2023年5月31日(現地時間) – iPhoneとiPad用の3Dキャプチャアプリケーション Polycam の最新アップデートがリリースされました。
Polycam について
Polycamは、iPhoneとiPad、Androidで利用できるの3Dキャプチャアプリケーションです。iPhoneとiPadでは、LiDARセンサーを使用して空間をスキャンし、写真から高品質の3Dモデルを作成することができます。3Dキャプチャは、デバイス上で直接編集でき、12種類以上のファイル形式でエクスポートできます。
また、キャプチャの投稿サイト Polycam Web では、友人やPolycamコミュニティとキャプチャーを共有し、Poly Worldで世界中のキャプチャーを検索することが可能です。
Polycam 360 Mode が追加
この最新リリースでは、Polycam 360 Modeが追加されました。
Polycamの新しい360モードでは、完全にステッチされた360パノラマ画像をiPhoneで直接撮影することができます。最新のAIインフィル技術を使用することで、各写真の撮影にかかる時間を3~4倍程度短縮することを実現しています。
■ワンショットスカイボックス
360モードでは、標準的なパノラマ写真を撮るのと同じくらい簡単に360のフルスカイボックスをキャプチャできます。360度回転させるだけで、15~20秒後にはデバイス上で画像がシームレスにつなぎ合わされます。
■マジックAIインフィリング
新しい360体験では、最新のAI画像ジェネレーター Stable Diffusionでを使って、キャプチャーされていない空と地面の部分をシームレスに塗りつぶすことが可能です。足や体がキャプチャの一部になっていなくても、リアルに生成されたテクスチャを得ることができます。
■新しい背景ツール
360枚の写真をそのままの作品としてエクスポートして共有したり、他のPolycam 3Dキャプチャの背景として使用することができます。
■クリエイティブツールへの書き出し
ゲームエンジンや他の3Dソフトウェアの内部で直接使用するために、正方形のスカイボックス画像としてエクスポートでき、没入感のある体験の中のアセットとして使用することが可能です。
価格とシステム要件
Polycam は、iOS 15.2以降、iPadOS 15.2以降で利用可能です。
価格は無料から利用でき、フル機能にアクセスできる有料プランが2200円(14.99ドル)/月、12000円(79.99ドル)/年です。
Polycam アプリページへ(AppStore / Googleplay)
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