Topaz Video 1.4 がリリース!新たな処理基盤「Neuroserver」の導入で強力な画質向上モデル「Starlight Precise 2.5」のローカル版が追加

CGソフト

2026年4月26日(現地時間)- Topaz Labsより、動画品質を向上させるソフトウェア「Topaz Video」の最新アップデートとなるバージョン1.4.0がリリースされました。

主な新機能

このアップデートでは、強力な画質向上モデル「Starlight Precise 2.5」のローカルデスクトップ処理対応と、新たな処理基盤「Neuroserver」の導入が行われています。

Starlight Precise 2.5 (ローカル対応版) 

「Starlight Precise 2.5」は、Topaz Labs のクラウドアプリ「Astra」で先行提供されていた最新のAIモデルです。

Introducing Starlight Precise 2.5

今回のアップデートにより、ハードウェア要件を満たす環境であれば、すべてのユーザーがローカルのデスクトップ環境でこの強力なモデルを実行できるようになりました。デスクトップ向けのStarlightモデルファミリーとしては5つ目のバリアントとなるようです。

このモデルは、人間の顔や肌のテクスチャのリアルな再現に特化して調整されており、さらに素材、テクスチャ、テキストなどのディテール表現を大幅に改善することができます。

主な特長

  • 生成AI動画の質感改善:AI生成コンテンツ特有の「柔らかすぎる」「プラスチックのような」人工的な質感を自然に改善します。
  • フリッカーの低減:微細なテクスチャ部分で発生しやすい「ちらつき(フリッカー)」を大幅に軽減します。
  • 処理速度:高品質な拡散(Diffusion)モデルであるためレンダリングには時間がかかりますが、既存の「Mini」や「HQ」モデルと比較すると高速な処理が可能な設計となっています。
  • クラウド機能:すべてのサブスクリプションプランにおいて、クラウド経由でのモデルアクセスが可能です。また、クラウドエクスポート機能はMacとWindowsの両方でサポートされています。

推奨される用途と仕様

  • 対象コンテンツ:生成AI動画、実写映像、復元・レストア動画など、中〜高品質の素材に対して最も効果を発揮します。(※効果を最大化するには、ベースとなる映像の構造や構図が破綻していないことが前提となります)
  • 解像度の目安:入力動画は4K以下を推奨しています。出力解像度は最大で4Kまで対応します。

技術仕様とハードウェア要件

Starlight Precise 2.5をローカル環境で実行するためには、以下の厳しいハードウェア要件を満たす必要があります。3DCG・映像制作者の方は、ご自身のPC環境をご確認ください。

ローカル処理の実行には、後述する「Neuroserver」を介して処理が行われます。また、デスクトップ環境への最適化版のため、クラウド版のPrecise 2.5とは処理内容にわずかな違いがあります。

  • GPU:Nvidia製GPU専用(他社製GPUでは動作しません)
  • VRAM容量:最低12GBのVRAMが必須(16GB以上を推奨)
  • アーキテクチャ:GPU Compute Capability 8.9(GeForce RTX 40シリーズなど)に最適化されており、同世代のアーキテクチャが推奨されています。
  • 利用権:すべてのライセンス形態でローカル実行が可能です。

処理に適さないコンテンツ(注意点)

本モデルは高画質化に優れていますが、以下の条件に当てはまる映像の処理には適していません。

  • 激しいモーションブラー:ブレが強い映像の場合、モデルがブレを「テクスチャ」として誤認識してレンダリングしてしまう可能性があります。
  • 極端な低画質:非常に画質が低い、またはノイズ等で状態が著しく悪いメディアには不向きです。
  • インターレース素材:処理前に必ず別の工程でデインターレース(プログレッシブ化)を行う必要があります。
  • 低解像度:480p未満の低解像度コンテンツの処理は推奨されていません。

新しい実行基盤「Neuroserver」について

バージョン1.4.0より、拡散モデルを効率的に処理するためのシステム「Neuroserver」が導入されました。

NeuroStreamをローカルで利用するために用意されているのがNeuroServerです。対応モデルを選択すると、NeuroServerがユーザーのPC上で軽量なローカルサーバーとして起動し、モデルを読み込み、画像処理を行います。

NeuroStreamは、VRAM使用量を最大95%まで削減できる独自技術で、大規模モデルを高品質のまま一般的なハードウェア上で動かせるようにする業界初の仕組みです。処理速度がわずかに低下する点だけがトレードオフですが、これまでクラウド上の高性能GPUでしか扱えなかったモデルを、多くのユーザーがすでに持っている環境で実行できるようになります。

インストーラーのチェックボックスをオンにするとインストールが始まります(アプリ内アップデートの利用をおすすめします)。

今後、Starlight ファミリーのすべての拡散モデル(Starlight Mini、Sharp、Fast 2、HQ、そして今回の Precise 2.5)を使う際には、Neuroserver が必須になります。この移行によって、既存モデルの出力品質が変わったり低下したりすることはありません。

もし Neuroserver が正常に動作しない場合は、アプリのインストーラーから 「Repair(修復)」モード を実行して再インストールしてください。

注意

  • 今回のバージョン1.4.0に含まれる「ローカル処理機能」は、現在Windows版のみの対応となっています。Mac版では「Precise 2.5」へのクラウドアクセス機能が含まれています。
  • アップデート後に問題が発生した場合、公式では以下の初期対応を推奨しています。
    • GPUドライバーの更新:多くの場合、グラフィックドライバーを最新バージョンに更新することで問題が解決します。
    • ファイアウォールの設定:セキュリティソフトやファイアウォールがアプリケーションの起動をブロックしている場合があります。Topazを例外リストに追加して動作を確認してください。

価格とシステム要件

Topaz Video  は、Windows 10 or 11(intel or AMD)、Windows 11(ARM)、macOS 12 Monterey 以降で利用することができます。システム要件の詳細については、公式のシステム要件ページをご確認ください。

価格は以下の通りです。

月額払い 年額払いお得
主な機能
  • 無制限のローカルレンダリング
  • 標準モデル

    Proteus, Iris, Nyx, Rhea, Rhea XL, Artemis, Gaia, Theia, Apollo, Chronos, Aion, Themis, SDR to HDR, Stabilization

  • Nyx XL モデル
  • Starlight (クラウド) モデル
  • Starlight Sharp (クラウド) モデル
  • 25ビデオクラウドクレジット/月
  • 限定的な商用利用

    年間収益100万ドル未満の組織向け

Pro
$67 /月
年間コミットメント
Personalプランの全機能, さらに…
  • シート管理 (1〜5)
  • Starlight (ローカル) モデル
  • Starlight Sharp (ローカル) モデル
  • 100ビデオクラウドクレジット/月
  • 完全な商用利用

また、3つのデスクトップアプリが含まれた Desktop Collection や Topaz Studio の一部としても利用することができます。

詳しい価格オプションはこちらの記事をご覧ください。

またセールも開催中(投稿時点)です。詳細は以下の記事をご覧ください。

バージョン 1.4.0 をダウンロード

Windows版 ダウンロード Mac版 (DMG) ダウンロード Mac版 (PKG) ダウンロード

最新の価格、システム要件の確認は Topaz video 公式ウェブサイトへ

コメント

Translate »
タイトルとURLをコピーしました