Isotropix、新しいレンダラーAngieを搭載したClarisse5.5の早期アクセスリリースを発表

CGソフト

2021年12月8日(現地時間)新しいレンダラー「Angie」を搭載したClarisse 5.5の早期アクセスリリースを発表しました。

Clarisse の次世代ハイブリッドレンダラー「Angie」

Angieは、ClarisseのインタラクティブCGワークフローにシームレスに統合するために一から開発されたCPU、GPU、またはその両方を組み合わせてレンダリングすることができるハイブリッドレンダラーで、NVIDIA OptiXハードウェアアクセラレーションレイトレーシングに基づくファイナルレンダリングを可能にします。

Angieは、従来のClarisseレンダラーと併用したり、代わりに使用したりすることができ、大幅なスピードアップを実現します。Isotropixによると、従来のClarisseレンダラーに比べて、平均して2倍の速さで画像をレンダリングすることができます。ハイエンドのラップトップでは、GPUはCPUの平均6倍の速さで、従来のクラリス・レンダラの12倍の速さでレンダリングできるとのことです。

Angieのハイブリッドレンダリングは操作を簡素化することで、だれにでも高品質を、迅速かつ容易に利用できるようにしています。

■Previzレンダリングモード

Angieには、CPUに比べて最大20倍の速度でGPU上でレンダリングを行う新しいPrevizレンダリングモードが搭載されています。NVIDIA OptiXデノイザーと合わせることで、リアルタイムでフォトリアリスティックなフィードバックが得られます。

■オープンスタンダードをサポート

Open Shading Language (OSL)のフルサポート、LucasFilms社が開発したMaterialXをサポートしています。ユーザーはイメージの忠実性を損なうことなく、Clarisseで開発したルックを簡単にインポート、エクスポートすることができます。

ダウンロード

Clarisse 5.5 Angie のアーリーアクセスは、既存ユーザーは現在のライセンスを使用して、新規ユーザーはパーソナルラーニングエディション(PLE)やトライアルライセンスを使って試してみることができます。

Clarisse 5.5のアーリーアクセスは、ベータ版としても知られるプレリリースソフトウェアです。使用可能な状態ですが、機能的に完全ではなく、バグもあり、プロダクションでの使用は推奨されていません。

早期アクセスには、macOSがサポートされていなかったり、マルチレンダリングやモーションブラーが無効になっていたりなど、いくつかの制限があります。すべての制限リストの確認はこちらから

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Clarisse 5.5 Angie のアーリーアクセスのダウンロードはこちらから


ISOTROPIX RELEASES ANGIE RENDERER INTO EARLY ACCESS

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