AMD Software: Adrenalin Edition 23.9.1 がリリース、AMD HYPR-RXとAMD Radeon Anti-Lag+ が追加

CGソフト

2023年9月6日(現地時間) – AMD は、AMD Software: Adrenalin Editionの最新アップデートのリリースを発表しました。

新機能ハイライト

この最新リリースであるAMD Software: Adrenalin Edition 23.9.1 では、AMD HYPR-RXとAMD Radeon™ Anti-Lag+という新機能が追加されました。

HYPR-RX

HYPR-RXは、ユーザーが簡単にRadeonグラフィックスを最適化し、ゲームにおいて高いパフォーマンスを達成し、レイテンシーを低減することを可能にする最新の機能です。

HYPR-RXを有効にすると、AMD Radeon™ Super Resolution(RSR)、AMD Radeon™ Anti-Lag、およびAMD Radeon™ Boostが連携し、互換性のあるHYPR-TUNEDゲームにおいて、パフォーマンスを向上させ、入力レイテンシーを最小限に抑えます。

HYPR-TUNEDゲームとは、HYPR-RXを有効にした後、自動的にRSRまたはAMD FidelityFX™ Super Resolution6(FSR )が有効になるゲームを意味します。つまり、ユーザーがゲームに介入する必要はありません。HYPR-TUNED非対応のゲームでもHYPR-RXの性能上の利点を利用することができ、入力解像度を下げてRSRを有効にするか、ゲーム設定内でFSRプリセットを選択する追加の手順が必要なだけです。

現在、HYPR-TUNEDをサポートする15タイトルが発表されています。将来的にはさらに多くの最新タイトルや今後発売予定のタイトルに拡大する予定となっています。

  • Assassin’s Creed Valhalla
  • Borderlands 3
  • Call of Duty: Modern Warfare 2
  • Control
  • Cyberpunk 2077
  • Destiny 2
  • Dying Light 2 Stay Human
  • Fortnite
  • Forza Horizon 5
  • Horizon Zero Dawn
  • Marvel’s Spider-Man Remastered
  • Marvel’s Spider-Man: Miles Morales
  • Red Dead Redemption 2
  • Shadow of the Tomb Raider
  • The Witcher 3: Wild Hunt

以下は、さまざまなRadeon RX GPUでテストされた6つのHYPR-TUNEDタイトルの結果です。

AMD Radeon Anti-Lag+

AMD Software: Adrenalin EditionのAMD Radeon Anti-Lag機能は、入力レイテンシーをほぼ1フレーム分短縮し、ゲームの応答性を向上させます。 Radeon Anti-Lagは、CPUの作業ペースを調整し、キュー内のCPU作業量を削減することで、入力レイテンシーを最小限に抑えることができます。

最新のAMD Softwareのアップデートでは、AMD Radeon Anti-Lag+が導入されました。Anti-Lag+は、ゲームごとに特定の待ち時間短縮プロファイルを持つAnti-Lagを導入することで、応答性の高いゲームを次のレベルに引き上げます。

次の画像では、AMDのテストにおいて、以下のタイトルでAnti-Lag+がどのようにレイテンシーを低減したかを確認できます。

また、この新機能に関連して、AMD Radeon Anti-Lag+をサポートするタイトルのレイテンシのONとOFFの違いを比較するため、デフォルトのホットキーでオーバーレイを切り替えることができるようになっています。

AMDは、「Anti-Lag+が競合他社と異なる点は、他のソリューションのようにSDKの統合を必要とすることなく、ユーザーが入力遅延を最小限に抑えることができ、Radeon BoostおよびRadeon Super Resolutionと相互運用することで、さらなるパフォーマンス強化を実現することです。」としています。

ノイズ抑制アップデート

2022年、声からバックグラウンド・ノイズを分離することができるAMD Noise Suppressionが発表されましたが、このリリースでは、Noise SuppressionにCPU処理とGPU処理を選択できるオプションが追加されました。AMDは、ゲーム中は、妥協することなくグラフィックスレンダリングのためにGPUを使用するためにCPUベースのノイズ抑制処理を選択することをおススメしています。

 

その他詳しい情報はリリースノートへの確認はこちらから

ダウンロード

最新ドライバのダウンロードはこちらから


AMD HYPR-RX™ ON!

コメント

Translate »
タイトルとURLをコピーしました