2024年4月6日に公開された とりにく(@tori29umai)さんによる線画から陰影を作成することができる無料アプリの紹介です。
線画から陰影を作成することができる無料アプリ『Line2Normalmap』&『NormalmapLighting』
とりにくさんによる線画に陰影を追加するための2つの無料アプリ『Line2Normalmap』と『NormalmapLighting』が公開されました。この2つのアプリを使用すると、線画から疑似的に3D(法線マップ)画像を出力して、任意の方向からライティングしたときの陰影を作成することできます。
『Line2Normalmap』の方はstable-diffusion-webui-forge をバックエンドに組み込んだ、線画→ノーマルマップを生成するGUIアプリで、『NormalmapLighting』の方は、ノーマルマップにライトを当てた時に陰影を作成するUnityアプリとなっているようです。
使用手順は以下の通りです。
■使用手順
- zipファイルをDLし、適当な場所に解凍する
- セキュリティーソフトの設定で、フォルダと実行ファイル名を除外リストに追加する
- 『Line2Normalmap_model_DL.cmd』を右クリックして管理者権限で実行。
- Line2Normalmap.exeを実行
- 『①線画入力』タブの設定
- 『②canny入力』タブの設定
- 『③『画像出力』タブの設定
- 画像出力
- NormalmapLighting.exeを実行
より詳しい説明はこちらので見ることができます。
ということで実際に使用してみました。
ノーマルマップは生成AIを使用しているので多少変わってしまう場合があるので注意する必要がありそうです。なので作成した陰影は多少調整する必要がありますが、陰影作業の短縮目的なんかで使用できそうです。
ダウンロード
『Line2Normalmap』と『NormalmapLighting』は
CUDAに対応したGPU搭載PCで利用することができます。
ダウンロードはこちらから
『Line2Normalmap』は、Githubでも公開されています。
また、アプリ作者のとりにくさんをサポートしたい方はこちらから開発を支援することができます。
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