2021年6月21日(現地時間)BorisFXは、ポストプロダクションのためのプラグインコレクションの最新アップデート Continuum 2021.5 をリリースしました。
Continuum 2021.5 新機能
このリリースでは、Particle Illusionの3D機能の強化や新しい映画のようなエフェクトとプリセットの追加などがされています。
Particle Illusionの新機能
- ノードビュー:ツリー内の任意のパーティクルノードを選択すると、対応するパラメータがコントロールパネルに即座に表示されます
- 3Dエミッターの形状、力、デフレクター、エミッション:フラットな2Dから3Dまで
- After Effectsとの緊密な統合:エミッターはAEネイティブのライブテキストとマスクレイヤーをトレースし、エミッターはホストネイティブのライトと3Dレイヤーにアタッチ可能です
- エミッタープリセット:ドラッグ&ドロップで使えるプリセットが付属のエミッターライブラリに追加されました。
The Cinematographer Toolkit (BCC+)の新機能
- 9種類のGPUアクセラレーションによるHDR対応のシネマティックエフェクト:BCC+Multi-Star、BCC+Vignette、BCC+FilmGrunge、BCC + TwoStrip、BCC+Flashing、BCC+Composite、BCC+F-Stop、BCC+Fluorescent、BCC+Haze
- プロによって設計された200以上のドラッグアンドドロッププリセット
- すべてのBCC+フィルターに追加されたAvidインフラストラクチャコントロール:「タイトルマットに適用(Apply to Title Matte Option)」オプション、「セーフレベル(Safe Levels Option)」オプション、「トゥルーバイパス(True Bypass Switch)」スイッチ
Final Cut Pro版がリリース(7/15更新)
2021年7月14日(現地時間)BorisFXは、Final Cut Pro版Continuumの最新アップデート Continuum 2021.5 FCPをリリースしました。
Continuum FCP 2021.5は、すべてをグラフィックプロセッサでレンダリングする新技術により、一から作り直されました。これにより、以前のバージョンのContinuumと比べて、最大で10倍の速さで作業ができるようになるとことです。
【注意事項】
■Apple M1コンピュータ上でシームレスに動作するM1のネイティブサポートはまだされておらず、近日中にリリースが予定されています。
■Continuum FCP 2021.5のエフェクトは完全に新しいもので、従来のContinuum FCPエフェクト(2020年またはそれ以前)とはリソースを共有していません。レガシーのContinuum FCPを使用しているFCPまたはMotionプロジェクトにアクセスする必要がある場合は、レガシーバージョンと一緒に実行することができます。
価格とシステム要件
Continuum 2021は、Mac OSX 10.12 以降、Windows 7 以降で利用できます。
プラグインは、Adobe After Effects、Premiere Pro、Avid Media Composer、OFXホストのBlackmagic DaVinci Resolve、Foundry Nuke、VEGAS Pro、FCP XとMotionに対応しています。
価格についてはこちらから確認できます
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