Substance 3D Designer 11.3 がリリース、パーティクルを使ったプロシージャルモデリングが可能に

CGソフト

2021年11月24日(現地時間)Adobeは、ノードベースのマテリアル&3Dモデルオーサリングソフトウェアの最新アップデート Substance 3D Designer 11.3 をリリースしました。

Substance 3D Designer 11.3 新機能

この最新リリースでは、前回のアップデートで導入された新しいワークフロー Substance model graph が拡張され、パーティクルクラウドを操作してジオメトリをインスタンス化したり駆動したりするための新しいノードセットが追加されました。また、他にもQOLを向上させる改善もされています。

パーティクルノード

新しいパーティクルモデリングのワークフローでは、ジオメトリを操作するための点群を作成することができます。複雑な形状や繰り返しのある形状を新たに作成することができます。シミュレーションツールのパーティクルと混同しないように、Designerのパーティクルはポイントのクラウドとして動作するようになっています。

新しく導入されたパーティクルノードには次のようものがあります。

■Particles ノード

このノードは1個の以上のパーティクルを生成します。複数のパーティクルをグリッドとして生成できます。

■Particle pruning ノード

Particle Pruningノードは、シーン内のParticleが別のシーンのメッシュの内側にあるか外側にあるかによって、2つのシーンに分けることができます。

Particles from instances ノード

Particles from instancesノードでは、Itemの各インスタンスの位置にParticleを生成することができます。

新しいモデリングと変形ノード

より複雑な形状を作成するための新しいノードが追加されました。

■Generative Transform ノード

Generative transformノードは、パーティクルのセットに反復的なトランスフォーム(移動、回転、スケール)を適用して、その結果を同じScene内のコピーとして再帰的に出力します。

■Organic Pattern ノード

このノードは、あらかじめ定義された(カスタマイズ可能な)6つの数学的シーケンス(フィボナッチ・スイート、ルーカス、スパイラルなど)に基づいてパーティクルを生成することができます。

■Shell ノード

このノードは、メッシュに厚みを作ることができます。

■Lathe ノード

Lathe(旋盤)ノードは、指定された軸の周りでカーブをスイープしたメッシュを生成することができます。

■Curve trim ノード

Curve trimノードは、Curveの始点と終点から指定された距離だけCurveをトリムします。

連携機能の強化

連携機能が拡張され、2つの新しい機能が追加されました。

■SBSM(Substance Model File)をStagerに送信:プロシージャルな3DモデルをStagerに送信し、そこから公開されたパラメータを使って調整できるようになりました。

■SBS/SBSARをSamplerから受信:Samplerで生成されたSubstanceファイルをDesignerで直接受け取ることができるようになりました。

Quality of Lifeの改善

  • Inputs relative to inputs:[Relative to inputs] で設定されたグラフの入力は、デフォルトでは親グラフのサイズを使用する代わりに、接続されたノードのサイズを継承するようになりました。これにより、サイズやビット深度などの画像プロパティをサブグラフ内で維持することができます。
  • 新しいグラフウィンドウ:新しいグラフウィンドウは再構築され、特定のテンプレートの詳細が見やすくなりました。また、既存のパッケージに直接新しいグラフを作成できるようになりました。
  • すべてのパッケージを閉じる:File > Close all で、現在開いているすべてのパッケージを閉じることができます。
  • 現在のビューを最大化:新しいタイトルバーアイコン、またはショートカットのSHIFT+Spaceを使って、ウィンドウをフルスクリーンに拡大することができるようになりました。
  • 3Dビューの改善:3Dビューに新しい表示設定が追加され、3Dモデルの背面の表示や、頂点、接線、双接線の表示を切り替えることができます。

この他にも、新しい拡散ノードの追加やPBR Renderノードの改良、多くの修正などがされています。

すべてのアップデート内容の確認はこちらから

価格とシステム要件

Substance 3D Designer 11.3は、Windows 10 (64bit, version 1909)、Mac OS 10.14 (Mojave)で利用できます。より詳しいシステム要件はこちらから

Substance 3D Designer 11.3は、Adobe Substance 3D アプリのサブスクリプションプランに含まれています。

Adobe Substance 3D Texturing プランには、Painter、Designer、Samplerアプリと、月に最大30の3​​Dアセット(マテリアルのみ)が含まれ、価格は2,398 /月(税込)です。

Adobe Substance 3D Collectionプランには、Painter、Designer、Sampler、Stagerアプリと、1か月あたり最大50の3Dアセット(マテリアル、モデル、およびライト)が含まれ、6,028円/月(税込)(初年度4,818 円/月)です。

チーム向けAdobe Substance 3D Collectionプランには、4つのアプリ、100の3Dアセット、1TBのストレージ、と簡単なライセンス管理が含まれ、12,188円/月(税込)(初年度9,768 円/月)です。
価格の確認はこちらから

また、Steam で2022年末まで無料アップデートが可能なPainterDesignerSamplerStagerの永久ライセンスの販売が開始しました。(Substance 3D アセットプラットフォーム(以前の Substance Source)へのアクセス権限は含まれていません。)価格はそれぞれ15900円です。(現在セール中で10653円です。


Introducing Procedural Modeling with Particles in Designer

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