12月23日（現地時間）Krita開発チームは、無料で使えるオープンソースのペイントソフトウェアの最新アップデート Krita 5.0をリリースしました。
KritaをWindowsストア、Epicストア、Steam、Google Playストアで購入した方は、各ストアの申請処理が完了した時点でアップデートが配信されます。また、Krita 5.0から、MacのApple Storeにも申請される予定となっています。各ストアの価格は1月10日頃に変更されるようです。
新機能ハイライト
Krita 5.0は多くの新機能と改良を含むメジャーリリースで、次のような新機能があります。
- ブラシ、グラデーション、パレット、タグ付けなどを処理する方法が完全に刷新されました。新しいシステムは、より速く、より少ないメモリで、より信頼性の高いものとなっています。
- グラデーションが改良され、より滑らかになり、より広い色域を扱えるようになりました。
- スマッジブラシエンジンは完全に書き直され、MyPaintをベースにした新しいブラシエンジンが追加されました。
- アニメーションシステムは、ユーザーインターフェースの改善と、クローンフレームやアニメーション変換マスクなどの新機能により、全面的に見直されました。
- Kritaにストーリーボードエディターが組み込まれました！
- ペインティングセッションのビデオを作成するレコーダーが搭載されました。
次の動画で新機能をざっと確認することができます。
より詳しい新機能の情報はベータ版リリース時に紹介した以下の記事か、こちらのリリースノートをご覧ください。
https://cginterest.com/2021/08/19/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%81%AE%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2-krita-5-0-%E3%81%AE%E3%83%99%E3%83%BC/
Kritaを支援
Kritaはフリーでオープンソースのプロジェクトです。開発基金（Development Fund）への参加、寄付、トレーニングビデオの購入などによりKritaを支援することができます。
2021年5月からBlenderの開発基金ページのコードをベースにした自分の購読を管理できる新しい寄付システムが導入されています。
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