2025年2月13日(現地時間) – KeenTools は、 VFX と 3D アーティスト向けのスマートツールの今年最初のアップデート KeenTools 2025.1 のリリースを発表しました。
新機能ハイライト
このアップデートは、Blender の GeoTracker と FaceTracker にスタートフレームセレクターと、新しいワイヤーフレームレンダリングオプションが追加されました。他にも、Nuke 15.2 BetaとBlender 4.4 Betaのサポートマイナーな改良とバグ修正が行われています。
これらの新機能以下の動画で使用方法を見ることができます。
■スタートフレームセレクター
GeoTrackerとFaceTrackerには、クリップ入力とシーケンスマスクの両方に便利なスタートフレームセレクターが追加されました。
この機能を使用すると、映像とマスクのタイムライン上の位置を素早く調整することができます。
■ワイヤーフレームレンダリングオプション
トラッキングプレビュー、デモ、デイリーの作成に最適なワイヤーフレームレンダリングオプションが追加されました。
これにより、レンダリングでワイヤーフレームの動きを正確に見せることができます。新しいボタンはエクスポートタブにあります。
新機能リスト
Blender パック
- Blender 4.4 ベータ対応
- GeoTracker と FaceTracker のクリップ入力用のスタートフレームセレクター
- GeoTrackerとFaceTrackerのシーケンスマスク用のスタートフレームセレクター
- エクスポートタブのクイックトラッキングプレビュー用のワイヤーフレームレンダリング
- その他のバグ修正と改善
Nukeパッケージ
- Nuke 15.2 Betaのサポート
- マイナーなバグ修正と改善
AE用GeoTracker
- マイナーなバグ修正と改良
価格とシステム要件
KeenTools は、Nuke 12以降、Blender 2.8以降、After Effects version 17以降で利用可能です。
FaceBuilder、FaceTracker、GeoTracker の価格は以下の通りです。
- Freelancerライセンス:18ドル/月または179ドル/年
- Studioライセンス:499ドル/年
すべてのライセンスは商用目的で使用できます。サブスクリプションはクロスプラットフォームなので、Foundry NukeやAfter Effectsで有効なGeoTrackerライセンスがあればBlenderでも使えます。
その他の価格やライセンスについてのより詳しい情報はこちらから
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