すぐにアニメーション化できる乗り物、交通関連のモデルが含まれたBlender用アドオン 『Traffiq』

プラグイン

すぐにアニメーション化できる乗り物、交通関連のモデルが含まれたBlender用アドオン 『Traffiq 』の紹介です。

Traffiqについて

プラハを拠点とするビジュアライゼーション、VR、3D、ソフトウェア開発スタジオ Polygoniq が開発する Traffiq は、建築ビジュアライゼーション、環境デザイン、レンダリングストリート、その他のシーンで使用する様々な乗り物のアセットや、交通関連のアセットを集めた、拡張し続けるライブラリです。

ライブラリは、時間の経過とともに拡張され、より多くのアセットや新しい交通手段が追加される予定です。拡張に伴い価格も若干上昇しますが、polygoniq の目標は、誰もが使える巨大な車両ライブラリーを、非常に有利な価格対価値比で作成することです。

今後追加される予定の乗り物カテゴリーとしては、トラック、船(ボート、フェリー、ヨット)、潜水艦、飛行機(ジェット、プロペラ、グライダー)、ヘリコプター、電車、地下鉄、宇宙船、340 Yamaha Enticer、その他の交通機関とその関連アセットなどがあります。

また、交通アニメーション、道路全体、スポーン可能なスマートカーブオブジェクト(高速道路、鉄道など)、LOD、カスタムナンバープレートなど、要望やフィードバックに基づき、新しい機能が追加されていく予定となっています。

主な機能

このアドオンには3Dモデルのライブラリだけではなく次のような機能も備わっています。

アセットの呼び出し

各アセットにはレンダリングプレビューがあり、アドオンから簡単に呼び出すことができます。デフォルトではアセットがリンクされていますが、編集可能なオブジェクトとして追加したり、後で変換したりすることもできます。

また、選択した乗り物を近い面に接地させることができる機能(Snap to Ground)も搭載されています。

傷と汚れ

 

 

この機能はバージョン1.4で追加された機能です。Wear&Tearスライダーを使用して、数回のクリックでtraffiqアセットに汚れ、傷、凹凸を追加することができます

カーリグ

 

 

バージョン 1.3 でカーリグが追加され、ホイールアニメーションのベイク、カーブに沿ったアニメーションなどが可能となりました。

すべてのアセット

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アップデート情報

バージョン1.5

2022年7月4日(現地時間)- Polygoniqは、乗り物、交通関連のモデルが含まれたBlender用のライブラリアドオン Traffiq 1.5 をリリースしました。

traffiq 1.5 では、新しくアメリカのアセットが追加されました。12のアメリカのトップセラー車と159のアメリカの交通標識が追加されています。

追加リスト

  • Toyota Prius 2017 facelift
  • Dodge Charger 2008
  • Tesla Model 3 2022
  • Ford Crown Victoria 92-12
  • Toyota Camry XV70
  • Tesla Semi Truck
  • Porsche 911
  • Kenworth W900
  • Ford F150
  • American School Bus
  • 2022 Savana Cargo Van
  • Toyota Hilux

また、他にも以下のようなアップデートがされています。

  • 未使用の UV マップを削除
  • traffiq パネルを Edit モードで表示
  • 自転車のポリゴンを削減
  • 航空機の欠陥を改善
  • Tata Nano のスケールを修正
  • Dodge Challenger 1969 にワイパーを追加
  • Blender 2.83 のサポートを終了

バージョン1.6.x

Traffiq 1.6では、Blenderのアセットブラウザをサポートしました。


他にも以下のようなアップデートが行われています。

  • Traffiq 1.6 Asset Browser サポート
  • Blender 3.2以降に対応
  • Chevrolet Silverado 2018のトポロジーを改善
  • Jeanneau Sun Odyssey と R-22 のビューポートカラーを修正
  • Porsche 911のブレーキの間違った回転を修正
  • BMW M4の間違ったマテリアルを修正しました。

バージョン1.7

2023年3月31日(現地時間) – polygoniqは、すぐにアニメーション化できる乗り物、交通関連のモデルが含まれたBlender用ライブラリーアドオンの最新アップデート traffiq 1.7 をリリースしました。

このリリースでは、クルマ好きな人にはうれしい新しい車アセットや交通標識やストリートエレメントが追加されました。他にもベイクする際に車の速度を変更する機能やカーペイント、汚れや傷の追加する機能にも改善が加えられています。詳細は以下の記事をご覧ください。

Traffiq 1.7 がリリース!新しいアセットの追加、カーペイントの改良など!4月16日まで40%の大幅割引セールを開催
2023年3月31日(現地時間) - polygoniqは、すぐにアニメーション化できる乗り物、交通関連のモデルが含まれたBlender用ライブラリーアドオンの...

【新機能リスト】

  • 14台の車を追加
  • メタリックフレークなどに関してより柔軟性のある全く新しいペイントマテリアル
  • 汚れと傷のスライダーのUIの改善
  • UVマップの修正
  • Blender 3.4 のフォローパスのバグ修正
  • 新しいオペレータChange Speed
  • マテリアルライブラリのクリーンアップ
  • Super-cars カテゴリを sport-cars に改名し、いくつかのアセットを contemporary カテゴリに移動
  • BMWとAudiのオフセンターホイールを修正
  • Hiluxのアセットを修正
  • 無料版」は「スターター」と呼ばれるように

価格とシステム要件

Traffiq は、Blender2.93-3.3で使用することができます。

価格は、フル機能版が99ドル、ライト版が39ドル、スターターバージョンが2ドルとなっています。フル機能版とライト版には将来のアップデートも含まれています。また、スタジオ用の複数シートライセンスも用意されています。


traffiq アドオンページへ ( Blender Market  / Gumroad )

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