Blender Cloud が Blender Studioに!

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2021年10月22日(現地時間)Blender Cloud が Blender Studioに名称変更されることが発表されました。

Blender Cloud について

Blender Cloud は、Blenderのトレーニング動画や、アドオン、オープンプロジェクトで使用されたアセットなどにアクセスすることができる。サブスクリプションベースの有料ウェブサービスです。

2014年3月にGooseberry Open Movieのクラウドファンディング・キャンペーンを支援し、Blender Open Movie プロジェクトのすべてを共有するためプラットフォームとして立ち上げられました。

サブスクリプション・プラットフォームを作ることで、DVDの販売をベースにした以前のクラウドファンディング・キャンペーンと比較して安定した資金を確保することができるようになり、Blenderを中心としたコンテンツを制作するためにフルタイムのアーティストや開発者のチームを永続的に雇用できるようになりました。

この時に雇われたチームがのちの、Blender Studioということになります。

Blender Cloud が Blender Studioに

時を経て、Blender StudioとBlender Cloudの関係性がわかりにくくなってしまいました。人気のある短編映画には「Blender Studio」というブランドが使用されますが、その後に、すべてのコンテンツが利用できるようになるのは、「Blender Cloud」です。もしサポーターがBlender Studioの映画やトレーニング、アセットの作成に協力したいのであれば、Blender Cloudに参加しなければなりません。

それに加えて、Blender Cloudは制作やレンダリング管理、テクスチャやHDRIライブラリ、Blenderプリファレンスの同期などのサービスを提供し始め、部分的にBlender CloudをSaaS(サービスとしてのソフトウェア)化しました。Blender Studioの戦略は常に「業界グレードのコンテンツを作成し、Blenderの限界を押し広げ、制作資産と知識を共有すること」です。このようなサービスは、「Blenderをインターネットに接続してデジタル制作を促進する」というテーマに沿ったものでしたが、Blender Studioにとって必ずしも重要ではありませんでした。

以上のことから、Blender CloudプラットフォームはBlender Studioプラットフォームに改名されます。

Blender Studioが制作するコンテンツとそれが共有される場所との間に強い関連性を持たせることで、Blender Studioのサポートを開始あるいは継続する理由がより明確になると考えられています。

Blender Cloudのサブスクリプションは?

サブスクリプションに影響はなく、価格も月額9.9ユーロのままです。

今後は “Blender Studio “サブスクリプションとなります。

Blender Cloud のサービスはどうなる?

Blender Sync, Image Sharing, Attract, Flamenco は、別の形で提供できるようになるまで、しばらくの間はそのままです。

現在、Flamencoを簡単に導入でき、完全にスタンドアロンでセルフホスティング可能なソリューションにすることが検討されています。これらのサービスの将来的な計画については、今後発表されるようです。

Blender Development Fund と Blender Studio の違い

Development Fund(開発基金)とBlender Studioはそれぞれ異なる目的を持っています。
開発基金は、アムステルダムのBlender本社や遠隔地にいるフルタイムの開発者が、コア開発、安定性の維持、公式リリースの提供、ソフトウェアとしてのBlenderに関する戦略的なプロジェクトに取り組めるようにすることに焦点を当てています。
Blender Studioは制作に焦点を当てており、世界的なアーティストのグループがBlenderの限界に挑戦し、スタジオ環境でBlenderを展開する方法に関する全ての制作アセットや知識(トレーニングやドキュメント)をオープンに共有します。
Development FundとBlender Studioのプラットフォームは、2つの補完的なタスクを追求することを可能にし、それが組み合わさることでBlenderが成熟した制作ソフトウェアとして成長し、向上していくことを可能にします。

今後の展開

まもなくSprite Frightの映画が公開され、その後、たくさんのメイキング素材、アセット、ブレイクダウンなどが共有されることとなります。

また、Blender Cloud が Blender Studioになったことで、ソーシャルメディア、blender.orgのウェブサイト、メールサポートのアドレスなどの調整が行われるとのことです。


Blender Studio and Blender Cloud

Blender Studio ウェブサイトへ

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