Autodesk Flow Studioに新機能「AIリギング」と「ニューラルレイヤー」が追加!Trellis 2、Nano Bananaも利用可能に

CGソフト

2026年4月28日(現地時間)— Autodesk は、Flow Studio 内でテキストや画像から手軽に 3D アセットを生成できる機能「Wonder 3D」をさらに強化する新しいアップデートを発表しました。

Autodesk Flow Studioの新機能

今回のアップデートでは、Flow Studio に新たに「AI Rigging」と「Neural Layer」が追加されました。

これにより、ユーザーはアセット生成だけでなく、アニメーション制作やショットの最終調整までをシームレスに進められるようになります。生成したキャラクターの自動リギング、アニメーション、そしてシネマティックな仕上げまで、従来のように複雑なパイプラインを組む必要がなく、ワークフロー全体をスムーズに完結できるようになります。

また、ワークフロー全般にわたってユーザー自身による柔軟な制御が可能で、アニメーションや最終調整のために使い慣れた任意の3Dツールへエクスポートしたり、Flow Studio内に留まったまま最終結果まで素早く仕上げることも可能とのことです。

Introducing AI Rigging and Neural Layer | Autodesk Flow Studio

これらのアップデートに加え、3Dアセット作成向けの「Trellis 2」や、画像生成向けの最新の「Nano Bananaモデル」が導入され、生成機能の拡充も行われました。

AI Riggingでキャラクターをアニメーション可能な状態に

Wonder 3D では、シンプルなテキストや画像のプロンプトからテクスチャ付きの 3D キャラクターを生成したあと、数回のクリックでジョイント(骨格)を割り当て、すぐにアニメーションできる状態まで持っていけるようになりました。これにより、AI Rigging によって専門的な工程が自動化され、アセット作成からアニメーション制作への流れがよりスムーズになります。

さらに、Flow Studio の「Live Action」プロジェクトでは、AI モーションキャプチャ技術を使ってキャラクターの動きを直接コントロールすることも可能です。リギング済みのアセットは Maya、Blender、Unreal Engine などへエクスポートでき、ストーリーに必要なモーションを細かく作り込むこともできます。

主な特徴

  • AI生成キャラクターを最小限のセットアップでアニメーション用に準備
  • Live Actionワークフローにおいて、AIモーションキャプチャでパフォーマンスを駆動
  • Maya、Blender、Unreal Engineなどへシームレスにエクスポート
  • 高度なリギングの専門知識への依存を軽減

Neural Layerによる高速なシネマティックレンダリング

多くのクリエイターにとって、ライティングやマテリアル、細かな演技表現など、ショットにシネマティックな品質を持たせる作業は共通の課題となっており、かなりの時間や専門知識、そして複数のツールを必要とする工程です。

今回のアップデートでは、生成したキャラクターを含むショットを、必要に応じて任意の 3D ツールへエクスポートして細部まで作り込んだ後、「Neural Layer」を使って、より高品質な結果を素早く得ることができるようになりました。

Neural Layer は、強化されたレンダリング機能を Flow Studio のワークフローに直接組み込むもので、従来のレンダリングパイプラインを構築しなくても、リアルなライティングやパフォーマンスを実現できます。

主な特徴

  • よりリアルなマテリアル表現(肌、髪、表面の質感)
  • 映画のようなライティングとシーンの反応
  • モーションの接地感とパフォーマンスのディテールの向上
  • ノイズの少ない、洗練された出力結果

モデル生成機能の拡張

ワークフローの初期段階におけるアセット作成の手段も拡張されています。

Nano Banana

Nano Banana モデルは、テキストから画像を生成したり、画像編集ワークフローを強化したりするためのモデル群で、Nano Banana、Nano Banana Pro、そして Nano Banana 2 に対応しています。これにより、ビジュアルを生成する際の選択肢がさらに増え、より柔軟なアプローチが可能になります。

Trellis 2

Trellis 2 は、テキストから 3D、そして画像から 3D への生成に対応したモデルです。3D プリント用のプロジェクトや、環境・ゲームワールドの構築といった場面で、アイデアを素早く試し、繰り返しブラッシュアップしていくために設計されています。

アクセス、クレジット、および利用条件

これらの機能へのアクセスおよび利用条件は、ユーザーが契約しているFlow Studioプランによって異なります。

各機能の利用条件と消費クレジットの詳細は以下の表の通りです。

機能・モデル対象プラン消費クレジット備考
AI Riggingすべてのティア消費なし無料ティアはプレビューのみ可能。
有料ティアは外部3DツールへのエクスポートやLive Actionプロジェクトへの組み込みに対応。
Neural Layer有料ティア15クレジット / 秒Live Actionプロジェクト内で利用可能。
Nano Banana有料ティア10クレジット / 回選択するモデルに応じて、柔軟な画像生成・編集オプションを提供。
Nano Banana 2有料ティア20クレジット / 回
Nano Banana Pro有料ティア30クレジット / 回
Trellis 2すべてのティア45クレジット / 回テキストおよび画像からの3D生成に対応。

その他利用の開始や詳細については、公式ウェブサイト(flowstudio.com)にて確認できます。


Introducing AI Rigging and Neural Layer in Autodesk Flow Studio

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