCL、OpenVXなど、今日の業界で広く利用されています。

Khronosのメンバーは、Khronosの標準仕様の開発に貢献することができ、仕様原案やコンフォーマンステストに早期にアクセスすることで、最先端の3Dプラットフォームやアプリケーションの提供を加速することができます。

メンバーの特典とメンバーシップレベル

メンバーシップは、出資金額によってメンバーシップレベルが決まり、それに応じた特典があります。大きくは議決権のあるPromoter Member、Contributor Memberと議決権のないNon-Profit Member、 Associate Member、 Academic Memberに分けられ、議決権のあるPromoter Member、Contributor Memberには、Nvidia、AMD、Epic Games、Sony、Adobe、Autodesk、Unityなどの大手企業が名を連ねています。日本の企業では日立やパナソニックもこのレベルに参加しているようです。

詳しい情報はこちらから

Blender Foundationが、Khronos Groupの公式アソシエイトメンバーに

Blender Foundationは、OctaneRender開発者のOtoyなどと同じAssociate Members(アソシエイトメンバー)としてKhronosGroupに参加します。このメンバーレベルには、議決権はありませんが、ワーキンググループに参加する権利を与えられます。

Khronos Groupは、新しいVRフレームワークのベースとして最近Blenderに採用されたOpenXRの開発や現在のBlender開発プロジェクトであるVulkanの開発にも関わっています。

BlenderFoundationのCEOであるTon Roosendaal 氏は、このKhronosGroupへの参加のメリットについて次のように述べています。

訳:Blenderはオープンスタンダードを使用しており、これらのスタンダードはKhronosグループによって設計され、アップグレードされています。私たちは今、早い段階で情報を得ることができ、新しいバージョンの標準を形成するのに役立つことができます。

例としては、OpenGL、OpenCL、OpenXRなどがあります。OpenGL、OpenCL、OpenXR、Vulkan、Gltf、Collada。


Khronos メンバーを見るKhronos Group Welcomes Blender Foundation as Associate Member

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