2023年5月15日(現地時間) – Maxon は、GPUバイアスレンダラーの最新アップデート Redshift 3.5.15 のリリースを発表しました。
新機能ハイライト
このリリースでは、AMD GPU サポートのパブリックベータ版追加され、すべての Redshift プラグインで Flakes シェーダーを利用することができるようになりました。
AMD GPUのサポート(パブリックベータ版)
AMD GPUのサポートは、Redshift 3.5.15で利用可能になりました(パブリックベータ版)。
一部のAMD Radeon™ PROグラフィックスカードのGPU加速レンダリングを活用できるようになりました。以下は、現在サポートされているAMD GPUのリストです。
- Radeon PRO W7900、W7800、W6800、W6600、VII、W5700
- Radeon RX 7950XTX、RX7950XT、RX7900、RX6950、RX6700XT、RX6600およびRX5700XT
さらに、以下のGPUもサポートされるはずとのことです。(ただし、積極的なテストは行われていません):
- Radeon Vega Frontier Edition、Radeon RX Vega 56、Radeon RX Vega 64 (gfx900)
- Radeon RX 5500 (gfx1012)
- Radeon RX 6800、Radeon RX 6900 (gfx1030)
- Radeon RX 6700 (gfx1031)
- Radeon RX 7800 (gfx1101)
- Radeon RX 7600、Radeon 7700 (gfx1102)
フレーク(Flakes)シェーダー
RedshiftがサポートするすべてのDCCプラグインで、Flakesシェーダが利用できるようになりました。
Flakesシェーダは、カーペイントからラメ入りのスーパーボールまで、あらゆるメタリックなもののレンダリングに最適です。この3Dシェーダは、ボロノイ型またはドット型のフレークをランダムな角度と表面の深さで生成します。
Maxon Noise Proceduralsの新しいループオプション
Maxon Noise Proceduralsの新しいループオプションにより、シームレスなアニメーションエフェクトを素早くセットアップできるようになりました。
Cinema 4DのDistorterノード
Cinema 4D の Distorter ノードが、Cinema 4D の Redshift に含まれるようになりました。テクスチャやシェーダの入力に応じてマテリアルのUV空間を歪ませ、リピーティングマップを分割するバリエーションを即座に生成することができます。
Redshift Cameraの合成オプション
新しいRedshift Cameraと連動して、Cinema 4Dの3.5.14で導入されたカスタムバックプレートの合成オプションが、Houdini、Katana、Blenderで利用可能になりました。カメラごとに異なるバックプレートを、インレンダーでもポストエフェクトでも、堅牢なフレームフィットと調整オプションで、誰でも簡単に適用できます。
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価格とシステム要件
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Redshift の価格は、6,050円/月 または39,600円/年 です。
また、Cinema 4D 、Redshift 、RedGiant Complete などMaxonの製品が全て利用できる178,200円/年のサブスクリプション『MAXON ONE』の一部としても利用できます。
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