2024年4月16日（現地時間）- Nvidiaは、Studio Driverの最新アップデートをリリースしました。
4月の NVIDIA Studio Driver アップデート
4月のNVIDIA Studioドライバは、Blackmagic DesignのDaVinci Resolveバージョン19やTrimbleのSketchUp 2024を含む、最新の新しいクリエイティブアプリケーションやアップデートに最適なサポートを提供しています。
DaVinci Resolve
DaVinci Resolveは、カラーコレクション、ビジュアルエフェクト、モーショングラフィックス、オーディオポストプロダクションのすべてを1つのソフトウェアツールで行うことができる強力なビデオ編集パッケージです。モダンなインターフェースは、初めてのユーザーにも習得しやすく、同時にプロフェッショナル向けのパワフルな機能を提供します。
最新のメジャーアップデートである DaVinci Resolve 19 には、新しい2つのAI機能が追加され、ビデオ編集がさらに効率的になりました。オブジェクトトラッキング、スタビライズ、オーディオパン用のAIポイントトラッカーであるIntelliTrackと、空間ノイズリダクションにAIを使用するUltraNRは、GeForce RTX 4090とMac M2 Ultraの比較で3倍高速となっています。
また、すべてのDaVinci Resolve AIエフェクトは、NVIDIA TensorRTによってRTX GPU上でアクセラレーションされ、AIパフォーマンスが最大2倍向上しています。このアップデートには、Beauty、Edge Detect、Watercolorエフェクトのアクセラレーションも含まれており、NVIDIA GPUでのパフォーマンスが2倍に向上しています。
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SketchUp
SketchUp 2024は、デザイナーや建築家がよく使う、建物や景観をデザインするためのプロ仕様の3Dデザインソフトウェアツールキットです。
SketchUp 2024には、DirectX 12を採用した堅牢なグラフィックエンジンが導入され、従来のエンジンに比べて1秒あたりのフレーム数（FPS）が2.5倍に向上しました。複雑なモデルをナビゲートしたり、軌道を周回したりするのが、かなり軽く、速く感じられ、より迅速で予測可能なパフォーマンスになっています。
テストでは、NVIDIA RTX 4090を使用した場合、Mac M2 Ultraや他の競合製品と比較して、以下のシーンは4.5倍速いFPSで動作したとのことです。
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修正リスト
■修正されたアプリケーションバグ
- Chaos V-Ray： NVIDIA OptiX IRがリンクに失敗する。
- Jianying Pro： 551.xxドライバでの一般的な安定性の問題。
- SideFX/Houdini: Shader Execution Reordering (SER)を使用するとOptiXアプリケーションがクラッシュする。
- Maya： 一部のユーザーワークフローでアプリケーションクラッシュする。
■一般的なバグの修正
- GeForce GTX 10/RTX 20シリーズ： Windows Hardware-Accelerated GPU SchedulingとNVIDIA SLIの両方が有効な場。合、PCがランダムにフリーズすることがある。。
- HTC Vive Pro 2: マルチディスプレイでVR HMDを有効にするとバグチェックでシステムクラッシュする。
- PUBG：Intel第12世代プラットフォームで長時間のゲームプレイにおけるゲームの安定性の問題。
ダウンロード
以上の最新アップデートなどをサポートする新しい4月のNVIDIA Studioドライバが利用可能となっています。
2024年4月のNvidia Studioドライバ（552.22）は GeForce Experience、こちらのドライバのダウンロードページ、そしてNVIDIA アプリのベータ版からダウンロードすることができます。
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