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[8/25更新] ZBrush 2021 がリリース!ダイナミクスシステム導入による新しい布ブラシの追加など

CGソフト
8/25更新:ZBrush 2021.1がリリースされました。更新部分へ

Pixologicは8月13日、3Dスカルプティングソフトウェアの最新アップデート ZBrush 2021 をリリースしました。

この最新リリースでは、ダイナミクスシステムによる新しいクロススカルプトブラシの追加、ダイナミックサブディビジョンの改善がされ、ZModelerには新機能が追加がされています、Brushエンジンそのものにも大幅な強化が加えられ、全体的なパフォーマンスが向上しています。

また、以前記事にしたとおり既存ユーザーには無料のアップデートとなっています。

ZBrush 2021 新機能

ダイナミクスの導入

ダイナミクス(物理シミュレーション)システムにより、あらゆる表面を収縮、拡張、膨張させたり、重力によって発生する衣服のシワがスカルプトできるようになります。マスキングを利用して、保持したい部位をピン止めしたり、巻きつけたりと、独特な操作が可能です。リアルな布のシワを作成するには、低解像度で均一な平面を用意して、衝突させるためのメッシュを配置後、衝突体積(collision volume)を有効にし、任意の操作を選択します。



布スカルプト

ダイナミクスシステムを利用し、布の表面を動的に操作できる特殊なブラシが追加されました。シワが発生する位置を選ぶことや、ジオメトリを掴み、シンプルにキャンバス上で動きまわすことにより、シワが作成されます。

10種類以上の布ブラシが追加されています。

クロスブラシの種類と説明

  • TransposeClothブラシ:
    Gizmo3Dの布シミュレーションを利用したバージョンです。実際にシミュレーションを実行しなくても、Gizmo3Dを使って何が起こっているかをコントロールすることができます。
    TransposeClothブラシを使って小さく拡大縮小すると、メッシュが波打つようになります。通常のスケーリングを行うには、AllowShrink/Allow Expandをオンにする必要があります(または標準のTransposeClothブラシを選択)。
  • ClothBall:
    膨らませる(inflate)と似ていますが、 このブラシは標準ブラシをベースにしているので、 サーフェスの法線を膨らませることはありません。
  • ClothDimple
    枕のボタンのように布を一緒に引き寄せます。
  • ClothFold:
    シワや折り目のために表面を少しねじります。
  • ClothHook:
    掴んで引っ張ったように布を引っ張ります。
  • ClothInflate:
    球体を覆っているかのように表面をシェイプします。
  • ClothMove:
    クロスのダイナミクスよりも、シミュレーションが少なくなり、より多くのコントロールが可能になります。このブラシでは、クロスプルブラシよりも伸びが少なくなります。
  • Cloth Nudge:
    表面をわずかに動かし、波紋を発生させます。
  • ClothPinch:
    サーフェスを引き寄せて折り目を作ります。Altキーを押しながら、サーフェスに対する折り目の方向を逆にします。
  • ClothPinchTrails:
    枕のようなものにシワを作ったり、皮膚の傷や傷にも。このブラシは、ストロークの経路に沿って挟み込みを繰り返します。
  • Cloth Pull:
    表面を引きます。布のドレープを制御するのに適しています。
  • ClothSlide:
    サーフェスを持ち上げて移動し、束になるように折り目をつけます。Altキーを押しながら、表面を凹ませます。
  • ClothTwister:
    サーフェスを円運動でねじります。ブラシ >> ツイスト >> ツイスト率スライダを負の値に設定して、反対方向にツイストします。
  • ClothWind
    布に吹き付けたような効果が得られます。ゆるい布地に自然な効果を出すのに便利です。

また、Brush >> Elasticity >> Simulation Iterations スライダーをアクティブにするとスカルプトブラシを布ブラシに変換でき、オリジナルの布ブラシが作成可能です。

ダイナミックサブディビジョンの強化

ダイナミックサブディビジョンは実際にベースとなるポリゴン数に影響することなく、サブディビジョンレベルを適用したモデルをプレビューし作業できます。この機能が強化され、調整可能な厚みをあらゆる片面ポリゴンのジオメトリに適用可能になりました。

さらに、MicroPolyという各ポリゴンそれぞれを指定のポリゴンに置き換える動的なインスタンス機能が追加されました。プリセットのライブラリから、ジーンズや、キャンバスの見た目にすることができます。

パフォーマンス向上

ZBrushにさらなるパフォーマンス強化が行われ、ブラシのスカルプトや、ハイポリゴンなモデルのレスポンス、ダイナメッシュ等をはじめとする様々な機能に関わるシステムの改定により速度が向上しています。最適オプションが追加され、マルチスレッド数が常にZBrushのベストパフォーマンスを発揮するよう、スレッド数を管理します。

