Blender アーティスト、アドオン開発者 の Amandeep 氏による新しい Blenderアドオン Saved Views の紹介です。
Saved Views とは
「Saved Views」はBlenderのビューポートのカメラ位置や角度(視点)を簡単に保存し、いつでも瞬時に呼び出すことができるアドオンです。
すべてのビューのサムネイルを保存し、ビュー間の切り替えがより簡単にできるようになります。
■主な機能
- ビューポートの保存と復元: よく使うアングルや、確認したい特定の箇所などを保存しておけば、ワンクリックでその視点に戻れます。
- サムネイル表示: 保存したビューはサムネイル画像で一覧表示されるため、目的のビューを直感的に見つけ出すことができます。
- ビューポート検索: たくさんのビューを保存していても、名前で検索して素早くアクセス可能です。保存したビューの名前で検索して、直接そのビューに切り替えることもできます。
- ローカルビュー(分離表示)の状態も保存: オブジェクトを個別に編集する際のローカルビューの状態も、そのまま保存・復元できます。
- カメラリスト: シーン内のカメラをリスト表示し、簡単に切り替えることができます。
使用方法
- Saved viewsパネルには、N-Panelのviewセクションに行くか、CTRL+W(preferencesで変更可能)を押すことでアクセスできます。
- パネルでは、+ボタンで新しいビューを保存し、-ボタンで既存のビューを削除することができます。サムネイルは自動的にキャプチャされ、保存されます。
- 保存されたビューは、サムネイルを選択するか、リストから名前を選択することで、切り替えることができます。
- ローカルビューの状態も保存されているので、保存したビューを選択するだけでローカルビューに戻れます。
- また、カメラリストも用意されており、カメラビューを素早く切り替えることが可能です。
更新情報
V3.0
- 他の主要な3Dソフトウェアのように、ホットキーを使ってビューを素早く保存したり、呼び出したりできる機能が追加されました。(V2のクイック保存機能をさらに強化!)
- Cyclesレンダーモードでビューを保存する際のサムネイル表示が改善されました。
V2.0
- ビューポートでの検索と選択機能を導入: ビューポートから直接、名前でオブジェクトを検索して選択できます。複数のオブジェクトの下に隠れているオブジェクトを見つけるために、毎回アウトライナーに移動する必要はありません。保存したビューの名前を検索して、すばやく切り替えることもできます。
- 新しい「ビューにカメラを追加」ボタン
- クイック保存機能(F5キーを押して名前を入力するだけで現在のビューを保存)
- バグ修正
価格とシステム要件
Saved views は、2.93以降で使用することができます。
価格は6.99ドルです。



























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