V-Ray 5 for Revit がリリース、リアルタイムレンダリング、ライトミキシング、ポストプロセス機能の追加など

プラグイン
2021年7月16日更新:V-Ray 5 for Revit update1 がリリースされました。この記事は以前のものを更新したものです。更新部分へ

2021年2月23日(現地時間)Chaosは、同社の Revit用レンダリングソフトウェアの最新アップデート V-Ray 5 for Revit をリリースしました。V-Ray 5 for Revit は昨年の12月にベータ版が利用可能になっており、この度正式なリリースとなります。

V-Ray 5 for Revit ベータ版がリリース
Chaos Groupは12月2日(現地時間)、Revit 版 V-RAY 5 ベータ版をリリースしました。 V-Ray 5 for Revitベータ版に...

V-Ray 5 for Revit 新機能ハイライト

このリリースでは、リアルタイムでのモデル探索、Chaos Cosmosを介した高品質の3Dコンテンツの追加ができるようになりました。さらに、ライティングを実験したり、ポストプロセスツールを使ってビジョンを完成させることが可能となっています。

■リアルタイムレンダリング
V-Ray Visionを使用すると、モデルを構築する際にリアルタイムで高品質のビジュアルフィードバックを得ることが可能です。さらに、画像や360パノラマを簡単にエクスポートすることができ、V-Ray Visionでセットアップされたマテリアル、カメラ、照明は、フォトリアリズムに合わせて簡単にスケーリングできます。
■レンダリング可能な3Dアセット
統合アセットライブラリであるChaos Cosmosを使用すると、Revitで直接レンダリング可能なオブジェクトを検索してモデルに追加することができます。Chaos Cosmosアセットは、正確なスケール、自動LOD、3ds Max、SketchUp、Rhinoとの相互運用性などを備えています。
Chaos Cosmosの詳しい情報は以下の記事をご覧ください。
[9/6日更新] V-RayやChaos Vantageで使用できる無料3Dコンテンツライブラリ Chaos Cosmos がリリース
2021年9月6日更新:Chaos CosmosがCinema 4Dに対応しました。(この記事は以前の記事を更新したものです。)更新部分へ 2021年2月23...
■ライトミキシング
レンダリングした後に、モデルの照明を実験して調整できます。個々の光源や光源のグループの明るさと色を調整して、空間に最適なレンダリングを見つけます。
■VFBでのポスト処理
レンダリングしたイメージの履歴を追跡し、カラー パラメータを微調整して Revit プロジェクトに直接保存できます。新しいレイヤーベースのコンポジターを使用して、最終レンダリングのカラー補正を行い、将来のプロジェクトのためにプリセットとして保存することができます。
■輪郭(Contours )
モデルにスケッチのような外観を与えることができます。グローバル輪郭設定を使用して、すべてのアウトラインを自動的に作成したり、特定の領域を強調するために輪郭マテリアル属性を使用することが可能です。
■ランダマイザー
UVWランダム化アセットを使用して、パターンや色をランダム化してリアルなマテリアルを作成することができます。ストキャスティック(確率論的) タイリング機能は、テクスチャ タイリングの継ぎ目を取り除きます。

Update 1 新機能ハイライト(7/16更新)

2021年7月14日(現地時間)Chaosは、同社の Revit用レンダリングソフトウェアの最新アップデート V-Ray 5 for Revit update1 をリリースしました。

このリリースでは、Light Genによる何百もの自然照明シナリオの自動生成、RevitマテリアルコンバータによるRevit PrismマテリアルのV-Rayマテリアルへの変換、Chaos Cloudでの複数ビューのバッチレンダリングなど、ボタンをクリックするだけでワークフローを高速化する強力な機能が追加されています。

■Light Gen

モデルのインテリアやエクステリアに自然光を生成するのが簡単になりました。Light Genは、空間を効果的にデザインするためにライトスタディを行う場合でも、準備の整ったモデルを最高の状態で見せたい場合どちらでも使用できます、

何百もの照明シナリオを手動で設定することなく気に入ったものを選択してレンダリングするだけで済みます。

■Revitのマテリアルをワンクリックで変換

ネイティブのPrismマテリアルをV-Rayマテリアルに簡単に変換できるようになりました。Revitマテリアルコンバータを使えば、オリジナルデータを活用しながら、エンジニア、ビルダー、クライアントが設計意図を把握できるようになります。

■クラウド上での一括レンダリング

Chaos Cloudでは、モデルの複数のビューを一括して送信することができます。各ショットの設定を定義し、一度だけアップロードし、Revit で作業を続けながら、Chaos Cloud がレンダリングを行うことができます。

他にも、CPUでのインタラクティブなレンダリングのためのIntel Open Image denoiserのサポートや、Chaos Cosmosアセットのための共有ネットワークストレージを追加し、負荷管理とワークシェアリングを改善しています。

V-Ray 5 for Revit のすべてのアップデート内容の確認はこちらから(リリースノート)


V-Ray 5 for Revit ウェブサイトへ

V-Ray 5 for Revit, update 1 adds new features

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