2023年11月29日(現地時間)- Chaos は、同社の3ds Max用レンダリングソフトウェアの最新アップデート V-Ray 6 for 3ds Max アップデート2 をリリースしました。
新機能ハイライト
このアップデートでは、Enscapeとの互換性の追加、MaterialXのサポートといった新機能が追加されました。
Enscapeとの互換性が追加
リアルタイムの建築デザインをハイエンドのビジュアライゼーションに簡単に変換できるようになりました。変換の際には、微調整や詳細の追加が可能です。デザインの決定を保存し、コンセプトから最終レンダリングまでの連続性を確保することで、クリエイティブなビジョンを実現するための貴重な時間を確保できます。
MaterialXサポート
V-Ray 6のアップデート2では、オープンソースのマテリアル定義言語であるMaterialXのサポートが追加されました。これにより、異なるアプリケーション間でのマテリアルの共有と再利用がこれまで以上に簡単になりました。
USD for 3ds Maxの最新バージョンとの互換性
V-Ray for 3ds Maxは、3ds MaxのUniversal Scene Description (USD)フォーマットの最新バージョンと互換性があり、その最新の機能と改良を活用できます。
ユーザーインターフェイスとパフォーマンスの強化
このリリースでは、ユーザ インタフェースとパフォーマンスが強化されました。これらの機能強化により、従来のV-Rayがより使いやすくなり、.vrsceneエクスポートの高速化とV-Ray GPUでのアニメーションレンダリングの高速化により、生産性が向上しました。
その他のアップデート
- よりリアルな結果を得るための高度なChaos Scatterコントロール
- 正確なポストプロダクション制御のための新しいVFB機能
- ワンクリックでのChaos Cloudレンダリング送信のサポート
- VRayEnmesh GPUのサポート
- 新しい V-Ray lister
その他すべてのアップデート内容の確認はこちらから
価格とシステム要件
V-Ray 6 for 3ds Max は、Windows 8.1、10、11で動作する、3ds Max 2018、2019、2020、2021、2022、2023(64-bit)で利用できます。詳しいシステム要件はこちらから
V-Ray Solo ライセンスの価格は、10,900円/月、64,800円/年または165,600円/3年となります。
※ライセンスには、V-Ray 6 for 3ds Max を含むすべての統合プラグインが含まれています。
また、V-Ray 6 for 3ds Max は、Chaosのすべての製品が含まれたV-Ray Premiumの一部としても利用できます。
その他ライセンスの価格や詳細の確認はこちらから
V-Ray 6 for 3ds Max, update 2 is redefining connectivity for architecture and visual effects.
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