Character Creator 4.1 がリリース!AccuRIG 搭載、LOD機能、サブディビジョンエクスポートの追加など

CGソフト

2022年9月29日(現地時間)- Realusionは、3Dアニメーションソフトウェアとアニメーション、ゲーム、AR/VRのための3Dキャラクター作成ソフトウェアの最新アップデート iClone 8.1 と Character Creator 4.1 をリリースしました。ここでは、 Character Creator 4.1の新機能を紹介したいと思います。

新機能ハイライト

Character Creator 4.1(CC4.1)は、「Enlivening Any Characterる」をモットーに、アニメーションのためのキャラクターのリギングという障害を克服することを目的としたアップデートとなっています。8月にリリースされた無料の自動リギングツール AccuRIG が搭載されるようになり、CC4.1は、あらゆる静的モデルを、クロスプラットフォーム対応のアニメーション対応キャラクターに数分で変換することができます。

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さらに、サブディビジョンエクスポートの強化とディテールレベル(LOD)生成といった新機能により、プロおよびインディーズスタジオの両方が、リアルタイムのパフォーマンスを損なうことなく、映画用の超リアルなデジタル俳優や多人数参加型オンラインゲーム用に最適化するためにキャラクタを強化することが可能です。

AccuRIG が搭載

AccuRIGが搭載されたCharacter Creatorは、人型モデルの自動リギングや複雑なマルチメッシュ構造の取り扱いが可能となりました。ハードサーフェイスはスキンウェイトから分離して剛性を保つことができ、ペイントされたスキンウェイトは複雑さに関係なく、カットしたり調整したりすることができます。

選択したメッシュをオートリグ 

任意の項目を選択すると、シンプルな3ステップのオートリグプロセスが実行されます(各ステップは設定可能で、可逆的です)。

保存可能なボーン定義

ゲーム開発者は、同じボーン定義プロファイルを同じボディスケールの他のゲームアバターに適用することができ、繰り返しのステップを回避して時間を大幅に節約できます。

再リギングと再利用

人型キャラクターや静的メッシュは、オリジナルの顔ボーンや顔アニメーションを保持したままCCアバターに変換することができます。リグ化されたキャラクターは、ポリカウントやボーン数を簡単に減らすことができます。

ハードウェアの自動アタッチメント

ヘルメットやアーマーなどのハードなアイテムは、アクセサリーとして最も近いボーンに自動でアタッチされ、メッシュの歪みを防ぎます。

未使用のボーンマスキング

割り当てられたボーンを適切にアニメーションさせるので、体の部分的な動きや不完全なT字やA字ポーズのキャラクターに適しています。

物理、スキンウェイト、スケルトン調整

オートリグの結果を手動で微調整し、体の比率を調整し、フローティングアクセサリに物理属性を割り当てることができます。

Skin Weight

Proportion

Physics

キャラクターの最適化とデシメート(LOD)

ワンマンチームからAAAプロダクションスタジオまで、最適化およびデシメートされたキャラクターをワンクリックで実現し、映画制作、ゲームデザイン、VR/ARアプリケーション、大規模な群衆シミュレーションに対応しながら、作成した各キャラクターの使い勝手を最大化します。

■キャラクターのスケールダウン – 複数の詳細レベル:ボーン数、ポリ数、テクスチャサイズ、顔の詳細など、リダクションプロセスを完全にコントロールすることが可能です。

■柔軟なキャラクター最適化

変換の繰り返しを避けるため、すべてのカスタム設定とプロファイルは、他のキャラクターで再利用できるように保存することができます。

・カスタム設定

GIF

・ボーンテンプレート

種類のボーンテンプレートは、様々な媒体での用途に適しています。

メッシュ

ポリゴン数を減らしながら、メッシュ構造を維持することができます。また、すべてのアクセサリーを1つのメッシュに統合し、PBRレンダリングすることも可能です。

GIF

・テクスチャ

・フェイシャル

ェイシャルリダクションパネルでは、フェイシャルモーフ、歯や舌、顔の骨を削除して、リアルタイムパフォーマンスを最適化し、クラウドレンダリングに対応させるオプションがあります。

ハンドジェスチャーのベイク

遠くのキャラクターやオブジェクトを持っているキャラクターは、指の数を減らしたり、ハンドジェスチャーを置き換えたりすることができます。

サブディビジョンエクスポート

ローポリのリアルタイムキャラクターモデルを細分化する機能は、クローズアップ撮影や高解像度の画像/動画出力に欠かせません。サブディビジョン化されたアニメーション可能なキャラクタは、すべてのレンダリングエンジンと互換性があり、ビジュアル品質の顕著な向上を実現します。

CC4.1に新しく追加されたサブディビジョンエクスポートは、世界で唯一とされており、エクスポートしたクアッドベースのリグキャラクタは、フェイシャルモーフを含むFBX/USDフォーマットでエクスポートして、他のアプリケーションで支障なくレンダリングすることが可能です。

プロダクション対応品質

CCアバターやインポートされた低解像度のクアッドベースのキャラクタは、リアルなキャラクタやスタイライズされたキャラクタも含めて、サブディビジョンエクスポートの恩恵を受けることができます。アクセサリー、衣服、小道具のアウトラインとシェーディングも最適化されます。

主要プラットフォームへのエクスポート

FBX/USDフォーマットまたはLiveLinkを使用するだけで、Subdivision Exportは、あらゆるタイプのリアルタイムキャラクターをプロフェッショナルな高解像度レンダリング用に大幅に改善することができます。

他にもGoZの改善などの機能強化もされています。その他すべての更新内容の確認はこちらから

価格とシステム要件

iClone8 と Character Creator 4 は、Windows 64-bit 10、8、7(SP1)で利用可能です。

価格は、永久ライセンスでiClone8が599ドル、Character Creator 4 が299ドルとなります。その他オプションやバンドル製品の価格の確認はこちらから

以前のバージョンのユーザーはアカウントにログインすると割引価格が表示されます。

30日間の体験版のダウンロード&システム要件の確認はこちらから(iClone8 / Character Creator 4


Character Creator 4 ウェブサイトへ

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