Redshift 3.5.22 がリリース!Adobe Substance 3Dマテリアルのインポート、Redshift RTの改善など

プラグイン

2023年12月11日(現地時間) – Maxonは、Maxon Oneサブスクリプションに含まれる製品のアップデートを発表しました。今回のアップデートには、Cinema 4D、Redshift、Cineware、そしてMaxonのアセットコレクションCapsulesが含まれています。ここでは、Redshift の新機能について紹介したいと思います。

新機能ハイライト

このアップデートでは、安定性とパフォーマンスが向上し、Redshift for C4D ではAdobe Substance 3Dマテリアルをより迅速かつ簡単にインポートすることができるようになりました。他にも、DLSSの導入や、Redshift RTの改善が含まれています。

Substanceマテリアルのインポート

Cinema 4Dの更新されたSubstanceノードにより、アーティストはRedshiftマテリアルマネージャーでSubstanceマテリアルを作成し、Substanceノードを通じて.sbsar Substanceマテリアルをインポートして、レンダリング可能です。

Redshift RT の改善

プレビューレンダリング

プレビューレンダリングが追加され、シェーダーをコンパイルしている間、よりシンプルなマテリアルでレンダリングすることで、RTの起動時間を短縮できるようになりました。

■5段階のテクスチャ圧縮レベルオプション

最高品質、パフォーマンス、または品質と速度のバランスを最適化するために、5段階のテクスチャ圧縮レベルを選択できるようになりました。

■デノイズの量

Redshift RTでフレームに適用するデノイズの量を選択できるようになり、低品質のサンプリング設定で作業することにより、よりクリーンなレンダリングフレームを迅速に得ることができます。

■Nvidia DLSS

Redshift RTは、フレームを低解像度でレンダリングし、Nvidia DLSS技術を使用して自動的にアップサンプリングするオプションを追加することで、パフォーマンスをさらに向上させます。

■ロシアンルーレットオプション

RTロシアンルーレットオプションは、シーンに最小限の影響しか与えないと判断された光線をランダムにスキップすることで、パフォーマンスを向上させます。

その他

  • 境界ボリュームの最適化が行われ、シーン全体ではなく、ユーザーの変更によって影響を受けるメッシュのみを再計算することで、大幅にパフォーマンスが向上しました。
  • [Max] RS Color Correct シェーダのサポートを追加しました
  • [Houdini] Houdini 19.5.773、19.5.805、20.0.506 のサポートを追加
  • [Houdini] ビューポート IPR GUI の改善
  • [Katana] Katana 7.0v1 のサポートを追加

その他すべてのアップデート内容の確認はこちらから

価格とシステム要件

動作環境の確認はこちらから

Redshift の価格は、6,050円/月 または39,600円/年 です。

また、Cinema 4D 、Redshift 、RedGiant Complete などMaxonの製品が全て利用できる178,200円/年のサブスクリプション『MAXON ONE』の一部としても利用できます。

その他詳しい価格の確認はこちらから


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