2021年2月23日(現地時間)Chaosは、同社の Revit用レンダリングソフトウェアの最新アップデート V-Ray 5 for Revit をリリースしました。V-Ray 5 for Revit は昨年の12月にベータ版が利用可能になっており、この度正式なリリースとなります。

V-Ray 5 for Revit 新機能ハイライト
このリリースでは、リアルタイムでのモデル探索、Chaos Cosmosを介した高品質の3Dコンテンツの追加ができるようになりました。さらに、ライティングを実験したり、ポストプロセスツールを使ってビジョンを完成させることが可能となっています。

Update 1 新機能ハイライト(7/16更新)
2021年7月14日(現地時間)Chaosは、同社の Revit用レンダリングソフトウェアの最新アップデート V-Ray 5 for Revit update1 をリリースしました。
このリリースでは、Light Genによる何百もの自然照明シナリオの自動生成、RevitマテリアルコンバータによるRevit PrismマテリアルのV-Rayマテリアルへの変換、Chaos Cloudでの複数ビューのバッチレンダリングなど、ボタンをクリックするだけでワークフローを高速化する強力な機能が追加されています。
■Light Gen
モデルのインテリアやエクステリアに自然光を生成するのが簡単になりました。Light Genは、空間を効果的にデザインするためにライトスタディを行う場合でも、準備の整ったモデルを最高の状態で見せたい場合どちらでも使用できます、
何百もの照明シナリオを手動で設定することなく気に入ったものを選択してレンダリングするだけで済みます。
■Revitのマテリアルをワンクリックで変換
ネイティブのPrismマテリアルをV-Rayマテリアルに簡単に変換できるようになりました。Revitマテリアルコンバータを使えば、オリジナルデータを活用しながら、エンジニア、ビルダー、クライアントが設計意図を把握できるようになります。
■クラウド上での一括レンダリング
Chaos Cloudでは、モデルの複数のビューを一括して送信することができます。各ショットの設定を定義し、一度だけアップロードし、Revit で作業を続けながら、Chaos Cloud がレンダリングを行うことができます。
他にも、CPUでのインタラクティブなレンダリングのためのIntel Open Image denoiserのサポートや、Chaos Cosmosアセットのための共有ネットワークストレージを追加し、負荷管理とワークシェアリングを改善しています。
V-Ray 5 for Revit のすべてのアップデート内容の確認はこちらから(リリースノート)
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