CLO、AI技術を活用した新しい生地デジタル化ソリューション「zFab Kit」を発表!

PC関連

2025年7月30日(現地時間)- CLO Virtual Fashionは、新しい生地のデジタル化ソリューション「CLO zFab Kit」を発表しました。

CLO zFab Kitとは

CLO zFab Kitは、CLOの最先端AI技術を駆使し、ブランド、ベンダー、生地工場や服飾資材サプライヤーなどが、生地の正確かつ高品質なデジタルデータを、かつてないほどの容易さと精度で作成できるようにするソリューションです。これにより、3Dデザインにおける生地の再現性が飛躍的に向上します。

ユーザーからの豊富なフィードバックを基に開発された新しい「CLO zFab Kit」は、従来のデバイスの課題であった操作の複雑さや手動測定によるエラーを解消し、ユーザーサポートの質を維持・向上させることを目指して設計されました。

Introducing the New CLO zFab Kit

キット構成と主な特徴

このキットは、3Dデザインのワークフローを革新する、自動化、精度、速度を向上させる新しいデバイスで構成されています。

  1. Cutter: 従来の小さなサンプルサイズの扱いにくさを解消します。生地の裁断をより簡単かつ正確に行えるようになります。
  2. zFab Draper: ディープラーニングAIを活用して、生地の物理的特性の測定プロセスを自動化・簡素化します。これにより、手作業によるヒューマンエラーを削減し、より迅速で精度の高い物性分析が可能になります。
  3. zFab Scanner:CLOソフトウェアと完全に統合された、手頃な価格の生地テクスチャスキャナーです。CLOユーザーは、これまで以上に簡単、迅速、かつシームレスにテクスチャスキャンを行うことができます。

zFab Kitは、CLOが提供する既存の3Dデザイン製品群やサービスとスムーズに連携するように設計されています。そのため、高品質なデジタル生地ファイルをCLOのエコシステム内外で簡単に扱うことができます。

その他の特徴

精度・測定関連について

  • 結果の正確性:従来より精度が向上。単純な数値データだけでなく、旧デバイスと新デバイスの結果を実際のサンプルの比較レポートも提供予定。
  • 硬い生地の測定:可能。硬い生地でも、そのドレープ形状から曲げ値を適切に推定できます。旧キットのように手動で値を入力する必要がなくなり、理論上、測定不可能な素材はありません。
  • 重量測定:カットサンプルからの直接測定が推奨。、正確なGSM情報が利用可能な場合は、そのデータを入力して使用することも可能です。

装置・仕様について

  • 最大裁断回数(ライナー・ブレード):ブレードの耐用期間は現在テスト中。
  • 対応PBRマップ
    • 対応済:Diffuse、Normal、Roughness、Opacity、Displacement
    • 検討中:Emission、Metallic
  • 使用する生地サンプル形状:円形。既存のテキスタイル研究で広く用いられている「Cusick Drape Test」法が採用されています。このテストでは、正方形よりも円形の方が生地の特性をより良く捉えられるとされており、ドレープ画像から様々な生地の特徴を客観的に観察・分類することが可能になります。

対象と提供について

新しいzFab Kitは、法人および教育機関のクライアント向けに提供が開始される予定です。

このデバイスを実行可能な最小PCスペックは後日共有される予定ですが、CLOの最小要件を満たすPCであればスムーズに動作する見込みです。生地サプライヤーが高スペックな環境を整えるのが難しい場合を考慮し、Webベースのソリューションも社内で検討中とのことです。

現在のキット価格は23,000ドルです(価格は変更される可能性があります)。

製品名価格(USD)
zFab Kit(合計)$23,000
CLO zFab Draper (+Cutter)$12,500
CLO zFab Scanner$10,500

導入に興味がある場合は、CLOの担当者までお問い合わせてください。

zFab Kit ウェブサイトへ

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