2023年9月18日 – Unityは、先日発表した新しい料金システム Unity Runtime Fee のポリシーを変更することを発表しました。
騒動の背景
先日、Unityは、ゲームがインストールされた回数を基準とした Unity Runtime Fee の導入を発表しました。詳しくは以下の記事をご覧ください。
Unityは、顧客の90% 以上はこの変更の影響を受けないとしていますが、2022 年のゲーム レポートの時点で、Unity には、230,000 の開発者がおり、実際にこの変更の影響を受ける開発者は最大で23,000 にのぼります。 Unity Runtime Feeの発表以降、多くの開発者から不満が噴出していました。
コミュニティからの不満を受け Runtime Fee のポリシーが変更へ
Unityは、Twitter上で、この度のUnity Runtime Fee の導入に関する混乱と不満を謝罪し、チームメンバー、コミュニティ、顧客、パートナーに耳を傾け、話し合いを行い、ポリシーを変更する予定とのことです。以下がそのTwitterとなります。
We have heard you. We apologize for the confusion and angst the runtime fee policy we announced on Tuesday caused. We are listening, talking to our team members, community, customers, and partners, and will be making changes to the policy. We will share an update in a couple of…
— Unity (@unity) September 17, 2023
内容の日本語訳:
私たちは皆様の声を聞いています。火曜日に発表したランタイム料金ポリシーが混乱を招き、ご心配をおかけしたことをお詫び申し上げます。私たちは、チームメンバー、コミュニティ、顧客、パートナーに耳を傾け、話し合い、ポリシーを変更する予定です。数日中に最新情報をお知らせします。率直で厳しいご意見をありがとうございました。
値上げに関しては、Unityの経営状況にも関わってくるので一概に悪とは言えませんが、せめてお得意様ともいえる人気の開発者、スタジオとの綿密な意思疎通は必要だったのかもしれません。
ポリシーがどのように変更されるかはまだ分かりませんが、どちらも納得できる結果になることが望まれます。
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