Silhouette 2025.5 がリリース!テキストベースのAIオブジェクト検出、ワンクリック顔セグメンテーション機能の追加など

CGソフト

2025年9月25日(現地時間)- Boris FXは、ロトスコープ&ペイントツールの最新アップデート Silhouette 2025.5 をリリースしました。

新機能ハイライト

このアップデートでは、AI機能の強化によりロトスコープやペイント作業の時間を大幅に削減する強力な新ツールが追加されました。さらに、SynthEyes 3Dトラッキング機能の統合も行われています。

What's New in Silhouette 2025.5: AI Masking, Face Tracking & More! [Boris FX]

AIオブジェクト検出とマスキング

シンプルなテキストプロンプトに基づいて、画像内の任意のオブジェクトを自動的に検出・セグメント化できるようになりました。

「車」「人物」「木」といったカテゴリ名を指定したり、より詳細なフレーズを使用することも可能です。

マスクはMask MLで生成され、Matte Assist MLを使用してシームレスに伝播されるため、フレーム全体で正確かつ一貫した結果が得られます。UIから利用することも、大規模な自動化のためにコマンドライン経由でパイプラインに統合することもでき、柔軟にワークフローに組み込む事が可能です。

これにより、プロンプト入力、セグメント化、伝播、レンダリング」という真のエンドツーエンドの自動ワークフローが実現し、反復作業に費やす時間を劇的に削減することができます。

The Fastest Way to Create Mattes: AI Prompting in Silhouette 2025.5 [Boris FX]

ワンクリックAI顔セグメンテーション

Face MLノードで、目、唇、口、周囲の肌といった顔の主要な領域を個別のマットとして自動的に検出・セグメント化することができるようになりました。

詳細な分離により、手作業でのロトスコープなしで、各機能に独立してターゲットを絞った調整やクリエイティブなエフェクトを適用できます。

肌の質感を整えるといった繊細な補正作業や、複雑な合成を行う場合でも、Face MLが役立ちます。顔の動きを正確に追跡する高品質なマットが自動で生成されるため、プロの現場で求められる「加工したと気づかせない」レベルの、きめ細やかな調整が可能です。

Automatic Face Masking with Face ML & Cryptomatte in Silhouette [Boris FX]

SynthEyesによる3Dトラッキング

3Dシーンノードに、Silhouette内で直接、完全に統合されたSynthEyesカメラトラッキングおよびソルビングシステムが搭載されました。

これにより、映像内の2D特徴を解析し、カメラの3D位置と向きを正確に計算することで、シーンの点群と信頼性の高いカメラソルブを生成することができます。

この強力な統合は、Unproject/Reprojectワークフローをサポートしており、Silhouette環境から離れることなく、固定されたシーケンスに直接、正確かつ簡単にペイントや合成を行うことを可能にします。

3D Camera Tracking for Easy Paint & Roto in Silhouette [Boris FX]

ノードの改善

Cryptomatte

利用可能なマットは、オプションの画像入力にオーバーレイとして適用されるようになりました。このノードは、ビューアー内で直接選択的なマットのアクティベーションもサポートしており、一度有効にすると他のノードで使用でき、選択リストに追加されます。

Mask ML

データポートを介してオブジェクトをCryptomatteデータとして出力する機能、オブジェクトリストでの複数オブジェクトのサポート、およびAIテキストベースのオブジェクト検出機能が追加されました。

Matte Assist ML

計算キャッシュにより、再計算なしでシームレスな再生が可能になりました。さらに、マスクソース > CryptomatteまたはRotoオプションのいずれかが選択されており、RotoおよびMask MLノードに複数のオブジェクトが存在する場合、各オブジェクトはデータポートを介して個別にCryptomatteデータとして出力されます。

トラッカー

トラッキングを妨げる領域をマークすることで、オクルージョンマット入力を使用して自動的に無視されるようになりました。3Dシーンノードをトラッカー対応ノードのデータポートに接続すると、ポイントトラッカーは選択された3Dトラックポイントからトラッキングされたレイヤーを生成します。

AIモデルの更新

SilhouetteのMLノードの以下の3つが、より高速でさらに正確な結果を提供する次世代AIモデルに更新されました。

  • Matte Assist ML: オブジェクト数制限が16から48に拡張され、より複雑なマット抽出が可能になりました。
  • Denoise ML: 新しいCompression+Noise Single Image v3.0モデルが、「Better」(最高品質のノイズリダクション)と「Faster」(速度最適化)の2つのバリアントで利用可能です。
  • UpRes ML:
    • NVIDIA RTX Video Super Resolution(Windowsのみ)を導入。
    • 強化されたUpRes v2.0モデルも「Better」と「Faster」の両モードで提供されます。
    • すべてのオプションが、最高の精度を実現するためにフレームごとの処理を行います。

その他

  • Sapphire、Mocha Pro、Particle Illusionノードが2025.5リリースにアップデートされました。

価格とシステム要件

Silhouetteは、MacOS12、Windows 10 および 11、Linuxで、スタンドアロンアプリケーションおよび/またはプラグインとして利用できます。ホストアプリケーションは、Adobe After Effects、Adobe Premiere Pro、Foundry Nuke、Blackmagic Resolve、Fusion、Autodesk Flameに対応しています。

より詳しいシステム要件はこちらから

ライセンスは永久ライセンスと年間/月ごとのサブスクリプションオプションが利用可能です。

  • シングルホスト( Adobe or OFX Hosts )
  • マルチホスト + スタンドアロン
サブスクリプション103ドル/月または545ドル/年
永久ライセンス
※12 か月間の無料アップグレードとサポート含む
1,195ドル
サブスクリプション165ドル/月または875ドル/年
永久ライセンス
※12 か月間の無料アップグレードとサポート含む
2,195ドル

また、Boris FXのすべてのソフトウェアが含まれたBoris FX Suite にも含まれています。

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最新版や無料トライアルはBorisFXHubから可能です。

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Automated AI Object Detection & Face Segmentation

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