Adobe Photoshop 25.0(ベータ版)が利用可能に!新しい生成拡張(Generative Expand)追加、多言語サポート

CGソフト

2023年7月27日(現地時間)- Adobeは、デスクトップ版 Photoshop 25.0(ベータ版)と iPad 版Photoshop 4.8のリリースを発表しました。

デスクトップ版 Photoshop 25.0(ベータ版)

このアップデートでは、新たなAdobe Photoshop(ベータ版)の生成AI機能である「生成拡張(Generative Expand)」が搭載されました。さらに、日本語を含む100以上の言語によるテキストプロンプト入力のサポートが開始されています。

生成拡張(Generative Expand)

「生成拡張(Generative Expand)」は、画像をシームレスに拡張する新しいワークフローで、「生成塗りつぶし(Generative Fill)」と同じAdobe Fireflyの機能を搭載しています。この機能では、「生成拡張(Generative Expand)」の切り抜きツールでクリック&ドラッグ操作をしてアートボードを拡大することで、画像をシームレスに拡大・リサイズすることができます。

「生成」をクリックすると、新しい余白がAIによって生成されたコンテンツで埋められ、既存の画像とシームレスに調和します。この合理化されたワークフローにより、ユーザーは生成AI機能を使用したAdobe Photoshopでの制作やアイデア出しを、以前よりも迅速かつ直感的に行うことができます。

生成拡張を使用すると以下のようなことが可能です。

  • 画像のサイズをより大きなアスペクト比に変更する: 生成拡張を使用すると、画像をリフレーミングして好みの外観にしたり、カメラのレンズの先にあったものを想像してより大きなストーリーを伝えたり、フレーム内のオブジェクトを移動したりすることができます。
  • アスペクト比の切り抜きと拡張(たとえば、Photoshop の切り抜きツールを使用)
  • ワイドスクリーン画像を拡大ポートレート画像にするアスペクト比プリセット
  • 複数の画像拡張
  • 回転と拡大
  • パターンの作成

多言語対応

先日のFirefly ウェブ版の多言語サポートの発表に続いて、Photoshop(ベータ版)デスクトップアプリの生成AI機能で、日本語を含む100以上の言語によるテキストプロンプト入力のサポートが開始されました。

Adobeは、多言語でのテキストプロンプト入力は、まだ開発段階ではあるが、今後多くのユーザーのフィードバックをもとに改良を重ね、開発スピートを加速し、さらなる性能強化を目指すとしています。

iPad 版Photoshop 4.8

ゆがみフィルターの使用

Photoshop iPad 版でゆがみフィルターを使用して画像の修正および変更、しわやゆがみの消去(またはその追加)を行うことができるようになりました。

ブラシのサイズを調整して、画像のピクセルをワープ、スムージング、回転(渦)、縮小、または膨張することができ、微細な編集や大幅な編集を行うことができます


その他すべての Photoshop のアップデートの確認、詳しい情報はこちらから

また、Adobeのブログによると、ジェネレーティブAIに関する私たちの取り組みについては、この秋にさらにいくつかの新しい発表が予定されているようです。タイミング的にはAdobeMax2023と思われます。

価格とシステム要件

デスクトップ版Photoshop

デスクトップ版Photoshopのシステム要件こちらから確認できます。

Photoshop は、Adobe Creative Cloud コンプリートプラン、フォトプランまたは単体プランとして購入することができます。価格は以下のようになっています。

creativecloudコンプリートプラン

  • 年間プラン(月々払い) — 6,480 /月
  • 年間プラン(一括払い) — 72,336 /年
  • 月々プラン — 10,280 /月

単体プラン

  • 年間プラン(月々払い) —2,728 /月
  • 年間プラン(一括払い) — 28,776 円/年(初年度21,481 円/年 
  • 月々プラン — 3,828 円/月

デスクトップ版PhotoShopにはiPad版のライセンスも付属しています。また、単体プランではAdobeFrescoプレミアム版も利用できます。

価格の確認はこちらから

iPad 版 Photoshop

iPad 版 Photoshopは、iPadOS(15.0)以降で利用できます。詳しいシステム要件はこちらから

価格は1080/月または8600円/年となります。

アプリストアから Photoshop iPad 版のサブスクリプションを購入すると、Photoshop iPad 版とAdobe Fresco プレミアム版の両方にアクセスできます。

また、iPad 版 Photoshopは、1600円/月または15800円/年のアドビデザインモバイルバンドルにも含まれています。

AppStoreページへ


Photoshop ウェブサイトへ

Adobe Photoshopに新しい「生成拡張(Generative Expand)」ワークフローを導入、Adobe Photoshopの生成AI機能は多言語に対応

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