2025年2月12日(現地時間)- Chaos は、V-Rayシーンを100%レイトレース環境でリアルタイムに探索・操作するためのツールの最新アップデート Chaos Vantage 2 アップデート7 のリリースを発表しました。
新機能ハイライト
このアップデートでは、新しいレンズエフェクト、V-Ray Dirt、スキャッターのアップデート、OCIOとDLSS 4のサポートの追加などが行われています。
スキャッターの強化

スキャッターサーフェスカラー(Scatter surface color)
下にあるオブジェクトのカラーに基づいてインスタンスをカラー化できるようになりました。
これにより、芝生エリア、カーペット、その他のカスタム サーフェスを作成する際により自然な外観を実現できます。

分布マップ(Distribution maps)
Chaos Scatterの新しいディストリビューションパターンで、指定されたエリアの異なる密度スタイルを簡単に切り替えられるようになりました。
これにより、これまでにないスピードでインスタンス分布を使用できます。
新しいレンズエフェクト
以下の新しいレンズエフェクトが追加されました。

レンズの歪み
レンズのひずみ(Distortion)をシミュレートし、レンダリングをより自然で没入感のあるものにできるようになりました。
バレル(barrel)ディストーションやピンクッション(pincushion)ディストーションを再現することで、リアリズムを維持し、CG要素を実写映像とシームレスに融合できます。

ビネット効果
ビネット(vignette)カメラ効果でビジュアルフォーカスとリアリズムを強化することで、レンダリングに深みやムードを追加できます。

光学ビネット
キャッツアイボケとしても知られる光学ビネット(optical vignette)は、現実世界のカメラの動作を模倣し、リアリティとアーティスティックな表現力を高めます。
V-Ray Dirt テクスチャ
要望の多かったV-Ray Dirtがサポートされ、複雑なマテリアルの経年変化サーフェスエフェクトを実現できるようになりました。

シャープ/ぼかし
ぼかし/シャープのポストエフェクトが追加されました。
これにより、サードパーティの処理ツールを使わなくても、よりアーティスティックなコントロールが可能になりました。

太陽と空の強化
PRG Clear Skyモデルがアップグレードされ、V-Ray 7に合わせて高度(Altitude)と濁度(Turbidity)パラメータが追加されました。
改良されたPRGスカイモデルにより、よりリアルな静止画や没入感のあるアニメーションを作成できます。

OCIOサポート
Vantage の OCIO サポートにより、アセットの作成から最終出力まで、正確なカラーを実現できるようになりました。
カラープロファイルの設定、異なるソフトウェア間での一貫性の維持、パイプラインの問題のトラブルシューティング、カラーグレーディングとレンダリングのワークフローの最適化により、正確なカラーマネージメントを実現します。
DLSS 4 のサポート
リアルタイムレンダリングのための最適化された設定や、ゴーストやちらつきなどのアーティファクトを最小限に抑えるための時間的安定性の向上により、画質が向上。
DLSS 4の詳細は以下をご覧ください。
その他
- 16ビット.png出力ファイルのサポートが追加されました。このオプションは、編集(Edit)>環境設定(Preferences)>一般(General)>16ビットPNGファイルの保存(Save 16-bit PNG files)で設定できます。
- Intel および AMD デバイスでのビデオ エンコーディングのサポートが追加されました。
- ビューポートにアニメーションによるカメラパスの視覚化が追加されました。カメラパスは、トップツールバー(Top toolbar)>ビューフィルタ(View filter)>カメラパス(Camera path)から無効にできます。
価格とシステム要件
ChaosVantageは、Windows 10 Update 2004 (バージョン 10.0.19041)以降、DXR 互換の NVIDIA または AMD GPUで利用できます。
より詳しいシステム要件はこちらから
価格は97,200円/年または16,200円/月です。


























コメント