RADiCALは、モーションキャプチャや3Dシーンのデザインが可能な同社のリアルタイム3Dコンテンツ制作プラットフォームの新機能『RADiCAL VCam』を発表しました。
RADiCAL VCamとは
RADiCAL VCamは、RADiCALプラットフォームが提供する、スマートフォンやタブレットをリアルタイムのバーチャルカメラに変える新しい機能です。
映画制作やプレビジュアライゼーションの分野で活躍する制作者は、ダウンロード不要でスマートフォンやタブレットをリアルタイムのバーチャルカメラに変え、ブラウザベースの RADiCAL 環境の「外部」で、現実世界の機材を操作するのと同じようにバーチャルカメラを手でコントロールできるようになります。
RADiCAL VCamは、業界標準のプリセット、様々なセンサーサイズとクロップファクター、さらに現実世界のカメラ設定を反映するカスタムの視野角により、バーチャルシネマトグラフィーを完全にコントロールできます。主な特長は以下の通りです。
- レンズとセンサーのカスタマイズ: 業界標準のセンサーサイズ、クロップファクター、レンズオプションから選択でき、現実世界のカメラ設定に正確に合わせることが可能です。これには、様々な種類のレンズ(超広角から定番の35mmまで)を切り替える機能が含まれます。
- 被写界深度(DoF)と焦点制御: リアルタイムのDoFトグルと焦点距離の調整により、ショットの構図を微調整し、映画のようなフォーカス効果を得ることができます。ボケ具合の微調整も可能です。
- 精密なフレーミング: 仮想フレームのあらゆる側面をコントロールし、オンセットのシネマトグラフィーを細部まで再現できます。
利用について
RADiCAL VCamは、無料 (Personal) ライセンスと有料 (Pro) ライセンスの両方で利用できます。
iOSおよびAndroidのインターネット接続が可能なスマートフォンやタブレットで使用可能です。
アプリのダウンロードは不要です。RADiCAL Canvasなどのプラットフォーム上で「VCam」を選択し、表示される独自のQRコードをスマートフォンまたはタブレットでスキャンするだけで、モバイルデバイスがコンピュータに瞬時に接続されます。
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