ZModelerアップグレード

ZModelerに新機能が追加されました。

エッジ押し出し

新しいエッジ押し出し機能は一つのエッジ、複数のエッジ、完全なエッジループ/ポリループから作成でき、インタラクティブにエッジのスナッピングも可能となります。エッジスナップは、押し出したエッジを隣の面にスナップさせるだけでなく、他のメッシュの表面に沿ってスナップすることが可能です。

等間隔インセット

等間隔インセットにより、既存のトポロジーに対して新規で作成される単一ポリゴンや、選択したポリゴンエリアが等間隔になるよう、インセットが生成されます。生成されたポリゴンは完全に新規なポリグループとなります。

 

ナノメッシュの改良

ナノメッシュのインスタンス機能に改良され、シーン内にインスタンスメッシュが配置されている状態で編集が可能となりました。ナノメッシュと画面分割機能を組み合わせることで、不要なポリゴンを追加することなく調整が可能となります。

iMage 3D GIFとPNG形式

iMage 3D形式は、GIFまたはPNGファイルを利用し、画像とともに3Dモデルを同時に公開できます。このファイルは、2D画像として投稿できるウェブサイト上では通常の画像として表示され、ZBrushで画像を読み込むとサブツールを含む完全なモデルとして編集可能な状態で読み込まれます。

その他のアップデート

  • 可変カーソルサイズ機能追加
  • ファイル拡張子 Collada(DAE)とAlembic(ABC) 、3MFのインポート / エクスポートが可能に。
  • ZModelerのポリゴンオプションに”カメラを垂直に配置”ボタンが追加。
  • ZModelerで仮のポリグループを割り当てていたポリゴン選択時のALTキーの操作に改良。
  • サブディビジョンレベルの存在するモデルにトポロジーを編集しないZModelerの一部機能を利用できるようになりました。
  • パフォーマンスに最適化オプションが追加。
  • ギズモ中に画面を左タップすると素早くドローモードに切り替える”タップしてギズモモードを終了”という機能が追加。
    (環境設定>ギズモ3D>タップしてギズモモードを終了)
  • ギズモの移動中にShiftキーを押すことで精密移動する機能が追加されました。
  • レイヤーにMDD形式の書き出し機能を追加しました。
  • ライトボックス>スポットライトタブにSnapshot3Dで服を作成できるプリセットを追加しました。
  • IMM Primitive HにSingle Polyを追加しました。
  • 3DSMAX 2021用のGoZを更新しました。
  • 複数のマクロが追加されました。
  • サブツールマスター>表示に適用>Press Dynamic Subdiv >Applyでダイナミックサブディビジョンの適用ボタンを表示しているサブツールすべてに利用できるようになりました。
  • ストローク機能の追加:ブレ機能により、ストロークパスに沿ってアルファがその間をバウンスするようになります。
    ブラシの欠損機能はストロークに対してノイズを適用します。

ZBrush 2021.1 アップデート[8/25更新]

8月21日、ZBrush 2021.1がリリースされました。このパッチはすべてのユーザーに推奨される、アプリケーションの安定性と挙動改善を含むアップデートとなっています。

追加要素として [環境設定 >> タブレット >> Tablet Driver API ] からWindows 上のタブレットを使用している場合のパフォーマンスに影響を与える Windows Ink と ZBrush の連携方法を選択することができるようになっています。モデルを操作するときにラグの問題が発生する場合は、これらの他の設定のいずれかを試してみると解決するということです。

他にも、新しいTransposeClothツールの安定性の向上、プラグインの更新やブラシの修正などが行われています。

すでにZBrush2021 へアップグレードしているユーザーは、一度ZBrushを閉じ、ZBrush2021 2020のインストールされているフォルダ内の”ZUpgrader”アプリケーションを起動することで、パッチのダウンロードが可能となっています。ZUpgraderにて不具合が発生する場合、新規にて2021.1をインストールすることを希望する場合はこちらから

すべてのアップデート内容の確認はこちら

価格とシステム要件

ZBrush 2021は、64ビットWindows Vista 以降、Mac OS X 10.10以降で利用できます。

新規永久ライセンスは 895ドル、サブスクリプションは 39.95ドル /月、6か月は179.95ドル。

ZBrush 2021は、ライセンスを所有しているユーザーは無料でアップデートすることができます。

Zbrush の価格の確認や購入はこちらから(日本代理店での購入はこちらから

ZBrush 2021 へのアップグレードはこちらから

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